古着屋の魅力。イギリスに縁のある私物をご紹介。| 京都店 | BRITISH MADE Staff blog

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古着屋の魅力。イギリスに縁のある私物を少しご紹介

皆さまこんにちは。今回のブログは京都店 松永が担当させていただきます。

 

今回はタイトルにもある通り、古着屋、古着について書いていきたいと思います。私は古着が好きで、持っている服の半分以上は古着です。休みの日にはSNSで見つけたお店に出向いたり、偶然通りかかったお店に入ってみたりと、“古着屋巡り”をよくしています。

お店ごとに取り扱い商品も幅広く、数年前のものもあれば、半世紀 50年前のもの、中には100年近く前のものなど、年代も様々。

 

服だけでなく、革靴やバッグ、スカーフなどのファッションアイテム、雑貨なども店内インテリアとして展示されていたり、取り扱い商品でお店の特徴、個性があってとても楽しいです!

しかし買い物するとなると、少し難しい部分も。

 

そのとき自分が欲しい と思っているものを、自分の好みの色やデザイン、それが自分のサイズで見つかることはそう多くありません。サイズが良くてもデザインや色味が好みと違ったり、デザインが良くてもサイズが合わず諦めることも多々あります。

店主さんやバイヤーさんがお店のコンセプト、ビジネス的目線、好みなどから買い付けを行うので、基本的には一点物。なので探しているときは商品を見逃さないように、時間をかけてじっくり探します。例えるなら宝探しのような感覚で商品を物色します。いくつかのお店をまわって、ああでもないこうでもないと悩む。これも古着屋巡りの楽しみのひとつでもあります。

 

見つけるまでの過程も楽しみながら、苦労の末に見つかったときの喜びは、普段の買い物では味わえない達成感や満足感があります!その日、そのお店に偶然自分が行き、その商品を見つけた。古着屋での出会いは運も絡んでくるので、大袈裟ではなく、一生に一度、一期一会だと思っております。

 

そんな古着屋巡り、お店へ行くとイギリス製品、イギリス古着が結構多いです!

有名なところでいうと、バーバリーのコートやバブアーのオイルドジャケット、ドクターマーチンのブーツなど。商品量こそ違えど、ほとんどのお店でイギリスものを目にすることができるのではないかと思います。流行り廃りのない、年齢関係なく、毎シーズン着用できる定番アイテムが多く、誰しも一着は欲しい、持っておきたいと思えるものですね。だからこそ需要があり、多くの古着屋さんで取り扱いがあるのかなと思います。

そんなイギリス古着ですが、私自身、欲しくなって購入した一人です!本日は使用頻度の高いお気に入りをいくつかご紹介させていただきます。

 アクアスキュータムのステンカラーコート イギリス製 東京の古着屋にて購入

 

偶然立ち寄った下北沢の小さな古着屋さんで、探しているイメージとサイズがドンピシャで、状態も良かったため、即購入しました。記憶している限り、人生で初めて購入した古着です。購入して今年でもう9年目。当時お店で対応していただいたスタッフさんから伺ったお話や自分でもタグなどから調べてみると、おそらく1980年代頃に製造されたコートではないかと思われます。そこの店員さんと仲良くなって、都内の洋服屋巡りをしたのも良い思い出ですね。

クリーニングに出しても取れない汚れがいくつかありますが、生地感はまだまだ現役。これからも愛用していきます。

 

服だけでなく、革靴、ファッション小物も良い出会いがありました。

チャーチ 「ウエストバリー」 東京の古着屋で購入

 

こちらもおそらく80~90年代のもの。三都市モデルのブックバインダーカーフ(現行ではポリッシュドバインダーカーフ)。チャーチファンの方々ならご存じの「オールドチャーチ」と呼ばれるものです。(興味のある方は「オールドチャーチ」で検索してみてください)

革靴も服同様にサイズ、ラストの合う合わないがあるため、希望に沿うものが中々見つかりませんでしたが、偶然にもチャーチが大量入荷したタイミングで見つけることができました。出会うためにも足繫く来店したり、今であればインスタグラムで入荷情報を逐一チェックしたりするもの良いかもしれませんね。

