ブライドルレザーの育て方。 | BRITISH MADE Staff blog

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ブライドルレザーの育て方。

皆さん、こんにちは。

いつもBRITISH MADE STAFF BLOGをご覧いただきありがとうございます。

本日は、グレンロイヤルをご購入されるお客様から一番お問い合わせの多いブライドルレザーのお手入れ方法をご紹介します。

ブライドルレザーは使い込めば使い込むほどに独特の深い光沢と味が生まれます。あわせて正しいケアをすることでエイジングが綺麗に進みより美しく育っていきますので、是非試してみてください。

 

今回ケアするアイテムは、BRIDLE LEATHER BIG TOTE BAGです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FORZA STYLEの人気企画「アニ散歩」でも紹介されていましたね。動画内で実際使われていたビッグトートのNEW BLACKをケアしていきたいと思います。こちらのビッグトートは役4年使用している物でケア前の状態です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使い出しのレザー特有の硬さはほとんど感じられないほど、しっとりとした柔らかな質感へと変化し、更には奥深い光沢感が増していますね。

しかし栄養不足に陥り、カサついてひび割れしかけている個所があります。革全体を栄養補給し美しく育てる為に今回用意したものがこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(左から)

DUBBIN (WAX)BRUSH MCLOTH、ハンドラップ(水)

 

まずは表面に付いた埃を落とすために全体的にブラッシングを行います。側面や底も丁寧に。

 

次に少し湿らせたクロスを使って汚れを拭き取っていきます。その際の注意点としてリムーバー等の洗浄液を使わず水を使用してください。

拭き取りが終わったら室内で乾燥させていきます。日の当たる場所、風通しの悪い湿度の高い場所は避けてください。

 

乾燥したら専用のワックスを全体的に塗布していきます。ポイントは指で直接塗り付けていく事ですね。指の温度でワックスの延びが良く塗りやすくなります。ほんの少しの量のワックスを指先に乗せて延ばしていきます。折り目やステッチには入念に塗り込んでください。

 

少しの間(今回は30分)放置しワックスの成分を浸透させたら、再度全体的にブラッシングを行います。やや強めに行い、ワックス成分をより浸透させていきます。

最後にクロスで余分なワックスを拭き取れば完了。ケア後のバッグがこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケア前と比較すると一段と深みのある光沢感が出ていますね。手触りもしっとりとしていて革全体に十分に栄養がいきわたっているかと思います。

これからも月一回程度の頻度ででケアを続けていきます。

 

今回紹介したケア方法をより詳しく説明している動画があるのでこちらも是非ご覧ください。

 

ケアをすると経年変化による色の移り変わりや革の質感の変化がとてもよく分かりまよ。自分だけのエイジングを発見する度に愛着が湧いていきます。

ご自宅で過ごす時間の中で、共に時を刻み育っていくブライドルレザーと向き合ってみてはいかがでしょうか。