先日、英国大使館に行って来ました!
というのも、イギリスのウィメンズファッションを盛り上げようと企画されたイベントにご招待いただき、LAVENHAMの輸入代理店、渡辺産業として同メーカーの展示で参加させてもらったのです。
今回のイベントは、元々、FASHION IS GREATという英国政府が2011年から世界各国で展開している『GREAT Campaign』というものの一環で開催されたもので、いま英国を代表する19のファッションブランドが一堂に会し、それぞれのコレクションを展示するというスペシャルな展覧会。
会場となったのは駐日英国大使館『大使公邸』。ちなみに、普段滅多に入ることはできません。
ということで、本日は大使公邸内とイベントの様子を少しご紹介します。
当日、しっかり雪の降る中、初英国大使館へ。
重厚な西洋の建物の雰囲気といった感じで、事前の入館申請と身分証明証提出も必要なのが頷ける佇まい。
せっかくの機会なのに、雪と傘とで写真の1枚も撮影できず…。ただ、門をくぐるとイベント会場内以外撮影禁止の文字が。大使公邸内に入るまではぐっと我慢。
大使公邸内に入って、まずはクロークで荷物を預けてお手洗いに。
これが予想外に素敵な空間で、壁紙はイギリスらしく花柄、ソファとランプとテーブルまであり、日本人の私としてはこの空間で生活できるとさえ思いました。
他にも、F&Mの文字が入ったFORTNUM&MASONのバスケット、洗面台にはJO MALONEのハンドウォッシュ…
イギリスフリークな女性はこういうちょっとしたところも嬉しいのではと思いながら少しばかりその空間を楽しませてもらいました。
今回メイン会場となったのは、普段は応接室・居間・会食会場として使われているところ、つまり1階フロアほとんどでした。
居間・応接室にあたる部屋には暖炉があり、暖炉の上にはライオンが。
ちょっとしたことですが、それぞれの部屋のライオンの表情、よく見ると違いました。
(私があまりに接写するものだから、警備の方がさりげなく避けてくださり恐縮でした)
会場内の壁には絵画や写真も点在していましたが、親切にもその展示品の説明書をおさめたファイルも設置されていました。
雪の様子が気になり部屋から中庭の様子を見てみましたが、やはりなかなかの広さ。
中庭を開放したイベントなども開催されることがあるようで、天気の良い日は気持ち良さそうです。
フィンガーフードを提供していたホール天井には豪華なシャンデリアが。
よく見てみると半ふきぬけになっており、気になった私は階段を探してみましたが、2階は立ち入り禁止になっておりました。残念。
当日はフィンガーフードも用意されており、スイーツが3種類、シュークリームとブラウニーのようなものとレモンタルトが。
イギリスでレモンといえば、レモンカードというクリームを使用したお菓子を想像される方もいらっしゃるかと思いますが、まさにこのタルトはそうなのではないかと思いながら美味しくいただきました。
どの部屋もイベント仕様にライトアップや装飾が施されていましたが、カーテンや絨毯、元々飾ってある美術品などには、なるほど英国大使館だなと感じさせる上品さがありました。
各ブランドの展示会場は大きく3つのパートに分かれていました。
¥60,000,000以上の時計からキャサリン妃御用達のブランド、イギリスといえばのMackintosh、Burberryなどなど英国ブランドが盛りだくさん。
秋冬のイメージが強いLAVENHAMも今回のイベントに合わせて春夏コレクションで参加しました。
一見LAVENHAMと気づきにくいデザインのコレクションが並びましたが、ブランドの最大の特徴であるキルティングは裏地に施されており、デタッチャブル仕様!
普段店頭ではシンプル且つユニセックスな雰囲気で見せることが多いのですが、せっかくのレディースイベントということもあり、普段とは少し異なる装いで展示しました。
アウターの定番型とも言えるステンカラータイプもあれば、現代的なエッセンスが加わったオーバーサイズモデルまで、今年はいつもと違ったラインナップのLAVENHAM。
既に馴染みのある方もない方も、幅広く楽しんでいただけるのではと思います。
こうして大使公邸内で行われた英国ブランドの展覧会でしたが、しっかり目で見て楽しんで来ることができました。
普段なかなか入ることのできないところでの様子が少しでも伝われば嬉しいかぎりです。