札幌の街中でひといき そらのガーデン | BRITISH MADE Staff blog

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札幌の街中でひといき そらのガーデン

皆さま、こんにちは。

 

本日はブリティッシュメイド札幌店がある、JR札幌駅ステラプレイス近くのビルの屋上にあるイングリッシュガーデンをご紹介したいと思います。

ステラプレイスの隣のビル、エスタ屋上11階に「そらのガーデン」はあります。環境保全の一環として、屋上を緑のある憩いの空間にしたいとの思いから生まれたガーデンです。おそらく、全国的には商業用のビルの屋上がガーデンになっているというのは珍しいことではないと思いますが、寒冷地の北海道では本格的な屋上庭園は前例がなく、「そらのガーデン」がはじめての試みだそうです。


クレマチス


おそらくスキタス?

 

ガーデンの監修はテレビドラマのロケ地でも有名な富良野の「風のガーデン」(こちらもとても素敵なガーデンです!!)を手がけられたことで知られる、旭川の「上野ファーム」のヘッドガーデナー 上野砂由紀さん。英国ハンプシャー州のプライベートガーデン「ブラムディーン・ハウス・ガーデン」でのホームステイ研修の経歴をお持ちです。上野さんのつくる庭作りは北海道の風土に合った宿根草を中心に、様々な種類の草花が散りばめられているのが特徴だと感じます。


ナデシコ


プルネラ


ハニーサックル

お昼時に行くと、テーブルでゆったりガーデンを眺めながらランチをしている方がちらほらいらっしゃるのですが、それ以外の時間だと地上の喧騒が嘘みたいに感じられる、ほんとうに静かで穏やかな空間です。

 

ところで皆さま、そもそも、イングリッシュガーデンってどういう形式のガーデンかご存じでしょうか?

イングリッシュガーデンとは、グリーンをたくさん使った自然の景色そのもののような庭のこと。実際は花が開花するタイミング、植物が育った時の高低や広がりのバランスを考えながら、綿密に計算設計されているのですが、それを感じさせない、まるで長い時間をかけて自然に出来上がったように見える庭作りがイングリッシュガーデンと呼ばれています。


アスチルベタケッティ

「そらのガーデン」はまさにイングリッシュガーデンだ!と思いました。

 

植栽されている植物は、北海道の気候に合ったものを選んでいると思いますし、ビル風の強い屋上に合わせてグラス(園芸用の草)を多用している構成は、もしかして王道ではないかもしれませんが、そこの自然に合った植物を選び、その場所ならではの四季感じさせるガーデン作りこそ、イングリッシュガーデンの基本姿勢なんじゃないかなと勝手に思っています。

 

札幌も気温が上がり、これからがガーデンのいちばんの見頃だそうです。皆さまもぜひ一度足を運んでみてください。

 

札幌店 加藤

 

BRITISH MADE 札幌店
〒060-0005
北海道札幌市中央区北5条西2 札幌ステラプレイス イースト2階
TEL:011-209-5140
営業時間:10:00-21:00