日本で身近にイギリスのグランピングを楽しめるCamping With Soul[ブリティッシュマーケット出店者情報] | BRITISH MADE Staff blog

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日本で身近にイギリスのグランピングを楽しめるCamping With Soul[ブリティッシュマーケット出店者情報]

いよいよこの季節がやってまいりました。
ブリティッシュマーケットを来月5月20日(日)に開催いたします。

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今回のテーマはBRITISH SUMMER(ブリティッシュサマー)。
イギリスの夏というと少々イメージは湧かないと思われますが、この時期、初夏にあたる日本ではキャンプ、フェスなどレジャーイベントが目白推しのシーズン。
そこで今回はイギリスのアウトドアやガーデンニング、フェスといった自然、文化を彷彿させるテーマを背景に開催いたします。

毎年多くのお客様にご来場いただけるブリティッシュマーケットは、日本にいながらイギリス文化を知ることの出来る格好のご機会。
開催の度に、出店者さま並びに多くの方々を通して、我々も多くを学ばさせて頂いています。

せっかくこれだけ多くの出店者さまが集まるのですから、今回は我々が実際に出会ってきた記録をご紹介して、開催前にその魅力をお伝えできればと思います。

早速第一弾としてブリティッシュマーケットにて、ベルテントの展示をお願いしている出店者様の一人、“Camping With Soul”(以下:CwS)さんをフィーチャー。

イギリスの文化より深く知ろうというコンセプトのもと、弊社スタッフ家族一同でグランピング体験に。

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そもそもグランピングという言葉の由来は?という所ですが

GLAMOROUS(魅力に溢れた)+CAMPINGを掛け合わせた造語が諸説となるようです。

大雑把に言うとテントが既に設営されていたり、その設備や機材、さらには食事までも宿泊先で用意されており参加者は手ぶらで手軽にアウトドアを楽しめるというもの。(もちろんオーガナイザーや国ごとに様々なサービスと思われます。)
通常ですと準備、後片付けに次ぐ、帰宅後の後片付けも待っていますからね。
その手間もアウトドアの味だといえばそうですが、本格的なキャンプが苦手な方でも快適に、大自然を堪能できるという大きなメリットがあります。そういった面はキャンプし慣れている方からもかなり魅力的なのでは。

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向かった会場は埼玉県は飯能駅から車で30分ほどの山奥。
電車でも駅まで都内から1時間掛からず行けるというアクセスの良さ。

会場に着くやいなや子供達のテンションもMAX。
この広大な風景を目の前にしたらそうなりますね。

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こちらの写真右がCwS代表の横田さん。

デニムセットアップにガンジーセーターというコットン100%なアウトドアルック。
この後、色々ご馳走になるわけですが山の知識だけでなく、とても良くしてくれる気さくな方です。

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そして、こちらが本日宿泊するBell Tent(ベルテント)。
サイドが立ち上がりベルのような形となっているのが名称の由来です。
元々は北欧のサーミ族と呼ばれる原住民族が使用していたLavvu(ラブー)というラップランド式の伝統的なテントがルーツだと言われています。

現在に近いこちらのベル形のデザインは9世紀ごろにヨーロッパの軍隊が使用するようになり、クリミア戦争でイギリス軍に採用されていた背景を持ちます。

時を経て、Camping With Soulの創始者である“Tobyn Cleeves”氏が当時は珍しい軽量で持ち運び可能なベルテントのサンプルを手に入れ、彼の結婚式で友人たちをもてなすために特別に装飾するとゲストたちがそれを気に入り、どこで買うことができるのかと尋ねました。

それがベルテントUKと、世界的なグランピングブーツの火付け役となったとのこと。

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実はこちらのベルテント、2007年からグラストンベリーフェスにも宿泊環境としてCwSからご提供しているとの事。
なんとその数760棟(!)だとか。
見た目も格好良いのですが、その話聞いただけでも音楽好きにはグッと来る話なのでは。

素材は15.5OZのコットンキャンバス100%。
質実剛健さがあり、透湿防水性に優れ雨風も凌いでくれます。
一番小さいものでも直径4mはあり、重量も約28kgなのでキャリーさえあればいけなくも無いですね。

既に2棟が設営されていましたが、せっかくなので1棟立てさせてもらいました。

シートを張り、ベグ打ち、ポールを立てる。
以上、実にシンプル。

恐らく25分掛からなかったかと。
ワンポールテントなので比較的手軽でした。
慣れれば1人でも立てられるかもしれません。

収容人数の明記はないのですが、少なくとも大人5名は余裕で寝られました。

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とにかく天井が高い。
正直自宅より高いです。
開放感があって居心地が良いです。

