いよいよ来週14日金曜日はバレンタイン。正式にはSt. Valentine’s Day。この時期のバレンタイン、ロンドンはハートだらけに変わるそう。ロマンがありますね。
英国発祥と諸説あるイギリスのバレンタイン事情はこちらのストーリーズよりご覧ください。
ブリティッシュメイドでは毎月様々なイベントを開催していますが、とりわけ今年のバレンタインはさらに特別です。
■ バレンタイン限定!イギリスの伝統的な焼き菓子を手がける モーニングトン・クレセントのチョコレート焼き菓子を2月7日から数量限定発売
バレンタインにぴったりなイギリス焼き菓子をなんとあの、東麻布に工房を構える、英国菓子教室&ベーカリーショップ「モーニングトン・クレセント」さんに数量限定で作ってもらいました。
こちらが撮影用にとステイシーさんにいただいた試作品。その後スタッフが有り難くいただきました。(あくまで味を伝えるべく、です。ご容赦ください。)
開封からもうチョコの濃厚な香りを堪能ができまして、一口目で思ったのは甘過ぎず、ビター過ぎない、ちょうど良いバランスの美味しさ。シュガーも自然でまろやかな味。ブランデー仕込みのプルーンが上品かつ、チョコ、ナッツ、風味と食感の層をいくつも生みます。この奥行きの作り込み、まさに職人技…。この日に合わせて同じく展開されるBrew Tea Coの紅茶や、コーヒー派にも相性抜群。その希少性にプレゼントにぴったりです。(メッセージカードはあいにくご用意が無いのですが、そこはイギリス流。あえてラッピングはご自身で、生花と共に渡すのもおすすめしたいところ。)
すでにお問い合わせを何件か頂いており…おそらく完売必須だと思いますので、ぜひお早めに…でございます。
さて、とにもかくも大切な日、ここ3ヶ月はクリスマス、年末年始と来て、ワイワイと人と会うシチュエーションが多いのは喜ばしいことだと思います。そんな大事なシーン、服装って大切ですよね。
ということでドレスコードのご紹介はいくらでもあると思うのですが、キレイ目のカジュアルシーンを想定して、人と会うタイミングで個人的に気にしています的な、そんな回です。
1. 革靴を履く
Drake’s – Crosby Moc-Toe Chukka Boot ¥52,000(税抜)
マストですね。普段スニーカーな方こそギャップを演出できるのではないでしょうか。もちろん服装次第ですが、思わぬアクシデントがあるかもしれません。なので歩きやすいものが良いでしょう。例えばですが“Church’s(チャーチ)”のシャノンのようなカーフのプレーントゥか、ドレイクスのようなスエードシューズなんてオールラウンダーで良いでしょう。
少なくともドレスコードがない限り、仕事用の靴と思われるデザインのは、ちょっと違うのかなと。「いや、就活じゃないんだからさぁ。」って冬の寒さより厳しい言葉が繰り出す破壊力は凄いですから。必要=革靴ではなく、大切なのは清潔感です。ドレスに振ってもセミブローグあたりの装飾感は欲しいなぁと思っています。
もちろん汚れ落とし、スムースレザーなら靴磨きも忘れずに。以前の記事ですが、こちらにプロの職人による靴磨き特集記事をまとめています。ポリッシュも個人的にはビカビカよりもキラッくらい控えめが好印象かと個人的に思っています。靴下もキレイなものを。靴色が移るのでダークトーン、この時期は抗菌効果のあるウール素材がベターです。
2. 襟のある服を着る
カジュアルな場面でも人と並ぶ、歩くときは、相手に恥をかかせないよう清潔感が必要だなと。襟付きのものを着ればなんとなく丸く収まると甘くも思っています。ニットにシャツ、もしくはジャケット。ニットはハイゲージが街っぽいですが、ミドルゲージも冬らしい愛嬌あって良いですね。大事なのはスチーム・アイロンでシワをしっかりと取っているところだと思います。
3. 荷物はコンパクトに
GLENROYAL ー MONEY CLIP WITH COIN POCKET
BRIDLE LEATHER ¥29,000 / LAKELAND BRIDLE ¥31,000 (税抜)
荷物持ち役を進んで回るのが紳士的と思います。はい喜んでのマインドで。できればハンドフリーで行きたいですね。ゆえに財布はコンパクトなものが良いでしょう。キレイ目のコーディネートに合うのは、やっぱりマネークリップあたり適任です。とは言いつつトートバッグなんて折りたたんで持っているとサスティナブルな面を演出できるかもしれません。あくまで、かもしれません。雨予報が出ていれば傘を持っていると気さく。
4. チーフを持つ
小物使い、大切したいですね。普段胸元を飾るポケットチーフも、元々はハンカチーフです。濡れた手をズボンでふくのとハンカチを手にする人、どちらが好印象かは一目瞭然。生活を大切にしている気がします。人がお気に入りの服が汚してしまったとき、サッと差し出せたら気さくですね。間違っても鼻をかんだものは渡してはいけません。
5. 主役を引き立てる
というかこれただの自分のポリシーなのですが。重要だと思います。人はバンドで例えると、フロントに立つボーカルです。歌っているのに、ブースターを踏んだギターソロやドラムソロなんてしませんよね?主役を引き立てるのがバックサウンドなのです。それと同じで、色数や柄は多くなくて、あくまでシンプルかつシックに、でもアイテム選びで個性的を散らす、が格好良いと思います。
6. その日を楽しめるように演出する
最終これに尽きるというか、かかりますね。むしろこれさえあればかもしれません。気になっていたワークショップをこっそり予約してレザー小物をハンドメイドするもよし(限定的過ぎますかね)、他では中々買えないチョコレートのために並ぶもよし、ディナーは飲み過ぎず(これが一番難しい。)などなど…楽しむためのアプローチはいくつもあります。ただし曲がりなりにも人なので、そう計画通りにはいかないわけで、そんなところで悪態をついてもテンションが下がるだけなのでマナーよく、盛大にその時を楽しませ、楽しみましょう、というスタンスです。皆にとって良い1日となるのが一番です。
ブリティッシュメイドにはそんな特別な日にぴったりな“イギリスもの”をご用意しておりますとお伝えはさせていただきます。イギリスで作られたアイテムは主役でいて、コーディネートでは名脇役、みたいなアンダーステイトメントなところが長く使えるところに繋がっているのでは、と最近つくづく思います。
それでは良いバレンタインを。