昨今の情勢により遠方へお出かけすることが難しい日々が続いており、「ステイホーム」いわゆる自宅で過ごす時間が増えてきた方も多いのではないでしょうか。そんなステイホームを充実させるために、身の回りのアイテムを上質で品のあるアイテムへアップデートする流れがきており、その小さな変化こそが心の安らぎに繋がると私自身も感じています。今回は身に着けるファッションアイテムである眼鏡にフォーカスをあてたイベントのご紹介です。
英国が誇る伝統のアイウェアブランドである“OLIVER GOLDSMITH（オリバー ゴールドスミス）”。1926年に創業がスタートしたイギリスの世界的アイウェアブランドであり、名だたる映画スターや知識人といった著名人からの支持の厚い老舗のブランドです。ブリティッシュメイドでは初開催となる注目のイベントとなります。
“オリバー ゴールドスミス”と聞いて思い浮かべるのは「クラシック」というワード。1950年代から1980年代にかけて一世を風靡したアイコンモデルが今現在でもアップデートを重ねながら展開されており、その当時の銀幕のスターへの憧れそのままにファッションとして楽しめるモデルが数多く存在しています。
上記の年代というのは、第二次世界大戦が終わり欧州では黄金時代と呼ばれるもっとも経済が発展した時代でした。面白いもので経済とファッションの結びつきは強く、時代が豊かになるにつれてファッションに関心を寄せる人々が増え、雑誌や映画から影響を受けてファッションを楽しむことが盛んになりました。
オリバー ゴールドスミスはこの頃、かの有名なファッション雑誌「VOGUE」への掲載を経て話題を独占。そしてマイケル・ケインが映画「ミニミニ大作戦（The Italian job）」や「国際諜報員ハリー・パーマー」などの不朽の名作の中で着用していたり、伝説的な女優であるオードリーヘップバーンが「ティファニーで朝食を」を経て黒いサングラスにハマり、その後の映画やプライベートでも愛用するなど、時代を彩った著名人からの厚い支持が大衆に伝播し、アイウェア業界をリードするブランドとなったのです。
そのほかにも、ピーター・セラーズ、マーガレット王妃、モナコ王妃グレース・ケリー、ビートルズのジョン・レノンなど、錚々たるビッグネーム達が顧客名簿にその名を連ねるようになります。さらに1980年には英国王室御用達となり、アンドリュー氏がダイアナ妃のためにデザインしたサングラスなどを製作したりと、その話題は枚挙にいとまがありません。
もちろんこのような話題が多い理由にトレンドのみではなく、選び抜かれた最高の素材を使い、ハイクオリティを実現できる工場があり、そして熟練された職人がいるからこそ、多くの人々に愛好されてきた所以があります。
今回のポップアップイベントでは皆様に様々なモデルご覧いただけるよう数多くのモデルをご用意しております。
その中でも私のおススメは「Consul-S」。前述のマイケル・ケインがハリーパーマーを演じる際に着用していたロングセラーモデルです。程よい厚みのリム幅が知的な印象を与える存在感のあるモデルです。一見シンプルに見えるのですがこの緩やかな絶妙なラインがとても美しいフレームです。
ぜひ皆様も店頭に足を運んでいただき、様々なモデルをかけ比べてお気に入りの一本を見つけてみてください。眼鏡選びのポイントはとにかく数多くの眼鏡を実際にかけること。顔の形やパーツの大きさによって似合う形は変わってくると思われる方も多いかもしれません。ですが一番大切なのはかけてみた際の「直観」です。多くの眼鏡をかけ続けるうちに自然と自身の好みのモデルが頭から離れなくなる瞬間が訪れます。その素直な感覚に従うことこそが眼鏡選びの大切なポイントです。
長くなりましたが下記の期間にて、青山本店・銀座店・博多店の３店舗にて開催しております。ぜひこの機会にお家時間の充実させるための眼鏡選びを、オリバー ゴールドスミスのポップアップイベントにてお探しいただければ幸いです。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
大阪店 上田
■ OLIVER GOLDSMITH POP-UP EVENT
開催日時：6月4日（金）～27日（日）
開催店舗：青山本店、銀座店、博多店
展開アイテム：CONSUL、VICE CONSUL、SHEPPERTONなど全11型
詳細URL：https://www.british-made.jp/topics/britishmade/202105270046557
