ブリティッシュコードバンの魅力 | BRITISH MADE Staff blog

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ブリティッシュコードバンの魅力

ノーザンプトンシューズのシューズメーカーJOSEPH CHEANEY / ジョセフ チーニーと、
スコットランドのレザーグッズメーカーGLENROYAL / グレンロイヤルで登場した
“BRITISH CORDOVAN COLLECTION”。

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このコレクションには英国のタンナーであるクレイトン社のコードバンが使用されています。
そもそものコードバンというものをひもときながら、このコードバンについてご紹介していきたいと思います。

 

コードバンは、馬の臀部の皮を、時間をかけてベジタブルタンニンでなめしたもの。
馬革の臀部にはシェルと呼ばれる繊維組織が緻密な部分があり、そのシェルを床面から削り出し、磨き、さらにオイルを含ませて仕上げます。

馬革のなかでも皮質に厚みがあり、硬度の高いタフさが魅力です。
なめし処理を終えた革の表面を手作業で研磨しつつ素材に整える手間暇、加工の難しさにプラスして、採れる皮の量がごくわずかなため、希少性が高い皮革になっており、
しっとりとした光沢は、数多くの革素材のなかで群を抜く美しさを持ちあわせています。

 

そんなコードバンの中でも、BRITISH CORDOVAN COLLECTIONに使用されているクレイトン社のコードバンは、
世界的に見ても珍しいヨーロッパタンナーにおいての生産であり、生産開始が近年ということもあって生産量もまだ少ないため、希少なコードバンの中でもさらに希少な革であると言えます。
また、一般的なコードバンよりも光沢がマットで控えめになっており、アンダーステイトメントな英国の精神性が表れています。

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左が一般的なコードバン、右がクレイトン社のコードバン

さらにコードバンには、特有の繊維層によって時間経過とともに濃淡の差が強く表れるという特徴があります。
例えばシューズであれば、履きジワの部分などが顕著な変化を起こします。
さらにお手入れ次第で、風合いが増していき味を楽しむこともできます。

 

日常使いの道具だからこそ、タフで、
かつ日々風合いの変化を感じられるものを選ぶのも良いのではないでしょうか。

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