フレディ・マーキュリーからエド・シーランまで。
前回このSTORIESでサム・スミスのニューシングルについて取り上げましたが、その投稿のアップの直後にニューアルバムのリリースが発表となり、先日リリースされました。インスタなどで電撃発表して、ひと月足らずでリリース。いやはやSNS時代ですねえ。月一更新のコラムでは追いきれません(笑)。日本盤ライナーノーツによると、彼はここ暫く、アレサ・フランクリンとジョージ・マイケルを特に愛聴していたとのこと。アレサにはソウルフルを、自身と同じようにゲイであることを公表していたジョージにはシンパシーを感じていたのかもしれません。
ではここからサムと同じように繊細なイメージを持つUK出身のヴォーカリストを駆け足で振り返ってみましょう。まず前述のジョージ・マイケルはこのコラムでも何度か取り上げました。
そしてやはり以前も懐メロ特集でちらっと触れたボーイ・ジョージ。80年代にカルチャー・クラブのヴォーカリストとして一斉を風靡した彼も現在56歳です。
この曲、日本ではノエビア化粧品のCMで広く知られました。
内田 正樹
エディター、ライター、ディレクター。雑誌SWITCH編集長を経てフリーランスに。音楽をはじめファッション、映画、演劇ほか様々な分野におけるインタビュー、オフィシャルライティングや、パンフレットや宣伝制作の編集/テキスト/コピーライティングなどに携わる。不定期でテレビ/ラジオ出演や、イベント/web番組のMCも務めている。近年の主な執筆媒体は音楽ナタリー、Yahoo!ニュース特集、共同通信社(文化欄)、SWITCH、サンデー毎日、encoreほか。編著書に『東京事変 チャンネルガイド』、『椎名林檎 音楽家のカルテ』がある。