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8月も終盤に差し掛かり、真夏の日差し強い暑い日が続くかと思いきや、停滞する梅雨前線の影響から天気のすぐれない日々が続いていますね。私自身もそうなのですが、毎日革靴を履く身としてはこういった雨の日に履く靴選びに思案することが多く、雨の日であっても様になる且つ丈夫な革靴を選びたくなるのが心情です。
今回皆さまにご紹介いたしますのは、そんな雨の日であっても物怖じすることなく履いていただける、タフでスマートなローファー、ジョセフ チーニーの「HOWARD(ハワード)」。ジョセフ チーニーの中ではミリタリーシューズである「CAIRNGORM Ⅱ R(ケンゴン)」が大変人気なのですが、その「ケンゴン Ⅱ R」と同じグレインカーフレザーを用いた、カントリーな佇まいが魅力の一足です。
JOSEPH CHEANEY ― HOWARD ¥78,100(税込)
こちらの「ハワード」、ジョセフ チーニーのローファーでは最も定番であるとモデルいえる「HUDSON(ハドソン)」と同じ5203LASTを採用しており、様々なボトムスと合わせやすいフォルムとなっているのが特徴です。元来、ローファーはハドソンのようなカーフ素材を用いたスッキリとしたモデルが多いのですが、こちらのハワードは前述の通りケンゴン Ⅱ R と同じ上質なグレインカーフを採用し、コバ周りにはホコリや水などが侵入しにくいストームウェルト仕様、そしてレザーソールではなくダイナイトソールを採用しているため、よりカジュアルでカントリーチックな質実剛健な佇まいとなっています。
グレインレザー × ストームウェルト × ダイナイトソールという雨の日でも問題なく履いていただけるディティールが満載であるため、雨の日に履く靴がないという大きな悩みを解決してくれるのが最大の魅力。昨今オフィスカジュアルが進む中、様々な種類の革靴を履いて出勤することができるようになったと聞く事が増えてきましたので、ぜひビジネススタイルにも取り入れていただきたいモデルです。
要所のディティールはカントリーな雰囲気が特徴なのですが、このモデルの根幹である5203LASTが程よい丸みのある比較的シャープな雰囲気のため、カジュアルすぎずドレッシーに寄りすぎていることのない、とてもバランスの取れた佇まいであることが魅力です。
このバランスの良さこそがファッションにおいてとても大切であり、こちらの「ハワード」はカジュアルすぎないデザインであることから、上品なタックパンツやセンタークリースのはいったスラックスにも合わせていただくこともできます。もちろん、デニムや軍パン、はたまたチノトラウザーズといったカジュアルパンツとの相性も抜群です。
『お洒落は足もとから』といった文言を皆さまは一度は耳にしたこともあるかとは思うのですが、この言葉の通りコーディネートにおいて靴が担う役割はとても大きく、合わせる靴によってコーディネートの表情は一変します。例えば同じコーディネートでもスニーカーを合わせた場合と、革靴を合わせた場合ではその表情は大きく違ってきますし、同じ革靴であっても素材やディティールが違えば、自然とコーディネートの見え方も変わってきます。
ただ、その中でもコーディネートごとに靴の種類を変え続けることは難しく、結果的に汎用性の高さが靴を購入する基準になることが多いため、様々なコーディネートに合わせることができる「ハワード」は、皆さまの日々の洋服選びをサポートしてくれる、縁の下の力持ちな存在になることができる革靴です。
革靴愛好家の皆さまにとって雨という天候は眉を顰めるものではございますが、そのような日でも革靴を楽しむことができれば、天候を変えることは不可能であっても、気持ちは晴れやかになるのではないでしょうか。雨でも革靴を履いて気分を向上させたい方、はたまた「ケンゴン Ⅱ R」は好きだけどまた違ったデザインのモデルも履きたいという方、シンプルに雨用の革靴をお探しの方へ、ぜひこちらの「ハワード」をご一考いただければ幸いです。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております。
大阪店 上田
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