皆さまこんにちは！Drake’s銀座店のNakaです。
昨年の夏に販売されていたこちらのジャケットを覚えていらっしゃるでしょうか。
2019年春夏のイメージの中でもとても印象的だったこのジャケットがこの春夏にリニューアルして帰ってきました。下の写真が2020SSの新しいステーブルジャケットです。
Drake’s – Khaki Cotton Tropical Stable Jacket ￥110,000-（税抜）
昨年のものは美しいグリーンのコットンキャンバス地でフルライニングの重厚感のある仕様となっていましたが、今年は生地も仕様も大きくリニューアルされました。今年のものもフルライニングの仕立てですが、表地はコットン100％の薄手のドライワックスコットン生地を使用、裏地は色鮮やかな薄手のリネン100％の素材をパーツ毎に分けて組み合わせており、全体として昨年に比べて軽い着心地を実現しております。より私たちのワードローブに馴染み、気兼ねなくヘビーローテーションして楽しむことができるのではないでしょうか。
それでは細部の仕様をご案内していきます。
衿と袖にぺブルレザーを使用し補強しています。見た目も男性らしくラギットな雰囲気を醸し出すことができますし、部分的な使用に抑えているため印象がハードになり過ぎず、ドレイクスらしい適度に柔らかな雰囲気に保っています。また、このレザーは非常に柔らかく衿や袖先が肌にあたっても不快な印象はありません。
バックスタイルです。大胆なヨークと後身頃のみアジャスターが付いているため、お客様の体型や重ね着の分量に合わせてシルエットを調整して楽しむことができます。ドレイクスならではの機能面に優れた仕様となっています。
ドレイクスのアウター類にはよくループが付いています。ボリューミーなループはタフで実用性がありつつも後ろから見たときのややキャッチ—な雰囲気を出すことができています。
個人的に惹かれるのはこの裏地の仕様です。リネン100％で薄く軽やかな生地を４色使い、脱いでもお洒落。コットンでは難しいリネンならではの発色が魅力的ですね。肌触りもリネンらしいサラッとひんやりした触感で気持ちよくお召しいただけます。また、両サイドには腰の高さに大きな内ポケットが２つ付いており、ジャケット自体がバッグを兼ねれるくらいの量の荷物を持ち運ぶことができます。
※Jamie Ferguson（2019年）This Guy Portraits of Modern Men’s Style より
デザイナーのマイケルヒルも2019SSのキャンバスステーブルジャケットをよく着用しており、昨年の冬に来日した際もまさに上の写真のような着こなしをしていました。イギリス人はバッグをあまり持たないのでしょう、彼はポケットに私物をパンパンに膨れるくらい入れており、内ポケットにも大きな本やスカーフなどをすべて入れて手ぶらで身軽に歩き回っていました。彼がこのジャケットを着ているときはいつも腰回りが膨れており、その丸みを帯びたシルエットが非常に印象的でした。
また、彼自身にとってこのステーブルジャケットは思い入れがある一着です。このジャケットはM65フィールドジャケットのようなミリタリー服や、乗馬用の服、伝統的な農業の服、狩猟用の服などの素晴らしいディテールが巧みにブレンドされ、あらゆる年齢の男性に似合うようなドレイクス独自のタフなジャケットとなっています。どのディテールもどこか懐かしくあり、しかし懐古的ではなくモダンなこのジャケットはアウトドアでも通勤でもどんな時にも私たちの生活に馴染んでくれるのでしょう。
彼のように着ることはできませんが、私も実際に着用をしてみました。
ラフに着用してみましたがこのような感じです。
衿周りも実用的で全てボタンで留めて保温性も調整できます。
昨年よりも生地が柔らかくなったため、ウエストを絞っても美しいシルエットを楽しむことができます。
もちろん裏地はこのように。
Drake’s – Blue Cotton-Nylon Tropical Stable Jacket ￥110,000-（税抜）
また、日本製の60/40クロスに洗いをかけた生地を使用したステーブルジャケットもご用意しております。こちらはややパリっとした生地感でドライワックスの生地とはまた違う雰囲気を楽しんでいただけます。
Drake’s銀座店 Naka
Drake’s 銀座店 / BRITISH MADE
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