グレンロイヤル珠玉の”ブリティッシュコードヴァンコレクション” | BRITISH MADE Staff blog

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グレンロイヤル珠玉の”ブリティッシュコードヴァンコレクション”

皆さんはグレンロイヤルというブランドネームを聞いてなにを思い浮かべるでしょうか。財布、革小物、ブライドルレザー、そんなキーワードが浮かぶ方はなかなかのブリティッシュメイド通でしょう。

三大ブライドルレザーメーカーというようなくくり方もされており、グレンロイヤル=ブライドルレザーを思い浮かべる方も多いかと思います。そんなグレンロイヤルが、実はコードヴァンで財布を作っていることをご存知でしょうか。

まずブライドルレザーとはなんでしょうか。通常ブライドルレザーは牛革に何度もロウを刷り込み繊維を引き締めたモノを差します。表面に浮かぶ白い粉のような「ブルーム」がその特徴でもあり、パッと見た時にそれとわかる個性があります。ロウを落とせば、表面を覆うロウが光沢に変わり美しいツヤに変わります。

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一方コードヴァンはどうでしょうか。まず、コードヴァンは馬のお尻にある内部組織、コードヴァン層といわれる部分を削りだして使用します。強度の面は牛革より数倍強いと言われており、光沢は奥深く、重厚な雰囲気をかもし出します。希少性もずば抜けており、革のダイヤモンドという異名を持つような皮革です。

そしてグレンロイヤルのコードヴァンシリーズはコードヴァンの中でもさらに希少な、クレイトン社の革を採用しています。クレイトン社はイギリスの老舗タンナーで、ここから供給された革で、イギリスのメーカーがモノを仕立てるという流れが確立されているのです。生産国や作り手のストーリーが不明なモノが溢れている中で、こうした背景が見えるブランドがまだ残っている。それ自体が誇らしく、価値のあることだなと常々感じます。

ちなみに今回のコレクションは、外側はコードヴァンで中はブライドルレザーを用いしています。表裏でエイジングの違いを楽しめることもさることながら、革の特性の違いを感じられるという意味で非常に面白みがある試みです。特に個人的なオススメはウイスキーカラー。ゴールドに近い色ですが、エイジングが進むにつれ山吹色に近づくような変化をしていきます。この変化がまたたまらなく味わい深く、革好きの心をくすぐります。

こうした魅力溢れるコレクションですが、ブリティッシュメイドで購入頂ける方にのみ特典も用意しています。コードヴァン専用ケアクリームとクロスのセットです。専用のクリームを新たに買い足さなくて済むというのは、非常に嬉しいメリットではないでしょうか。

コードヴァンメンテナンスキット

ぜひ興味が沸いた方は、各店へ足を運んでみてください。重厚かつ美麗なコードヴァンの魅力に、購買意欲を駆り立てられることと思います。それでは。

 

青山本店 栃堀