みなさま、おうち時間はいかがお過ごしでしょうか。
このような不安な状況ではありますが、わたしはこの時間を使って、今まで先延ばしにしていた本を読んでみたり、興味がある紳士服の勉強をしてみたり、靴を磨いたり、、。普段では自分のために時間をこれほど使うことはなかなかできないことですし、今までできなかったことに挑戦できる贅沢な時間なのかもしれないですね。
少しでも早く元の生活に戻れることを願いながら、この時間を大切に、そして充実した日々を過ごせるといいですね。
さて本日は、わたしが好きなスカーフについてお話ができればと思います。
スカーフは、シンプルなコーディネートを好むわたしのワンポイントアイテムとして必要不可欠なアイテムです。学生時代から休みの日にはよく古着屋をまわるのですが、ヴィンテージのシルクの正方形型、コットンバンダナを見かけ、素材やデザインで気に入るものがあればつい買い足してしまいます。コーディネートとしてなにか物足りないときに、首元にサラッと巻いてもいいですし、へアアクセサリーにしても、袋状にしてバッグにしても。様々な使い方ができ、それがお洒落に見えるのがスカーフの魅力のひとつだと思います。
この中でも特に使用頻度の高いのものが、ドレイクスのスカーフ。ドレイクスといえば紳士服ブランドではありますが、スカーフはレディースブランドには見られないような長方形型と色使いが特徴的です。形に関しては今だからこそ特に気に入っているポイントではあるのですが、初めて購入したときは、見慣れない、使い慣れないこの形をどのように取り入れるべきなのか悩みました。実際にお客様にも、そのような方をお見かけすることが多いです。しかし、この形だからこそ首に巻いたときのわざとらしさがなく、且つコーディネートにIラインを作ることが出来るので、スタイルアップをも叶えることができることに気が付きました。
また毎シーズン、様々な素材、デザインが出ていますが、他ブランドには見られないような個性的な色使いとデザインは、つい取り入れてみたいという気持ちにさせられます。
例えばこのようなデザイン。鳥や葉に囲まれながら人が楽器を弾いていたり狩りをしていたり。その周辺には建物や動物たちが描かれています。これはムガルプリントという名前なのですが、シルクロードと呼ばれる各都市の伝統的な絨毯の柄をデザインのインスピレーションにしているのではないかと言われており、ドレイクスならではのデザインだと思います。
わたしが、このような個性的なデザインを選ぶときのポイントは2つあります。まずはよく着用する洋服の色がスカーフの中に取り入れられていること。これにより、どのような柄でもコーディネートがまとまりやすくなります。2つめは、そのシーズン、その時の気分や挑戦してみたいカラーが使われていることです。
わたし自身ではネイビーの洋服を好んで着ることが多いので、ネイビーが取り入れられていることが必須になり、全体的なカラーはビビットなものより、少しくすみがあったり、抑え目なトーンを選ぶことが多いです。
今季わたしが購入したスカーフをスタンダードなアイテムと組み合わせて、カジュアルときれい目で2パターン紹介していきますね。女性のみなさまにも興味を持っていただけると嬉しいです。
Drakes‐ ムガルプリントコットンスカーフ
まずはデニムジャケットを使ったカジュアルなコーディネート。スカーフをメインにしたいので、他のアイテムはネイビー×ホワイトで抑えめにしています。イエローベースのスカーフで華やかな印象ではありますが、フチのネイビーとデニムジャケットのをさりげなくリンクさせることによってバランスを取ってみました。
Drakes‐ ロブスタースカーフ ¥27.500-(税込)
ジャケットを使って、きれい目なコーディネートを組んでみました。ジャケット、インナー、デニムをブルー系のワントーンでまとめたので、スカーフもブルー地を。スカーフのオレンジがアクセントになるので、バッグや靴は同じ暖色のブラウンで合わせたいです。少しメンズライクな印象にはなるので、デニムはハイウエストのものを選んで女性らしさも忘れずに。
余談ですが、実はこれ、ロブスターが全面にプリントされているんです。巻くとそこまでロブスター感は出ないのですが、これも非常にユニークな柄ですよね。話のネタにもなるのではないでしょうか。
いくつか紹介をさせていただきましたが、こうやって外出できるようになったら何を着ようか考えるのも楽しいですね!サラサラとしたコットンやリネンの素材でしたら、これからの暖かい日も使っていただけると思いますので、ぜひお勧めをしたいです。
オンラインショップでもバリエーション豊富にご用意しております。興味を持っていただけましたらぜひ一度ご覧くださいね。
ではみなさま、どうか引き続きお身体にご自愛ください。
新宿店 片山