映画『エリック・クラプトン 〜12小節の人生〜』公開中!!
現在公開中の映画『エリック・クラプトン 〜12小節の人生〜』が、第61回グラミー賞の最優秀ミュージック映画部門にノミネートされました。授賞式は2019年2月10日(日本時間11日)、アメリカはロサンゼルスのステープルズ・センターにて開催されます。 母親から愛されることなく、むしろ拒絶され、祖父母に育てられた幼年期を経て、心の癒しをマディ・ウォーターズやBB.キングや黒人音楽、つまりはブルースへと求めたクラプトンは、やがてイギリスの音楽シーンでめきめきと頭角を表し、その流麗なブルースギターから「クラプトン・イズ・ゴッド」と讃えられるまでの存在となります。
もちろんヤードバーズ、ジョン・メイオール・アンド・ザ・ブルースブレイカーズ、そしてクリームにブラインド・フェイス、デレク・アンド・ザ・ドミノスと、ソロ活動に至るまでの間に彼が在籍したバンドの映像も観ることができます。またビートルズやストーンズ、先ごろ惜しくもこの世を去ったアレサ・フランクリンの若き日の姿など、音楽ファンにはたまらない面々も登場します。また、映画の2枚組サウンドトラックもリリースされていて、彼が参加したアレサやビートルズ(もちろん「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」です)も収録されています。
そこで今回は、クリスマス目前ということで、いま聴きたいクラプトンの5曲をリコメンドしてみたいと思います。
1.「ワンダフル・トゥナイト」
2.「いとしのレイラ」
3.「ハード・タイムス」
4.「ティアーズ・イン・ヘヴン」
5.「ホワイト・クリスマス」
映画『エリック・クラプトン 〜12小節の人生〜』は全国公開中です。メリー・クリスマス。ではまた!
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内田 正樹
エディター、ライター、ディレクター。雑誌SWITCH編集長を経てフリーランスに。音楽をはじめファッション、映画、演劇ほか様々な分野におけるインタビュー、オフィシャルライティングや、パンフレットや宣伝制作の編集/テキスト/コピーライティングなどに携わる。不定期でテレビ/ラジオ出演や、イベント/web番組のMCも務めている。近年の主な執筆媒体は音楽ナタリー、Yahoo!ニュース特集、共同通信社(文化欄)、SWITCH、サンデー毎日、encoreほか。編著書に『東京事変 チャンネルガイド』、『椎名林檎 音楽家のカルテ』がある。