BRITISH MADE内でコーナー展開している、BRITISH WEEKENDでは、D.I.Y・Gardening・Picnicをテーマに英国の余暇の過ごし方を提案しています。
今回はPicnicの歴史について、ちょっとだけお話を・・・
先日、スタッフ4人で出かけたピクニックのおやつ達。
最近ではスーパーや輸入食品店で、様々なイギリス食品を見かけます。スタッフが個人の趣味で持ち寄ったおやつや昼食は、パッケージだけでも魅力的です。
ピクニックを企画することになったものの、英国に住んだことも行ったこともない私たちはまず英国のピクニックはどんなものか調べるところから始まりました。
「ところで、ピクニックってどんなことをするんだろう・・・?」
「そもそも、起源は?どこで生まれたんだろう?」
調べてみると、ピクニックが英国に広まったのは19世紀初頭とのこと。
当時のロンドン社交界で「ピクニック・ソサエティー」と言うサークルが誕生した事が、英国にピクニックの文化を広めたきっかけと言われています。
もともとピクニックは17世紀にフランスで生まれ、英国には18世紀半ば頃に渡って来たそうです。
その後、庶民にもピクニックの文化は徐々に広まり、畑仕事の合間の休憩やランチタイムもピクニックのひとつでした。イギリスでは簡単なサンドイッチとリンゴ、そしてポットに淹れた紅茶・・・、日本で置き換えるとおにぎりと梅干、急須のまま持ってきた緑茶でしょうか。そう考えると、日本でも昔からピクニックと同じ文化が根付いているのかもしれませんね。他にもピクニックと似た文化を探してみると、野点やお花見が挙げられます。
英国では近所の公園へポテトチップスや飲み物を片手に、寝転んで本を読むというピクニックスタイルが良く見られます。いまは梅雨時期でなかなか外に出られませんが、晴れた日に近所の公園にでかけるのも良いかもしれませんね。
次回は、ピクニックの定番フードについてお話したいと思います!