梅雨来たる!さてどんな革靴を履こうか | BRITISH MADE Staff blog

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梅雨来たる!さてどんな革靴を履こうか

皆様こんにちは。

いつもスタッフブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。本日は博多店の近藤がブログを担当させて頂きます。

 

まだまだ全国的に外出の自粛が必要な日が続き、突然変わったライフスタイルに戸惑いながら働かれている方も多いのではないでしょうか。

私も先日までショップの休業の影響で約1か月半、2歳と1歳の息子ふたりの面倒を見ながら、仕事に、家事に、海外ドラマにと、日々を過ごしていました。(ブログタイトルの元ネタが分かられた方!是非博多にお越しの際、語りましょう!)

そんな博多店があるアミュプラザ博多では、先日5月19日(火)よりようやく営業を再開しました。自粛期間を経て改めてお客様と直接お話をさせて頂ける喜びを感じ、ついつい喋り過ぎてしまいそうになっています。早く全国でも緊急事態宣言が解除され、皆様が安全に、安心してお買い物ができるようになることを祈るばかりですね。

 

さて5月も後半になり、例年では月末には梅雨入りが待っています。毎年この時期になると雨が心配になり、革靴の選択肢も狭くなってしまいますよね。今日はそんな梅雨時期を乗り越えるヒントのひとつとして”コマンドソール”についてお話できればと思います。

※その他のソールについては先日のスタッフブログに詳しく書いている物がありましたのでこちらをご覧になって下さい。

こちらがコマンドソール。

コマンドソールとはラバーソールの一種で、重厚な見た目と高い耐久性、山道などに適した高いグリップ力を誇り、軍隊のブーツにも採用されている極めて実用的なアウトソールです。ソール自体に約2㎝近い厚みがあり、地面との接地面も他のソールに比べて少ないため、雨の日に非常に適したソールといえます。ブリティッシュメイドでも、近年非常に高い人気を博しているJOSEPH CHEANEY/ジョセフチーニー「CAIRNGORM ⅡR」

JOSEPH CHEANEY – CAIRNGORM ⅡR   ¥71,000円(税抜)

「AVON C」などのカントリーラインのモデルにもこのコマンドソールが採用されています。

JOSEPH CHEANEY – AVON C  ¥71,000円(税抜)

 

カントリーシューズなんて仕事じゃ履けないじゃないかというご意見もあるかと思いますが、是非一度スーツやスラックスに合わせてみて下さい。

カントリーシューズでも特にケンゴンであれば見た目の雰囲気もシンプルでよほどかしこまったスタイリングでなければ合わせられます。最近ではビジネススタイルのカジュアル化が進んでいることや、これからクールビズの時期になってくることを考えても、充分対応できるモデルではないでしょうか。しかも天候を気にせず履けるのですから、言う事無しです。

そしてこの堅牢なアウトソールをブランドに提供しているのが「ITSHIDE社」。ITSHIDE社のコマンドソールは元々登山家用にと作られていたのですが、1940年にイギリス軍へ提供され、更に1950年代には北極・南極の探検隊の靴にも採用されるなど、高い品質を誇り、今日までチーニーだけでなく、チャーチやサンダース、クロケット&ジョーンズなど、イギリスが誇る数々の有名ブランドにソールを提供しています。デコボコと放射状に並んだラバーが路面を掴み、グッと前に踏み込んでいく力強い歩行感は一度体験すると癖になります。

 

ちなみに私が所持しているコマンドソールのモデルはこちら。

JOSEPH CHEANEY -PENNINE II R

こちらは現在店頭では販売していないモデルにはなるのですが、購入から4年経過しても衰えを知らないタフ過ぎる私の相棒です。雨の日はもちろんですが、ケンゴンと同じ4436ラストの為、縦横のバランスが非常に良く、ワイドパンツからスラックスまで幅広く対応できます。

 

以上本日は私がオススメするコマンドソールについてでした。

皆様の靴選びの際、よければ参考されてみてはいかがでしょうか。

 

BRITISHMADE 博多店 近藤