春夏シーズンになると店頭には男女問わずローファーをお探しの方が増えます。特に北海道の冬にローファーはなかなか難しいので…春夏だからこそ軽快なローファーを！と探される方が多いのだと思います。
ローファーは、靴紐のあるデザインと比べて甲部分がシンプルなつくりなので履き脱ぎの便利さ、オンオフ左右されにくい汎用性の高さといった実用性が人気の理由。今回はブリティシュメイド別注のウィメンズ ビットローファーPERLA（ぺルラ）と定番モデルBONNIE(ボニー)の細かい違いや、実際の履き心地の比較までお届け。
いきなり私ごとで恐縮ですが、半年間悩みに悩んでぺルラを最近購入しました。（えっ、悩みすぎでは…？）と思われるのも否めません。しかし、やはり購入するからには活躍させたいし、自分がイメージするコーディネートをじっくり考えて考えて、考えて…そうしている内に、あっという間に半年が過ぎ去りました。
そんな私のように、雪解けの季節から考えはじめて夏のボーナスで購入を検討されている方も多くいらっしゃると思います。今回のブログが皆さまの夏のお買い物のお役に立てれば幸いです。
前置きはこれくらいにして、まずはビットローファー ぺルラからご紹介します。
JOSEPH CHEANEY – PELRA ￥68,200（税込）
ゴールドのビットモチーフが、品の良さをプラスしてくれるエレガントなローファーです。モードテイストあるビットローファーは、軽快な服装になる夏場の足元に添えるだけで、上品な装いにしてくれます。
次はコインローファーのボニーをご紹介。
JOSEPH CHEANEY – BONNIE ￥69,300（税込）
ジョセフ チーニーのウィメンズコレクションでは定番モデル。メンズのハドソンがややボリュームのあるカジュアルな印象に比べて、ボニーはすっきりした印象。甲のU字ステッチは革の立ち上がりが少ない縫製で、凹凸の少ない滑らかな印象の仕上がりになった上品な大人のローファーです。
ソールはダイヤモンドラバーソールを使用。濡れた路面などでも滑りにくいといった実用性に加え、サイドビューはレザーソールさながらのドレッシーさを兼ね備えています。様々なアイテムとコーディネートしやすく、天候、トレンドに左右されないのは嬉しいポイントですね。（ボニーは一部レザーソール仕様もございます）
左からボニー、ペルラのトゥ部分です。写真を見ていただけると分かると思うのですが、よく見るとU字ステッチの入り方に大きな違いがございます。ぺルラのは太めのステッチ、U字部分も幅が狭めに入っているので視覚効果で靴自体がほっそりしたシルエットに見えるのでは。対してボニーは細かなステッチワーク、かつ段差が少なくU字も広め大きめにとられてた、すっきりとした印象が特徴です。
皆さまはローファーに合わせるなら、どんなコーディネートを思い浮かべますか？私が選ぶなら、ビットローファーはクラシカルなミドル丈のスカートに、コインローファーならコーディネートを引き締めてくれるマニッシュなパンツコーデですね！
同じローファーというデザインながら、履き心地は微妙に異なります。同じサイズを履くとぺルラはタイトフィット、ボニーはややゆったりに感じました。
ちなみに私がぺルラを選んだ決め手はフィッティングでした。基本サイズはUK4で、ぺルラはUK4でぴったり、ボニーはやや緩い印象でした。馴染むと大きくなるかな？とサイズを下げてUK3.5にしたら今度はタイトすぎて馴染ませるまでが大変そう…！そこで今回はぺルラを選び、ボニーはいつかまた履きこなすまでの方法を考えることにしました。また、次の雪解けの季節となってしまいそうです。
このように履いていただくと、それぞれ靴の木型によってフィッティングが異なるのを実感できると思います。特にローファーはフィッティングをある程度調整できる靴紐のあるシューズよりも、さらに足との相性も大事になってきます。納得のいくまで試着されることをおすすめします。
ウィメンズのオックスフォードシューズはちょっとハードルが高い、でもクラシックな革靴を取り入れる大人の女性には憧れるという方にとって、ローファーは取り入れやすいのではないでしょうか。
ぜひ店頭にてお試しくださいませ。皆さまのご来店心よりお待ちしております。
札幌店 加藤
BRITISH MADE 札幌店
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