明日はフジロックフェスティバル 2019。前夜祭組はすでに前乗りしていると思いますが、本日は仕事で夜ツアーバスに乗り込み苗場を目指す方も多いのではないでしょうか?というわけで早速ですが見ておくべきUKアーティストだけピックしてみました。番外編でイギリスの匂いを漂わすアーティストまでご紹介。行く人も逆に行かない方もここで早速気分を堪能できればというやつです。
「もう待ちきれない!」
明日だからこそ、そんな抑えきれない気持ちで書きなぐりました。早速ご紹介!
7/24(FRI)
RED HOT CHILLI PIPERS
バグパイプにダンス。ロックの王道カバー。グリーンステージ。
もうここばかりはスコットランド魂を全開にしてビール片手に最前線へ突っ込みましょう。
その時感じたエモーショナルさこそがフジロックです。また来年も行きたくなるはず。
ANNEーMARIE
熱心なブリティッシュメイドファンの方には毎度おなじみブリティッシュメイドのストーリーズにて語られた歌姫。
エド・シーランのオープニングアクトにも大抜擢されたという彼女。その歌声はエモーショナル!絶大な人気を誇るイギリスでも注目を浴び続けるシンガーです。
THOM YORKE TOMORROW’S MODERN BOXES
ご存知Radioheadのフロントマン“トム・ヨーク”のソロユニット。ベルリンでつい先月開催されたライブが日本にも降臨します。
サウンドはOK COMPUTERから新たな可能性を爆発させKID Aで完璧に別の領域へ映り、ソロのイレイザースを経たエレクトロニカ・サウンドが全面に出ます。
レディへファンにはお馴染みのプロデューサーNIGEL GODRICH、そしてオーディオビジュアル・アーティストのTARIK BARRIの豪華3アーティストがホワイトステージの夜を飾ります。
サウンドとヴィジュアルを融合した体感型プロジェクト、これには必見な予感しかしません…ケミカル・ブラザーズとどちらを取るか。
はたまたどちらも取るか。
せっかくの祭りです。体力など二の次で腹を括りましょう!
THE CHEMICAL BROTHERS
グラストンベリー・フェスティバル2019にて多くのオーディエンスを熱狂させたケミカル・ブラザーズ。
多くは語りません。後ろ髪を引かれながら東京へのバスへ乗り込むのもまたノスタルジック。全力で踊り明かすのもフジロック。
[番外編]
THE LUMINEERS(US)
US出身のバンドですが、その音はどこかスコットランドとリンクしていると個人的に思います。このアコースティックでコーラス隊、大合唱スタイル。
カントリーな感じしませんか?のどかな友人の家の庭でライ麦パンとかサンドイッチ作りながらのんびりと暮らす、そんな空気感あります。
TYHCO(US)
UKアーティストであるThe Cinematic OrchestraやBonoboと同レーベルのNinja Tuneに属するTYHCO。(読み方はティコか定かでないですが。)
ドリーミーなサウンドがこれまた心地よいエレクトロニック・プロジェクトです。
しかも!今回はバンドスタイル。いつもはベースキャンプで食事をしながら遠巻きで聞きますが、エレクトロ+バンド・サウンドってめちゃくちゃ格好良いんですよ。
しかしこの日はバッティングやばいですね!移動もそうですが体力持つかどうか…!
7/25(SAT)
MATADOR! SOUL SOUNDS
ジャズファンクソウルの鋭いサウンドに乗らずにはいられません!ところでフジロックの良いところは各ステージのキャラクター性ですね。中でもグルーヴィーかつ最も自然を身に受けられるのはFIELDS OF HEAVENじゃないでしょうか。ファンク、ソウル、アイリッシュパンクなどなど毎度踊らざるを得ないこちらの会場は個人的にも必ず訪れたい場所。緑道を抜けてここへたどり着く、あの感じが最高なんですよね。
[番外編]
AMERICAN FOOTBALL(US)
今年は「え?!この人出るの!」ってツボの付きどころがエグくてフットワークも恐ろしいほど軽くなりますね。
美しいアルペジオにドラマチックな展開で多くのフォロワーを獲得し続けている90sエモのレジェンド、キンセラ兄弟。
この界隈のバンドは北欧な空気感があるんですよね。なぜでしょうか。
ちなみに通算3枚目となるセルフタイトルのアルバムにはUK発 シューゲイザーの“SLOWDIVE”のメンバーがゲスト参加しています。
7/26(SUN)
THE CURE
もはや説明不要のニューウェーブシーンのレジェンド!
外せませんね!彼らだけのためにでも行く価値ありです。
JAMES BLAKE
声、音、圧倒的な世界観。決してダークネスではなく、そこには美しい音、残響が鳴ります。
引き込まれること間違いなしです。これは夜に聴けたらチルできますね。
[番外編]
toe(JP)
EU、USなど海外ツアーを廻った際は必ずソウルドアウトするジャパニーズ・ポストロックの雄。
イギリスにもファンが多いバンドの1つではないでしょうか?
その鋭く緊張感のある演奏さることながらライブは激烈に熱いです。
ブレイクからのセンセーショナルな一時、そして一気に解き放つ感覚。日本のバンドではやはりこの人達がオリジンでしょうか。
ちなみにメンバーの一人である“F/CE.”のデザイナーさんの今年のテーマはUK。サウンド、ブランド共に要チェックです。
HIATUS KAIYOTE (US)
以前ライブを見てその格好良さに度肝を抜かれたバンドの一つ。
グルーブ感、ダイナミック、エネルギッシュ、その音はグラストンベリー・フェスティバルにも出演歴がありUKでも唸るもの。とにかくギターボーカルが格好良すぎました…。
以上になります!もし何かの参考になれば幸いですが、フェスの醍醐味の一つは偶然のサウンドの出会いでもあるんですよね!なのでフラーっと音に誘われて行くのが一番だと思います!
それでは皆さま、熱中症、そして雨にはくれぐれもお気をつけて!