以前、一度だけ島根県を訪れた際にたずねた舩木窯。
江戸時代後期以来の窯元で、その作品は黄釉・緑釉などの釉薬に、
17~19世紀に英国で用いられた「スリップウエア」という化粧土で立体的な柄を描く技法が印象的。
明るく、繊細ながらもどこか生命力のようなものを感じます。
宍道湖のほとりに立つ舩木窯の家屋から見た景色。
季節を感じる素晴らしいロケーションに日本様式に西洋文化を上手く取り入れたインテリア。
こちらのサイトによると、民藝運動で広く知られている英国人「バーナード・リーチ」も自身の窯がある英国・南西部の町セント・アイブスに似ていたこともあって、1934年ごろから幾度も訪れたそうです。
日本と同じ島国の英国。意外と他にも似ているところがあるのかもしれません。