ウィメンズ オックスフォードシューズ
トラディショナルな外羽根キャップトゥモデルのKISDON GV(キスドン)。
ジョセフ チーニーのメンズモデルで圧倒的な人気を誇るケンゴンのウィメンズモデルです。
アッパーレザーに傷・汚れ(水濡れ)にも強い大粒のシボが特徴のグレインカーフ、足の甲を覆うベロを羽根と繋げホコリや雨が入ってくるのを防ぐベローズタン、アウトソールにビブラム社の”Vi-Lite”ソールを使うことにより、非常に軽量でありながら耐久性に優れ、荒れた路面や雨の日にも対応できるようにしています。
この靴の最も特徴的な仕様とも言えるのが、「ヴェルトショーン仕様」です。アッパーレザーをウェルトの上側に縫い付けることでコバを一体化させ、ホコリや雨の侵入を防ぎます。熟練した職人の技と専用の機械が必要になるため、1週間でわずかな生産しかできず、非常に手の込んだ作りとなっています。
外羽根のオックスフォードシューズはカジュアルにもキレイめにも合わせやすく、上品で洗練された印象を与えてくれます。重厚な見た目からは想像できない、柔らかな足あたりと履き心地の良さをぜひご体感ください。
◆JOSEPH CHEANEY/ジョセフ チーニー のウィメンズシューズ
・土踏まずがシェイプされているので、シューズのフィット感がUP。
・カーフ(牛革)の素材は、お手入れすることで、より美しく、より永く付き合えます。
・ラバーのソールは滑りにくく、歩きやすくなります。
◆ミリタリーシーンで重宝されてきたグッドイヤーウェルト製法の “ヴェルトショーン“仕様
アッパー(表革)のグレインレザーがそのままウェルトに重なっているのが分かるでしょうか。 これこそが“ヴェルトショーン”仕様です。
一般的なグッドイヤーウェルトだとアッパーがウェルトの内側に来るのに対し、このようにアッパーをウェルトの上側に縫い付ける仕様がそう呼ばれています。
ヴェルトショーンはアッパーとの隙間がなくなるため、雨水の侵入や染み込みを防ぎ、独特の存在感を放つように仕上がります。 小石や土埃、そして雨水が入りにくいミリタリーシーンで重宝されてきた仕様です。
(上画像:ライニングを釣り込み、そしてアッパーを釣り込む前の状態。この状態からウェルトにアッパーを被せてスライスしていく)
アッパーを全体に適切なテンションを掛ける為の意匠など熟練の職人技、そして専用のマシーンを必要とするため生産できる数も非常に限られる手の込んだ仕様は、まさに質実剛健さを体現した英国的ディテールの代表格。その中でもチーニーは今も尚ヴェルトショーンで作り上げることが出来る数少ないノーザンプトンのシューメーカーの1つだと言われています。
◆ホコリや雨水を防ぐベローズタン
一見わかりにくいのですが、シューレースを外すと足の甲を覆う “ベロ”が羽根の部分と繋がっていることがわかります。これは「ベローズタン」と呼ばれる仕様で、トレッキングシューズなど登山靴とも共通する作りです。ベロと羽根の間からホコリや雨が入ってくるのを防ぐためのもので、上のヴェルトショーン製法と合わせて悪路対策を目的として採用されています。外からは見えないディテールだけに、これを省略しているシューズも多い中、「キスドン」では革の裁断や縫製にひと手間増えるのもいとわず“本物”の仕様にこだわっています。
◆ビブラム社のVi-Liteソール
イタリアに本社を構えるVibram社製の高性能ラバーソール。一般的なソールと比較しても、グリップ力やクッション性、耐久性などに優れており、世界的ブランドのアウトドアシューズのソールにも数多く採用されています。Vi-Liteは軽量でありながら耐久性に優れた発泡素材でできていて、立ち仕事や長時間の歩行のために開発された素材。アウトドアだけでなくタウンユースにも最適なラバーソールです。
◆より永くご愛用いただくために
シューツリーは、靴を大切に永くご愛用いただくための必須アイテム。愛用の靴をムレや型崩れから守ってくれる他、靴磨きの際にも入れておくと形が維持されるので磨きやすくなります。
◆プロの靴磨き職人による靴磨きの全工程を伝授
“How to 靴磨き”をテーマに、プロの靴磨き職人による靴磨きの全工程一発撮りを有料配信。シューレースを解く工程から、鏡面磨きまでノーカットでご覧いただけます。
*詳細は
こちらから。
ジョセフ チーニーの2024年上期売れ筋商品8選
BRITISH NOTE 04 JOSEPH CHEANEY / ジョセフ チーニーのウィメンズ・コレクション
ジョセフ チーニー / JOSEPH CHEANEY
1886年、英国靴の聖地にて創業。日本で伊藤博文が初代総理大臣の任に就いたその翌年。1886年に英国にてチーニーは誕生する。 創業地であるノーザンプトンはその昔から豊富に革材が得られる土地ということもあり、1600年代から革靴が作られていたという。職人であったジョセフ・チーニーは、そんなノーザンプトンのデズバラーにブランドのオリジンとなる「J.Cheaney,Boot & Shoemakers」を設立。 そして1896年には工場を同じデズバラーの現在の場所に移すこととなる。以来、革材をカットする工程からグッドイヤー式の底付けなどを含む縫製、最終的なポリッシングに至るまで、一貫してひとつの工場にて行うスタイルを堅持している。 チーニーは創業以来変わらず熟練職人による自社一貫生産を行い、「Purely Made in England」を続けており、本当の意味での英国靴ブランドなのである。