新作入荷!ドレイクスのジャケット、アウターコレクションのご紹介|Drake’s銀座店 Naka | BRITISH MADE Staff blog

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新作入荷!ドレイクスのジャケット、アウターコレクションのご紹介|Drake’s銀座店 Naka

2021年秋冬のためにドレイクスが選んだジャケット生地の数々は、久方ぶりのブリティッシュスタイルへの原点回帰なのではないかと私に想像させてくれます。今季のジャケットたちは2017年のシェトランド諸島がテーマのコレクションを思い出させるような非常に美しいツイード生地のものばかりです。約2週間ほど前に私たち銀座店にも一部のジャケットが入荷しておりますので、本日はドレイクスの提案する新作コレクションのジャケットやコートなどをご紹介したいと思います。

 

ちなみに2017年秋冬のルックと今季のツイードジャケットのルックは下記リンクよりご覧いただけます。非常に懐かしい着こなしばかりです……。

AUTUMN / WINTER 2017 LOOKBOOK

AUTUMN / WINTER 2021 A TWEED AND CABLE KNIT STORY

 

まずは私が今季一番気になっているジャケットがこちらです。

Drake’s – Brown Houndstooth Check Tweed Blazer ¥200,310-(税込)サイズ展開:36、38、40サイズ

ドレイクスは2017年秋冬シーズンにも似たようなハウンドトゥースの柄を展開しており、その時のものを私は購入しています。当時は全体的にもう少し暗いトーンで、ブラウンをベースにしたネイビーとグリーンのものでした。今季は全体的にトーンが明るく、落ち着いた雰囲気で提案をしております。よく見るとグリーンやイエローなどの色も入っており、画像よりも実物を見たほうが美しいと感じるでしょう。

現在ドレイクスが提案しているツイード生地も、数年前よりは軽い質感のものが多くなってきました。ハリスツイードの堅牢で重厚感のある生地ももちろん伝統的で良いのですが、もう少し気軽にコンフォータブルにツイードを楽しむのであれば、現在のライトな生地感でも十分楽しむことができるはずです。

 

Drake’s – Prince of Wales Check Tweed Blazer ¥200,310-(税込)サイズ展開:36、38、40サイズ
※上イメージの左モデルが着用しているジャケットです。

いわゆるプリンス オブ ウェールズ(グレンチェック)の柄はほぼ毎シーズン提案していますが、今季は非常に色鮮やかな生地を選択しています。パープルやオレンジのラインが入った生地は、ドレイクスらしいスタイルを作ることができ重宝します。イギリスらしいスタイルを作るのであれば、やはりプリンス オブ ウェールズのツイードは必ず1着は手元に置いておきたいものです。

 

下のイメージは同じジャケットの着用写真です。

Drake’s – Prince of Wales Check Tweed Blazer ¥200,310-(税込)サイズ展開:36、38、40サイズ

ツイードジャケットにスウェットパーカーを合わせるスタイルも新鮮でした。ツイードにはセルビッジコーデュロイのホワイトパンツを合わせ、爽やかで清潔感を演出しつつさらに季節感も意識したスタイルです。アイビーリーガーならスウェットシャツも羽織るでしょう。家にあるパーカーにとりあえずツイードジャケットを合わせたような、とても自然な雰囲気が魅力的でした。

 

私たちの頭の中にはツイードジャケットはこう着なければいけないというような、なんとなくのセオリーがあると思うのです。そうではなく、もっと自由な感覚でそれらのアイテムを組み合わせたほうが気楽に楽しむことができるのかもしれません。

 

ところで、このジャケットの色使いは見覚えがありました。元ドレイクスのスタッフであるJamie Ferguson氏のスタイルブック『This Guy』をご存じでしょうか。

約2年前に発売されたスタイルブックでしたが、もちろんドレイクスのデザイナーであるマイケル・ヒル氏も掲載されています。その時の彼のスタイリングは印象深く、彼が着用していたプリンス オブ ウェールズのジャケットは鮮明に私の記憶に残っています。今季のツイードジャケットのひとつが、その時に彼が着用していた美しい柄に似ており、そのスタイルを真似したいという気持ちが湧いてきてしまいます。