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ちなみにこの蓋は薪ストーブ用。
蓋の裏はナットだけで止まっているのも非常にらしい。

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そんな薪ストーブがこちら。
CwSさんで展開されている“The Frontier”というポータブル式の薪ストーブです。
こちらで贅沢に食事を作らせてもらいました。

既に16時回っていたのでディナー作りに取り掛かります。
キャンパーが多い弊社、機材や食器は使い慣れたものを持参していますが、
こちらの3台の薪ストーブも会場内に設置されています。
ガスバーナーなど要らずで実に手軽です。

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今宵のメインディッシュはカレーライスです。
インド風のチキンスパイシーカレー。
というのも。

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イギリスではお馴染みのPatak’s(パタックス)のガラムマサラカレーペーストを使用しました。
国内でも高いシェアを誇り、もはや国民食の位置付けだとか。
煮込んでいるだけで食欲を掻き立てられます。

ライスの仕上がりはというと。

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良い感じです。

そしてなんと…。

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スタッフがナンを持ってきました。
しかも生地から。
カレーとナン、最高です。

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次第に夜が暮れて、いよいよディナーが揃い踏み。

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肝心のお味は…。

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美味い。

鉄鍋の力もありますが火の入り方が違います。
予感はしていましたが味が全然違いますね。
やっぱりストーブって良いですね。
手間は掛かる分、美味い。
煙で燻されますのでお洒落な服装は避けるべきですが、暖が取れますし理にかなっているなと。

それだけでのみならず…。

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出ました。ジビエ料理。

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焼く。

柔らかくジューシな味わい。ほんのり獣臭も、もはやアクセント。
塩胡椒だけで絶品です。

ひたすら美味い。

来て良かった。

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そして、夜は更けていきます。

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翌朝

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夜中から一晩中雨が降り続きましたが、なんとか天候も回復しました。
山の天気は変わりやすいというのが好転してくれましたね。

気を取り直して皆で朝食を。

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イギリスといえば、そうトースト・サンドイッチです。
イギリスではサンドイッチウィークと呼ばれる週間があるくらい広く愛される国民食。発祥の地と呼ばれているくらいですからね。
余談ですがブリティッシュマーケットでもピッタリのホットサンド屋さんにご出店していただくのでぜひご期待ください。

さて、さっそく実食ですが、まず目移りするくらいのトッピングの量でもう満足感が凄いです。

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キャンプといえばの目玉焼きウィンナー、そして外せないキュウリ、ハム、チーズ、アボカド、レタスなど大人数ならではのボリュームは醍醐味。
スタッフの食に対する意識が凄まじいです。
ご飯って良いですよね。

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ちなみに自分はレタス、ハムにアボカド、マヨたまをトッピング。
間違いありませんでした。

ここで横田さんがご好意で山菜をピックしてきてくれました。

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竹の子。

スタッフ全員で美味しくいただきました。

ごちそうさまです。

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そんなこんなでゆっくりと過ごしていたら、あっという間に解散時刻のお昼過ぎを迎えてしまいました。
素敵な空間で素晴らしい時間を過ごせたので名残惜しい思いです。

と、ここでいつもならそんな思いのなか気が滅入る撤収作業にシフトし、帰ったらこれやらなきゃな…と思いながら水浸しのグランドシートやらテントを詰め込むものです。

しかし今回はグランピング。
持参した食器、機材等を詰め込むだけです。

これが無いだけでもこんな楽になるのかと。
いやいやこんな思いして本当に良いのか…という気持ちにすらなりました。
贅沢そのもの。

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魅力しか感じなかったグランピングは以上で幕を閉じました。

グランピングというイギリス文化を存分に楽しめましたし、社員が親睦を深める良いきっかけになりました。
そして子供達が全力で楽しめていたのが何より良かったですね。
貴重な体験になったのではと思います。

横田さん、お世話になりました。
素敵な空間と時間をありがとうございます。

グランピングとパッと聞くとラグジュアリーで高貴な印象を持たれる方が多いかと思いますが
CwSでは「もっとグランピングを身近なものとして楽しんでもらいたい。」という横田さんの思いもあり、よりグランピングを手軽に楽しめる場となっています。

ぜひご興味のある方はブリティッシュマーケットにて横田さんとお話ししてみてはいかがでしょうか。
最高のグランピング体験をできる、心に残る時間となるはずですよ。

CwS Hotel Naguri
埼玉県 飯能市 下名栗 627
不定休
https://www.cwsjapan.co.jp