3月に入り、昼間もようやく春めいた気温になってきました。寒さが続くといえども暦の上では既に立春を過ぎ、間も無く秋冬のコートやニットとしばしのお別れと考えると少し寂しい気持ちになります。
四季を感じさせてくれるのは日本ならではの侘び寂び的な魅力だと思いますが、とにもかくも後ろ髪ひかれそうな冬の最後というワード。冬を締めくくるイベントってもしかするとバレンタインデーなのかもしれませんね。バレンタンデーがあるならホワイトデーもあるわけです。
バレンタインデーをいただいた皆さま、来週はホワイトデーです。念のため。自分はすっかり忘れていました。
さて先日アップしたレイジーデイジーベーカリーさんのチョコレートチップビスケットのレシピはご覧になりましたでしょうか。
■ イギリス気分を楽しむバレンタインデーに!チョコレートチップビスケット限定販売とレシピ動画を公開
お菓子は通年食べたいものです。余談ですが、通年着れる服も好きです。とにかくもバレンタインデーと題してはいますがいつ食べても喜ばれること請負いなのでぜひ作って食べていただきたいところ。個人的にはホワイトデーのお返しなんて粋だと思います。頂いていたとしても、同じものを手作りで贈るのも素敵かなと。
撮影に立ち会ったのですが、それはそれは美味しかったので…今回簡単にトライしてみました。大さじ1は1秒1プッシュ、大体こんくらい山できれば大さじ1とかざっくり派の自分のフィーリングでお届けしたいと思います。
まずは常温に戻してたバターをよく混ぜます。常温に戻す大事ですね。
だいたい、スルーッと滑らかになったら良いと思います。
次はグラニュー糖を入れてさらに混ぜ、全卵を3回に分けていれてきます。
余談ですが、グラニュー糖を混ぜただけの状態でも美味しいのが罪深いですね。その段階で無くならないようにご注意。*全卵入れた状態は推奨しませんよ。
次は薄力粉やジンジャーなどスパイスをふるい入れていきます。
写ってないのですが、ざるを使ってスプーンでこしていくのがコツです。
ザクっと混ぜていきます。
ザクっと混ぜました。これがザクの状態です。そしてチョコチップを入れます。
混ぜる前から既に美味しい。粉気が無くなるまで混ぜたら生地の完成です。ラップを用意して筒状に2本まとめていきます!
生地を冷蔵庫で休ませて、あとは焼くだけ。
あとは焼くだけです。
実質作業的には完了です。「あとは焼くだけ」の言葉の効用は月並みすごいなと思います。今回早いところ食べたかったので最低2時間は守りつつも早速焼いてしまいました。
パッドに保存していたので若干、直線の箇所がありますがこの不揃い感も愛嬌と言い聞かせます。肝心なのは味と心です。
約180度に余熱したオーブンに。入れて約14分。
ふっくら焼きあがりました。焼き上がりが食べられるのは作った人の特権!
不格好ながらあのとき食べさせていただいた味に近かったと思いますが、自分で作ると何か足りない!と思ってしまいます。が、肝心なのは味と心だと、心に言い聞かせます。
こちらはレイジーデイジーベーカリーさん作のもの。ひび感や綺麗な円の形を今度は目指したいところです!奥が深い。しかしながらお菓子作りは初めてという方も、トライしやすいレシピだと思いますのでぜひこのホワイトデーのご機会、作られてはいかがでしょう。焼き上がりが食べられるという作った人の特権ももれなく付いてきます。
正確なレシピはさきほどのトピックスに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。レイジーデイジーベーカリーの店主・中山真由美さんご本人に実演いただいたお菓子作り動画も同時公開しています。
ホワイトデーということで忘れてはいけないのが身嗜みです。
ブリティッシュメイドでも、経年変化がすばらしいグレンロイヤルのナチュラルレザーや、今から気兼ねなく着れるマカラスターの春ニット、バブアーのノンワックスジャケットなどなど、新作が続々と入荷しています。
外出機会が少なくなったといえども、服装を整えて悪いことはないと思います。買い揃えるでなく靴を磨くのも良いでしょう。なかなか息の詰まるときが多いので、ほんの少し変化が生活への良いスパイスとなってくれるなと最近よく感じています。個人的にも家にいるとついラフになりがちなので装いを見直したいところです。
とはいえ詰まるところ新作が出るたび、なんだかんだ気になってしまいますね。つきるところ。
それでは良い週末を。