オフィサーパンツ/ポーツマスB

1960年代のミリタリーパンツから生まれたオフィサーパンツ「ポーツマス」を、よりスタンダードで誰にでも使いやすくなるようにウェストをサイドアジャスターからベルトループにアップデート。
イメージソースとしたのはロイヤルネイビー（英国海軍）のホワイトドリルトラウザー。本来のシルエットよりも膝と裾巾を細くしテーパード感をやや強めたオリジナルバランス。パターンに振り込みを入れて、真っ直ぐ立った時に、キレイにストンと落ちるよう工夫を入れ立ち姿の美しいシルエットにも拘りました。ヒップサイドの脇線は真っ直ぐではなくカーブを強くし、もたつかないようフィットするデザインに。マーベルト(※)仕様のためシャツをタックインした際にズリ上がり難くなっております。柔軟性、光沢感を持たせた高級感のあるフランネル素材を採用。オンオフがシームレス化する今のライフスタイルに最適なパンツです。
※マーベルト：パンツの腰裏についた生地

◆この商品の特徴
・スタイリスト四方章敬さんがデザイン監修
・1960年代ホワイトドリルトラウザーがベースのオフィサーパンツ
・ベルトループ付き
・テーパードシルエット
・フロントインタック
・センタープレス
・ジップフライ
・裾ダブル仕様
・斜めポケット×2(前)
・細両玉縁ポケット×2(後)
・マーベルト仕様
・霜降りがかったグレーで色に奥行があるのが特徴
・オンオフ問わず様々なシーンで活躍

※モニター環境等により実際の色と異なって見えることがあります。何卒ご了承下さい。

◆生地の特徴
良質なメリノウールでヴァージンウール100％の原毛を使用。オーストラリアンメリノウール100％の生地は本当に今は貴重です。ナイロンを入れる意味合いとしては縮絨の工程を行いやすくする為。本来フランネルという生地は10番単糸や12番単糸の紡毛糸で作製するのですが、この生地は細番紡毛糸16番単糸を使用しています。フランネルは何度も縮絨を繰り返し作製。現在ではこの工程を省いてしまっているものもフランネルとして出回っているものがありますが、オフィサーパンツの生地は縮絨を何度も行い、本来のフランネル生地を工程を得て作られています。また10番単糸で作製すると旧態依然〈1990‘Sそのまま〉の生地になってしまうので16単糸を使用し膨らみ、柔軟性、光沢感を持たせ高級感のある素材に仕上げています。

◆スタイリスト四方章敬デザイン監修
1982年生まれ。武内雅英氏に師事し、2010年に独立。「LEON」「MEN’S EX」「Men’s Precious」「THE RAKE JAPAN」など、ラグジュアリーメンズファッション誌で活躍中。イギリスの洋服に詳しいだけでなく、洋服が持つディテールとその背景を熟知し、現代のファッションにまで精通するスタイリスト。



スタイリスト四方さんに聞く「ベルトループ」オフィサーパンツの魅力と梅雨時期のスタイリング