※著:Jamie Ferguson 『This Guy』より

約2年前もボタンダウンシャツはずっとマイケル・ヒル氏のお気に入りでしたが、当時はオックスフォード生地の他にポプリンのような薄手のストライプ生地も好んで着用していました。凹凸感の強いオックスフォード生地ではなく、ポプリン生地を選ぶことで、ツイードの合わせも非常にクリーンな印象にまとめることができていました。

 

さて、話がそれてしまいました。次にコートをご紹介します。

彼はアメリカのJosh Peskowitz氏で、GQ等でキャリアを積みファッションスナップ等でもしばしば人気を集めているようです。伝統的なガンクラブチェックのコートに、軽やかなドレイクスのスウェットセットアップを合わせたスタイルはとてもニューヨークらしい心惹かれるものでした。このラグランスリーブのオーバーコートのスタイルは銀座店が始まった4年前から毎年冬になると登場するもので、毎シーズン修正が加えられ、現在のスタイルになったのは昨年の秋冬からです。私自身は昨年のラグランコートを所有していますが、背裏なしにも関わらず想像以上に暖かく、ラグランスリーブの肩のラインはドレイクスらしいコンフォータブルでリラックスしたスタイルに収まります。

注目すべきはこの4年半の間、ずっと変わらないディテールである背面の深いインバーテッドプリーツです。

歩くたびに揺れる背面のプリーツがとてもエレガントだと思いませんか。ツイード生地をたっぷりと贅沢に使ったこのラグランコートは秋冬のドレイクスのスタイルには無くてはならないものとなっています。ただこのガンクラブチェックは、銀座店にご用意できておらず大変申し訳ないのですが……。その代わりにご用意した同型の別生地ラグランコートをご紹介いたします。

 

Drake’s – Blackwatch Wool Raglan Coat¥280,830-(税込)

ガンクラブチェックも綺麗ですが、このブラックウォッチ柄もとても魅力的です。贅沢にも100%バージンウールで作られたツイード生地は見た目よりも柔らかで軽い質感です。実際に着用した感覚も、見た目よりは非常に軽い着心地となっています。

 

最後に、当店に着せ付けたトルソーをお見せします。先ほどご案内したハウンドトゥースのジャケットにシェトランドセーターを合わせたスタイルです。

Drake’s – Brushed Shetland Crew Neck Jumper¥39,270-(税込)サイズ展開:36、38、40サイズ
Drake’s – Brown Houndstooth Check Tweed Blazer ¥200,310-(税込)サイズ展開:36、38、40サイズ

3、4年前のドレイクスであれば、当たり前のようにルックブックで見られたスタイルです。今季はシェトランドセーターも豊富な色展開で登場していますが、銀座店では定番の3色をご用意しました。昨年のシェトランドセーターは、ビビッドで混じりけのない黄や赤の生地が印象深かったように思います。しかし、今季は伝統的なスタイルに戻り、例えばオレンジの色でも生地の中に白っぽい繊維が混ざっていたりと、奥行きのある色でご用意することができました。

 

 

Drake’s – Brushed Shetland Crew Neck Jumper 各色¥39,270-(税込)サイズ展開:36、38、40サイズ

遠目から見てもそれぞれの色に奥行きがあるものとなっています。どれを選ぼうか迷ってしまうくらい美しい色合いです。個人的には、ドレイクスのスタイルを作るならオレンジまたはグリーンあたりが楽しい気がします。また、生地感もふわふわとしており、多くの空気を含むことができるため見た目以上に暖かなニットとなっています。

 

今シーズンはジャージー生地を中心に真新しいスタイリングが多かったドレイクスですが、同時に、シェトランドセーターのようなブリティッシュスタイルならではのアイテムもご用意しております。ドレイクスの提案する現代に合わせたブリティッシュスタイルを、ぜひこれらのアイテムでお楽しみください。

Drake’s銀座店 Naka

 

Drake’s 銀座店
〒104-0061
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 5F
TEL:03-6263-9955
Email:ginza@drakes.com
営業時間:10:30~20:30 ※10/1(金)より、通常の営業時間となっております。


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