後悔しない靴選び フィッティング編 | BRITISH MADE Staff blog

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後悔しない靴選び フィッティング編

こんにちは。名古屋店の岩倉です。

皆様元気にお過ごしでしょうか。私も自宅で過ごす日々が続いています。

せっかくの時間を有意義に過ごそうと普段あまりしない料理に挑戦してみたり、よりスーツが似合う男になるため筋トレをしてみたり。

そのようなことをしつつ、この機会に是非やっていただきたいことはお持ちの靴のメンテナンスです。

 

あまり履いていない靴、靴棚にしまっている靴も一度通気性の良い場所に出し、クリームを入れてあげましょう。

湿気の多い場所に保管し続けてしまうとカビの発生原因に。

また、シューキーパーを入れていないと履きジワから型崩れを起こしてしまう可能性もあります。

定期的に靴棚から取り出し、ベランダや玄関など、風通しのいい場所へ置きメンテナンスをしてあげましょう。

 

少々話は逸れましたが、今まで革靴を購入した際、

「もうワンサイズ上にしておけば良かった」「もうハーフサイズ下にしておけば良かった」

と後悔した経験ってないですか?自分自身、昔はよくありました。笑

しかし、その後悔から自分の足の特徴が分かったり、フィッティングの際に注意すべき部分を知ることができました。決して無駄ではなかったと思っています。

今回はフィッティングをする際に注意する基本的な部分を紹介できればと思います。

 

1.踵はヒールカップ部分にしっかりと合わせる

なぜ踵をヒールカップ部分にしっかり合わせるかと言うと、正確な捨て寸を

確認するためです。捨て寸とは試着時、つま先と靴に生まれるゆとりのこと。

理想の捨て寸は1.5㎝ほどとされていますが、この捨て寸がとられていないと歩行時、つま先部分に入っている芯材が指先にあたり靴擦れの原因に。

また、皺が芯材の部分に入ってしまうケースもあります。

快適に歩く為に必要なゆとりなので注意して確認しましょう。

 

2.羽根の開きを確認する

シューレースはしっかりと締めましょう。

その際、羽根の部分が1㎝程度開くのが理想とされています。

グッドイヤー製法の靴ですとアウトソールとインソールの間にはコルクが敷き詰められています。このコルクの層が履いていく内に自分の体重がかかり沈んできます。

履きこんでいくと羽根が徐々に閉じてきますので最初から羽根が閉じ切ってしまっているサイズ感ですと馴染んできた際にシューレースの調節が出来なくなってしまうので注意しましょう。

3.ボールジョイントの確認

ボールジョイントとは、足の横幅が一番広い部分を指します。(親指付け根部分から小指付け根部分までの直線の長さ)

この幅を触った時に張っていたり、圧迫感があると靴擦れの原因になったり、

逆にゆとりがあると歩行時、前後に足が動いてしまいライニングの擦れに繋がることもあります。

革靴に沿ってフィットしているか確認しましょう。

 

 

他にもポイントはありますが、今回はここまで。

こちらのサイズガイドもぜひ参考にしていただければと思います。

メンズスタッフに聞く ジョセフチーニー サイズの選び方3通りをまとめました。

 

持っている革靴を見直し、次はどのメーカー、どのデザインにしようか

考えるのも楽しさの一つだと感じます。

次に購入する革靴がお気に入りの一足となりますように。

 

名古屋店 岩倉