はじめまして!青山店の安藤です。
趣味は旅先で「なんじゃこりゃ!?」を発掘すること、マイブームは思い出し笑いです。
さて今回は、ロンドンから電車で1時間半、私がイギリスの中で大好きな町のひとつ
カンタベリーを訪れた時に出会った「なんじゃこりゃ!?」を3つご紹介したいと思います。
①CANTERBURY CATHEDRAL
敷地が町全体の1/5を占めるイギリス国教会は総本山、カンタベリー大聖堂。数々の歴史的大事件の舞台にもなっており、世界史好きとしても非常にテンションが上がります。
こちらソールズベリー大聖堂と並び、イギリス国教会において最も格式が高く、着工はなんと1079年!
ちなみに当時の日本は平安時代。神道では、伊勢神宮に加え鹿島神宮と香取神宮が、国内神社の最高位として“神宮”の格式が与えられていました。
ざっくり例えるとカンタベリー大聖堂もこのランクにあたります。すごい!
荘厳なカテドラルに響く聖歌隊の歌声、一面に飾られた中世のステンドグラスから射す光・・・。観光として訪れても思わず涙するほどの美しさ、まして長旅を経て辿り着いた巡礼者の感動は如何ばかりだったでしょう。
11世紀にもわたって歴史を重ね続けるは、恐るべきクラフトマンシップですね。
②CANTERBURY POTTERY
ホテルへ帰る途中で迷子になり、ひなたぼっこをしているおじさんに道を尋ねたら、「帰る前にウチ寄っていきなよ!」と連れられた場所(コラコラ)。なんと窯元でございました。
押しは強いが言葉は少な目のオーナーが淡々と生み出す陶器の数々。なんとこれが・・・
超かわいいっっ!!!笑
大胆な配色の組み合わせなれどなぜか落ち着く、ファンタスティックな生活感。そして、ぽてぽてっとしたフォルムが何とも愛らしく。
勢いあまって「ろくろ教えて!」とお願いしたら快諾いただき、いざ挑戦。(言ってみるもんですね!)
電動ろくろで成型までしたところでTime up。
記念に作品(?)を送ってもらえることになり、自宅の住所を記して「また来ます!」と店を出たのですが
肝心のホテルの場所を聞いておらず、3秒後に再来店を果たしました・・・ouz
③CANTERBURY TALES
14世紀の大名作ジェフリー・チョーサー「カンタベリー物語」の世界を、リアルに体験できる蝋人形館カンタベリー・テイルズ。
1時間に2回ほどのスタート時間に合わせて入ることが出来ます。
いつもは団体客で賑わっているところですが、訪れた時の希望者は、まさかの私ひとり!
「日本語のポータブルガイドがあるから、1人で歩いた方が楽しいよ。」とスタッフさんに押し切られ、暗闇に放り込まれること一部屋目。
ギャーーーーーっ!!
近い!怖い!!生々しい!!!汗
私、蝋作品の技術をすっかりあなどっておりました。一体一体をよく見ると、手相までしっかり描かれているほどの精巧さ。
頭皮の作り込みにいたっては、そういう業界(?)が協賛しているのかという程で、予想外にもクラフトマンのこだわりを発見できた場所でした。
カンタベリー物語のイメージはホラーになってしまいましたが。笑
はてさて、皆さまからも「なんじゃこりゃ!?」なイギリス話もお話しいただけたら嬉しいです!
店頭にてお待ちしております♪
青山本店 安藤