皆様こんにちは。
ひと月程前に、新しくChurch’sのシューズを購入しました。
そこで改めて気づいたことがあります。
靴磨きもまだよくわからなかった頃購入したChurch’sのシューズが汚い。
サイズが合わず、今はあまり出番のない靴なので、
さらにお手入れから遠ざかっているということもありますが、残念な状態です。
今では靴のお手入れ、保管の仕方には気を配るようになり、新しく購入したものも大切に扱っています。
そこで自分自身の経験を元に、今私が最も気を付けていることをこちらで少しご紹介したいと思います。
まず、汚れ落とし。
先日手に入れたばかりの新しい馬毛のブラシ。
以前、当店のワークショップでもご協力頂いたBrift Hさんの焼印入りです。
帰宅して靴を脱いですぐ、馬毛のブラシでホコリを落とします。
私はずぼらなので、すぐにやらなければいつまでもホコリ落としをしないだろうと思い、
これはもう決まりとして自分に言い聞かせて帰宅後すぐに行っています。
ホコリはたまるとカビの原因にもなります。
カビは生えると厄介です。ホコリ落としはいわばひとつの防止策ですね。
次に、保管の仕方。
大切な靴ほど箱にしまっておきたい!という方もいらっしゃるかと思いますが、箱の中では空気が循環しません。
私は脱いだ後はすぐに下駄箱にしまうのではなく、そのまま湿気がなくなるまで玄関や風通しの良いところに置いておきます。
一日履いた靴の中は湿気が満ちています。靴の中を換気してあげるようなイメージです。
こちらもカビ予防のひとつですね。
また、保管の際はぜひシューキーパーをご用意ください。
『靴のハンガー』 とよく当店のスタッフは表現するのですが、
シワを伸ばしてあげることでひび割れを防止、靴クリームを塗りやすくしてくれます。
わたしは木製のバネ式のものを使用しています。
湿気も吸収してくれますし、何かと使い勝手が良いです。
最後に、普段から靴の状態を気にかける、ということ。
気が向いた時では手遅れになってしまっていることもありますし、
早い段階で変化に気づくことでメンテナンス費用もぐっと抑えることができます。
今回ご紹介したことは、個人的なデイリーケアの方法ですので、これが正解ということはありません。
それぞれの履き方があり、それに合ったお手入れの仕方があります。
ただ、履いた日に少しでも靴を気にかけて見てみる時間があるだけで、
何年か後の状態が変わってくるかと思います。
皆様の靴が長持ちするお手伝いができれば私達も嬉しいです。