CHRISTY’Sのハットが入荷しました。
私自身、これまでハットを身に付けた経験は少なく
どのようなコーディネートなら自分らしく身に付けられるのか
まだ模索中の身です。
しかし英国紳士を目指すならばまずはハットの歴史を学んでいきたい!
ということで本日入荷したCHRISTY’Sのハットの中の1つをピックアップし歴史を調べてみました。
こちらをご覧ください。
ボーラ―ハットです。
日本語では山高帽と言います。
半球型のクラウンと巻き上がったブリムが特徴のハットです。
クラウンとは帽子の頭が入る山になった部分、ブリムはつばの部分を言います。
こちらの帽子は1850年頃にロンドンで発祥し、もともとは乗馬中に木の枝などから頭を保護するために
考案されたデザインなのだそうです。どおりでクラウンの芯が固いわけです。
他に入荷したハットは柔らかくできていたのでなぜこのボーラ―ハットだけが
固いのか疑問に感じていました。
この乗馬用に作られた帽子ですが
当時は上流階層の人々が被るシルクハットと労働階級の人々が被るソフトハットの中間的な帽子として
とても人気が出て乗馬以外の場面でも使われるようになったようです。
このあたりはLAVENHAMのキルティングジャケットの歴史と似ているかもしれません。
このボーラ―ハットは少々畏まった印象のある帽子ですが、
ハット初心者の私はまずはCHRISTY’Sのソフトハットから挑戦してみたいと思います。
ぜひ皆様も店頭にてロンドン生まれのCHRISTY’Sのハットをご覧になってみてはいかがでしょうか。