皆様こんにちは。
本日はJOSEPH CHEANEYの125ラストと
Church’sの173ラストの違いを検証していきます!
JOSEPH CHEANEY/WILFRED
JOSEPH CHEANEYの125 ラスト は日本人を含めた現代人の足を考え抜いて作られ、以前よりも細身のフィットを採用し、ヒール部分を小ぶりにすることで現代人の足によりフィットする構造になっています。またスマートな表情を取り入れつつも、バランスのとれた丸みのあるトゥで伝統的なクラシック感を残した定番モデルです。
Church’s/DIPLOMAT
角ばりすぎず、丸すぎないバランスの良いトゥ(つま先)が特徴の上品でクラシックなイメージのラスト。チャーチのドレスシューズの定番に長く使用されていた、73ラストのトゥシェイプを受け継ぎながら現代人の足型を考え進化させたラストです。
どちらも現代的に進化させて今の形になったみたいですね!
写真を見てみましょう。
【左】Church’s/DIPLOMAT/EBONY
【右】JOSEPH CHEANEY/WILFRED/MOCHA
ジョセフ チーニーの125ラストのトゥは英国靴らしく丸みをを帯びていますが、クラシックな印象のチャーチの173ラストと並べてみても、「丸すぎない。」、若干スクエアのデザインを取り入れているように見受けられます。ボールジョイント部分も快適さは残しつつ、ほんのりほっそりと一層シャープな印象に拍車を掛けます。チャーチの173ラストは丸みのあるトゥ、捨て寸は少なく、ボールジョイント部分は張り出し、かかとにむかってくびれています。同じセミブローグでも、細部にブランドのこだわりを反映しているのが革靴の楽しさの1つですね。
【左】Church’s/DIPLOMAT/MOCHA
【右】JOSEPH CHEANEY/WILFRED/EBONY
サイドビュー
ジョセフ チーニーの125ラストはトゥから履き口にかけてなだらかに上がるように美しい線、チャーチの173ラストは中間から大胆に上がっていきます。
【左】Church’s/DIPLOMAT/MOCA
【右】JOSEPH CHEANEY/WILFRED/EBONY
ヒールはジョセフ チーニーの125ラストが丸く、チャーチの173ラストのほうがやや高い印象ですね。ちなみチーニーの125ラストはコンビネーションラストなので、幅がFウィズに対し、ヒールカップはDに設定しているのもポイント。優しい丸みを備えつつ、ルックス、フィッティングともに洗練された英国靴となっていますね。モダンな細身のスーツやクラシック回帰のシルエットのスーツなどに合わせたいので個人的にはジョセフ チーニーが好みですね!
今回ご紹介したJOSEPH CHEANEY・Church’s以外のモデルもご用意がございます。
是非この機会にBRITISH MADEへご来店いただき皆様にあう靴のお手伝いができればと思います。
皆様のご来店スタッフ一同心よりお待ちしております。
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