皆さまこんにちは。
先日から販売をスタートしたザッチェルズのブリティッシュメイド特別仕様。
(詳しくはこちらのTOPICSをご覧ください!)
個人的には英語も話せないのに1人でロンドンを訪れた思い出にマッチするアイテムたちです。今回は旅行で自ら撮った写真を通して、3種のバッグの製作にあたり、ブリティッシュメイドがカラーをどのような想いでチョイスしたかをちょこっとご紹介させていただきます。
かつて、あまり履き馴染んでいなかった革靴一足で挑んだ旅行。飛行機でエコノミー症候群になり、むくんだ足が辛かったなあという思い出もあります。機内で靴を脱いでいたこともあり、ヒースロー空港に到着後、革靴をきちんと履けず、かかとが完全に浮いた状態で歩いていました。同じ飛行機に同乗していたであろうおじさんが「HAHAHA‼」と笑ってくださいました。あの光景は忘れられません。
公園に入るとリスがたくさんいたのも良い思い出。ロンドンでは当たり前のようにリスがいて、テンションが上がっているのは子どもと私くらいだったような気がします。ちょっと恥ずかしくなって、何度か目にするうちにちょっとずつクールに遠目で見れるようになりました。
とにかく動きが速く、写真がうまく撮れませんでした。
(写真の通り、もう後ろ姿を撮るのがやっとです。)
リスのくだりからお察しいただけるかもしれませんが、私には少々子どもっぽい趣味趣向があります。おもちゃ屋さんを訪れた際も、心の中では(親戚のお土産を見に来ました!)と演じつつも、実際は自分にぬいぐるみを買いそうになりました。帰国後、気になって最終的には通販で買いましたが……笑
そんな私は、ちょっと嫌なキャラクターでありつつも小説のピーター・パンに魅力を感じています。これは散歩中に撮った銅像で、ハイドパークの中をひたすら進むとあります。偶然にもお花を持っていて、さらに素敵さが増しています。
こちらは東京(千葉)の写真。あの有名なアニメーション映画でもロンドンの空を飛んでいるシーンはワクワクします。ディズニーランドのアトラクションでもその雰囲気が楽しめます。
ロンドンの空を飛ぶ素晴らしさを実感したいところですが、現実に行うことは難しいのでロンドン・アイに乗ってみました。ロンドン・アイはテムズ川沿いにそびえ立つ大きな観覧車。
ロンドン・アイの中からの一枚です。こちらにひとりで乗りました。同乗した方々はご家族連れ、カップル等で乗る方ばかりで、景色の素晴らしさを共有できる人もおらず、ちょっと寂しかったです……。ただ、高いところから眺めるロンドンの眺望はここが一番といっても過言ではないと思います。
グリーン×ブラックのカラーは物語誕生地のイメージに加えて、ピーター・パンのようにロンドンの夜空を飛ぶワクワク感を味わっていただきたいという思いも込められています。
さらに、大人になっても子ども心を忘れてほしくないな、それも伝わるといいな!という思いもメッセージとしてあります。
2種類目は、ミルキーカラーのバッグ。赤がアクセントになっています。個人的にはイギリスの昔のお洋服、ビクトリア朝の雰囲気にも合うのでは?と思う配色です。時代は異なりますが、ドラマや映画にもなった『ダウントンアビー』でも、衣装で使ってほしいくらいエレガントなお洋服に合うと思います。「ロンドンのチャーミングといえばこれだ!」と一番に連想して作ったカラーリングでもあります。
映画やドラマでも、そして現代でも楽しまれている紅茶の文化。ティーカップもとても可愛らしく見えてきます。
旅行以外でも、イギリスの雰囲気を楽しむためにアフタヌーンティーを楽しまれる方も多いのではないでしょうか。こちらの写真は実は日本で撮影したもの。ちょっとクリスマス仕様のティータイムです。友人と『ファンタスティック・ビースト』の映画を観た足でお邪魔したお店での一枚です。
「スコーンと一緒にいただくことがイギリスのお茶」というイメージもあると思いますが、個人的には牛乳を入れた紅茶と一緒にベリー系のフルーツが入ったクッキーも食べたいです。
今回の別注のバッグは、そんなミルクティーのイメージはもちろん、スコーンにクロテッドクリームやジャムを付ける感じを表現したく、配色位置もフラップ部分とポケット部分で特別に変更をお願いしました。気分だけでも美味しく召し上がれ。
最後に、カムデン・タウンのレンガ造りを彷彿とさせる組み合わせ。このカラーリングに関して画像がない点、お許しください。私はカムデン・タウンから連想してほんの少しロックな雰囲気も味わえるカラーだと思っています。
実際に現地で参加したわけではありませんが、私の好きなバンドがかつてサッカー場のウェンブリースタジアムでライブをした際、ギターボーカル担当が赤のジャケットとパンツで立っていました。それがただただかっこいいと感じたのです。カムデンといえばロック、ロックといえば……と想像が膨らむ組み合わせでもあります。
余談ですが、この動画はウェンブリースタジアムでのライブの様子です。登場してギターを掻き鳴らすメロディーが「ウェストミンスターの鐘」な点がイギリスらしさがあると思います。当時、このライブが収められたDVDの輸入盤を購入し、日本の再生機器では再生できなかった悲しい思い出もあります……笑
まだまだこちらのカラーにはロンドンらしい由来があります。とても素敵な物語があるのですが、ここで全てをお伝えすることは難しいので是非店頭でご紹介させていただければと思います。
このご時世、ロンドンどころかどの国にも行けない方が多いのではないでしょうか。(私もその1人だったり。次はスコットランドを訪れたいです。)
少しでもロンドンを楽しめるバッグになれば幸いです。
バッグを通して、私のようにイギリスの思い出を作っていただけますように。
札幌店 石原
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