ホッと一息つける、身近なイギリス生まれのハーブティ | BRITISH MADE Staff blog

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ホッと一息つける、身近なイギリス生まれのハーブティ


BRITSH MADEスタッフブログをご覧の皆さまこんにちは。札幌店の加藤です。

毎日いかがお過ごしでしょうか?

札幌店は先月18日からの休業が延長になり毎日自宅で過ごす日々が続いております。

この時間を使って不得意なパソコンの勉強に取り組んだり、いつもより丁寧に洋服の手入れをしながら衣替えをしたり、自宅にある小さな庭の手入れなどをしながら過ごしています。


皆さまはガーデニングはお好きでしょうか?

私は決して得意ではないのですが、家族や親しい人たちに植物好きな人がなぜか多く、小さな頃から庭仕事や畑作りを手伝ってきたせいか、土を触るのが好きです。

 

土に触れる生活が心身の健康に繋がるというお話しを聞いたことがあります。

 

土には、抗うつ薬と似た効用があり、土に含まれるバクテリアが脳内のセロトニンの分泌や働きを活発にするのだそう。ガーデナーはこれらのバクテリアを吸い込んで体に取り入れているというわけです。

これから外出自粛がそう遠くない先に解除になると思いますが、その後も「新しい生活様式」が提言されていますね。

いつまで続くんだろう、と不安な気持ちにもなりますが、部屋の中の観葉植物や台所の小さいキッチンハーブも不安を和らげてくれる効用があると思います。この機会にちょっとだけ取り入れてみてはいかがでしょう。

 

さて前置きが長くなりましたが、そう言われても、植物は今までほとんど枯らしてしまってきたし、キッチンハーブってなに?家で料理しません…という方も少なくないと思います(笑)

そこでもう少し手軽な私のお気に入りをご紹介したいと思います。

おうち時間を多く過ごすようになって、自宅でお茶を飲む機会が増え、だんだんカフェイン過多が気になってきてしまいます。ノンカフェイン、体に良いものをということでおすすめハーブティーをご紹介します。

Pukka(パッカ)は、イギリスで生まれたハーブティーのブランド。パッカという名前の由来はヒンディー語の「本物」や「一番の品質」という言葉から来ており、その名の通り高い品質を持ち、世界各国で有機栽培されたハーブを使用して作られた製品を販売しています。その品質と美味しさから、イギリス発祥の「食のオスカー」と言われるギルドオブファインフードが開催しているグレイト・テイスト・アワードを受賞しています。

 

Pukkaのハーブティーは本当に美味しいです!
使われているハーブのブレンド内容はそんなに珍しい感じでもなく、メインのハーブはわりとよくある組み合わせだと思いますが、とても美味しくて飲みやすいのです。さすが、プロのティーブレンダーはすごい。

 

多分ほんの少量入っているスパイスやオレンジ・レモンの果皮、リコリス(甘いハーブ)の配合がポイントなのだと思います。

 

Pukkaは手に入れやすさも魅力で、輸入食材を売っているスーパーやお洒落な雑貨屋さんなどでも良く見かけます。お値段も輸入の茶類にしてはお手頃です。

 

ただやはりコーヒー・紅茶・日本茶に比べると飲みなれない味、と思われる方も多いと思います。香りはもちろんですが、味があんまりしないとか、物足りないなどなど。
そういう方のために、少しだけ飲みやすくする方法があります。

10年ほど通っているハーブ料理教室で教わった方法なのですが、ほんの少しの日本茶を混ぜるのです。日本茶はなんでもOKです。緑茶でもほうじ茶でも玄米茶でも大丈夫。量はティーパック1つに対して、ティースプーンに半分くらい。飲んだ時日本茶そのままの味を感じたら入れすぎで、後味にほんの少し香るくらいがハーブの香りと相まって美味しく感じると思います。飲みなれた日本茶の香りがとても落ち着いた気分にさせてくれるはず。

 

ラベンダーやカモミールのハーブティーに日本茶?と思われるかもしれませんが、良かったら挑戦してみてください。ハーブティーはブレンドも楽しみのひとつだと思います。

これからの季節、麦茶を手作りする方も多いですが、その時に麦茶にハーブティーのティーバックを加えて煮出したり、水出ししたりするのも後味がさわやかになっておすすめです。

 

イギリス好きの皆さんはご存じだと思いますが、イギリスはヨーロッパの中でもハーブ文化が盛んで現代でも国が認定する「メディカルハーバリスト」が存在し、人々の体調や体質に合わせたハーブを治療薬として処方している国です。これから続く新しい生活様式にそんなイギリスのライフスタイルを取り入れてみてください。

札幌店 加藤

庭のさくらんぼの花が満開です!実がなる頃には日常が落ち着いているといいですね。