当初はアウトソールが痛んでおりましたが、アッパーは問題なく、履き皺もはいって唯一無二の雰囲気、特有の光沢感を纏っています。ソール交換を行い、今は仕事、プライベートどちらでも活躍中。お客様とオールドチャーチ談もできたりと、とても満足な買い物でした。

ブランド、年代は不明。イギリスで買い付けたブレイシーズ。福岡の古着屋にて購入

ブランド、年代は不明。イギリスで買い付けを行っている東京の古着屋にて購入

 

上の画像2つは偶然見つけた好みのものでした。本来の目的ではなく、たまたま目に入り、手に取り、気に入ったから購入したものです。お値段もリーズナブルで、こういう偶然の出会いも古着屋でのお買い物あるあるだと思います。

普段古着のパンツが多く、サイズも少し大き目が多いのですが、ベルトでは絞りすぎてウエスト部分にたるみができてしまうのが難点。ブレイシーズであればその悩みも解決できるため、古着屋では自然と探してしまうアイテムですね。スカーフも巻くだけで上品さをプラスできるので、気づけば10点以上所有しています。スカーフも着用頻度が高く、持っていない色などによく目がいきます。今後まだまだ増えていきそうです。

 

イギリス人は「ものを大切に使う」とよく耳にしますが、古着屋さんにあるアイテムをみると、それは本当の話なんだなとつくづく感じます。服はもちろん、革靴やスカーフなど、丁寧に使っていないと長持ちしないようなアイテムです。細かな傷汚れこそありますが、ものとしてまだまだ使える状態です。そういった状態であるということは、実際にイギリスで「ものが大切に」使われているからこそだと感じました。

トレンチコートやオイルドジャケットなど、元々の耐久性が高いものもありますが、それでも雑な使い方をすると短い期間で着用できなくなってしまいます。ちなみに最初にご紹介しましたアクアスキュータムのコートも、耐久性を高めるためにコットンとポリエステルを混紡して作られており、水に強い仕様に。今でも水をはじくので、お気に入りと同時に驚きもあります。

耐久性が高く永く使えるものと、永く使おうとする国民性から、日本をはじめ世界各国の古着屋さんでイギリス製品がみられるのではないかなと思います。

 

最後に古着屋さんをご紹介!

ブリティッシュメイド京都店の近くにイギリスやアメリカ、ヨーロッパ各地の古着を豊富に取り揃えている古着屋さんがありました!

京都府 御幸町(ごこまち)通りにある古着屋「HOMIES/ホーミーズ」。

京都の古着屋といえばここ!と言われるお店で、以前アニキこと、片野英二さんのYouTubeチャンネル「アニチューブ」でも紹介されています。お店の前をよく通るのですが、連日たくさんのお客さまで賑わっています!

写真から、さっそく入口にバーバリーのコートが見えますね。ウェアを中心にイギリス古着をもう15年買い付けされているそうです!特にヴィンテージバーバリーの取り扱いに力を入れられているそうで、お客さまからも喜んでいただいているとのことです!実際に見させていただきましたが、写真だけでもわかる豊富な商品量!店内装飾も素敵ですし、スタッフさんもとても親切です!つい長居してしまう、おすすめのお店ですので、京都にお立ち寄りの際はぜひご覧くださいませ。

 

私がイギリス製品、ブランドが好きになったのも、イギリス古着を購入したことがきっかけでした。最初はアメリカやヨーロッパ全般の古着を購入していましたが、いいなぁと感じるアイテムが、イギリス古着が多いことに気づきました。そこからイギリスのファッションや文化を調べ、より好きになり、今こうしてBRITISH MADEで、イギリス製品の魅力、永く使うことの素晴らしさを微力ながら発信させていただいております。

必ずしも古着屋がそういったきっかけになるとは限りませんが、普段古着屋さんへ行かない、着ない方にも、少しでも魅力に感じていただけて、ご来店のきっかけになると嬉しいです。ファッションがお好きな方はぜひ!

まだイギリスに行ったことのない私ですが、いつかはイギリスで古着屋巡りをしてみたいと思います。

 

京都店 松永

 

BRITISH MADE 京都店
〒600-8005 京都府京都市下京区四条通り富小路東入立売東町23‐2  2階
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定休日:毎週火曜日