簡単レシピで作れる、サクサクふんわりスコーン。おうちで楽しむ英国 | BRITISH MADE Staff blog

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簡単レシピで作れる、サクサクふんわりスコーン。おうちで楽しむ英国

みなさんこんにちは。銀座店の永田です。

いつもブリティッシュメイドスタッフブログをご覧頂きまして有難うございます。

 

現状、コロナウィルス感染防止の為、”STAYHOME”を、皆さまはどのようにお過ごしですか?おうちで過ごす時間が長くなると気分的に落ち込み外出が恋しくなります。そこで気分を変えることにトライしてみました。

なにか作ることを考えたときに浮かんだもの。

「イギリスの伝統的な焼き菓子サクふんわり食感が美味しい“スコーン”を作ってみたい!」

レシピを調べると、パンやスィーツに比べて使う材料が少なくイーストを使わないことで作る時間が短縮できるとのこと。さっそく作ってみました。

 

【スコーン】の歴史、ストーリー

スコーン(SCONE)は由来は諸説あります。1800年代後半イギリス北部スコットランドで誕生したといわれています。

鉄板の上で焼かれていたバンノック(bannock)という平たいパンが、ベーキングパウダーやオーブンの普及により膨らみが増し、空気が入ることで食感に違いが出てきて、砂糖を加えることで現在のスコーンに近い焼き菓子になります。

名前にも由来が諸説あります。スコットランドの古都パースのスコーン城の王国の戴冠式に使われていた椅子の土台にあたる石が「THE STONE of SCONE 運命の石」と呼ばれ、その名前にあやかってつけられたそうです。

 

今回は、プレーンスコーンを作ってみました。

―準備―

・薄力粉とベーキングパウダーは2度ふるって冷やしておく。

・バターをできるだけ小さく(1cm四方)カットして、冷蔵庫で冷やしておく。

・牛乳と全卵はあわせて冷やしておく。

・オーブンは焼成温度の20℃高く設定で予熱しておく。

ー材料 6個分ー

 薄力粉…200g

 無塩バター…50g

 ベーキングパウダー…8g

 塩…1g

 砂糖…30g

 牛乳…40g

 

薄力粉、ベーキングパウダー、無塩バターを大きめのボウルに入れて、粉とバターがしっかりと混ざってサラサラの状態になるまで混ぜて合わせておいた牛乳、全卵を3回に分けて加えてさっくりと混ぜます。

感覚的には、耳たぶより固めの方がこの後伸ばしたり型取りしやすいのでよいと思います。

*こねて粘りを出さない、またグルテンを作らないように注意します。仕上がりに膨らみがなくなってしまいます。

余談:イギリス式のスコーン=バターなど冷やすと、サクふんわり食感。

   アメリカ式のスコーン=バターなど常温で加工すると、しっとり食感。

まとまった生地は、綿棒で平らに伸ばします。この工程の時にドライフルーツ、ナッツ類、チョコレートなど好きなものを入れると色々と幅が広がります。

伸ばした生地を2~3回重ねて、2.5cm~3cm位の厚さにすることで、焼き上がりが綺麗にできます。

冷蔵庫で30分位休ませます。

ナイフで四角、三角、丸などの好きな型で抜き取り、鉄板に並べます。そのまま、または表面に卵か牛乳をぬると表面につやが出て見た目が綺麗で食欲が出るでしょう。

早い段階でオーブンを予熱しておくのもポイントです。

さて、スコーンが焼きあがったら、好きな飲み物(紅茶、珈琲、抹茶、アルコールなど)と気持ちが落ち着く場所へ。

手でふたつに割ってバターの香りを楽しむと共に、定番のクロテッドクリームと好きなジャムをのせて食べると美味いです。

外はサク、中はふんわりの食感が好きです。焼きたてのスコーンちょっと癖になります。

※クロテッドクリームは取り扱っている店が少ないので、今回はクリームチーズ仕様です。

 

気分を変えるなら、テーブルクロスや食器と場所を変えると、”STAY HOME”でも「おうちで楽しめる英国」気分転換できます。

この外出自粛期間を少しでも楽しく充実したものになればよいです。

もう少しの我慢だと思います。

解除されたら、また元気に皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

銀座店 永田