1862年のロンドンを舞台に、気球飛行の先駆者と知られる気象学者ジェームズ・グレーシャーによる前人未踏の冒険を描いたのが、今回紹介する映画『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』。ディズニー版『美女と野獣』の名プロデューサー、トッド・リーバーマンが手掛けた“奇跡の実話”の見どころをお届けします。
現在も破られていない「酸素ボンベなしの気球で、高度11277ｍまで上昇」という、ジェームズの偉業を、よりドラマティックに映画化した本作。劇中の約70％を気球の飛行シーンが占め、狭いバスケットの中でドラマが展開する異例の構成とともに、注目すべきなのがその独特な撮影法です。BBCのドラマシリーズ「戦争と平和」での硬派な演出が高い評価を受けたトム・ハーパー監督の「観客にも、気球に乗る感覚を体感してもらいたい！」という意向もあり、ほとんどの飛行シーンを空中で撮影。
また、キャストだけでなく、『フッド: ザ・ビギニング』で大胆なカメラワークを披露した撮影監督ジョージ・スティールも気球に同乗。大空を漂いながらカメラを回すことで、我々の目の前にはダイナミックな大パノラマが広がり、気温マイナス50℃の世界など、自然の脅威も疑似体験。さらに、ドルビーアトモスのレコーディング技術を導入した音響効果との融合で、圧倒的な臨場感が醸し出され、“天空の『ゼロ・グラビティ』”というべき体感型アトラクションムービーに仕上がっています。
当時では考えられなかった気象予測の実現のため、命懸けの旅に出る堅物のジェームズに『ファンタスティック・ビースト』シリーズのエディ・レッドメイン。彼の調査に同行する自由奔放な女性パイロット、アメリア・レンに『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のフェリシティ・ジョーンズ。5年前、『博士と彼女のセオリー』で物理学者スティーブン・ホーキングと彼の献身的な妻を熱演し、ともにアカデミー賞候補となった2人が再競演しています。
その相性の良さは、男女の関係を超えた強い絆で結ばれ、次々襲い掛かる困難に立ち向かうジェームズとアメリアにピッタリ。また、高所で酸欠状態になった脳の感覚をシミュレーションした訓練を受け、撮影現場でも常に氷の中に手を浸すことで、リアルな震えや青い唇を再現するといった役者魂も魅せてくれます。彼らのほか、ダニー・ボイル監督作『イエスタデイ』で奇妙な体験をする主人公を演じたヒメーシュ・パテルやトニー・リチャードソン監督の名作『長距離ランナーの孤独』のトム・コートネイなど、実力派キャストが顔を揃えています。
制作費4000万ドルの超大作だけに、美術監督に『英国王のスピーチ』のデヴィッド・ヒンドルと『ハリー・ポッターと死の秘宝』のクリスチャン・ヒューバンドを迎え、1862年のロンドン・ヴィクトリア朝・中期の街並みを完全再現！ 巨大セットを組んだ冒頭の「気球飛行大会」では、世界初の万国博覧会であるロンドン万博（1851年）直後の熱気を感じることができることでしょう。また、専門家の協力を得て、機能する当時のガス気球のレプリカも完全再現するこだわりも！
もちろん、人気ミュージカルの映画版『オペラ座の怪人』や、女王エリザベス1世の半生を描いた『エリザベス』『エリザベス：ゴールデン・エイジ』を手掛けたアレクサンドラ・バーンによる衣装も見どころのひとつ。TPOに応じ、幅の広いネクタイやボウタイを使い分けるジェームズの着こなしは、これまでも学者（博士）役を演じ、大英帝国勲章OBEも受章した英国紳士の気品さを感じるエディにピッタリです。一方、当時では珍しく肌の露出を強調したアメリアの自立さを表現した煌びやかなドレス、さらに2人が身に着けるキャスケット帽や手袋といったファッションアイテムからも目が離せません。
至福＆驚愕の映像ライドに、エディ・レッドメインの溢れる魅力、そしてリアルに再現されたヴィクトリア朝の空気感と、本作はまさに映画館の大スクリーン＆大音響で体感すべき一作だといえるでしょう。
BRITISH MADEでは1月17日から公開の映画『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』の映画公開を記念して、プレゼントキャンペーンを開催します。応募方法は以下の通りとなります。
1. BRITISH MADEのTwitterアカウントをフォロー⇒ https://twitter.com/britishmade_jp
2. 該当ツイートをRT（リツイート）
以上で応募完了です。応募締め切りは2020年1月27日（月）12時00分まで
当選者の方にはツイッターのDMで直接お知らせいたします。
Text by Hibiki Kurei
1.上質な英国映画して、新たな体感型アトラクション映画の誕生！
2.『博士と彼女のセオリー』の2人スターが再び競演！
3.ヴィクトリア朝時代の街並みも再現！ やっぱり、エディは博士役が似合う！
もちろん、人気ミュージカルの映画版『オペラ座の怪人』や、女王エリザベス1世の半生を描いた『エリザベス』『エリザベス：ゴールデン・エイジ』を手掛けたアレクサンドラ・バーンによる衣装も見どころのひとつ。TPOに応じ、幅の広いネクタイやボウタイを使い分けるジェームズの着こなしは、これまでも学者（博士）役を演じ、大英帝国勲章OBEも受章した英国紳士の気品さを感じるエディにピッタリです。一方、当時では珍しく肌の露出を強調したアメリアの自立さを表現した煌びやかなドレス、さらに2人が身に着けるキャスケット帽や手袋といったファッションアイテムからも目が離せません。
■ 4名様にオリジナルクオカードをプレゼント！※本イベントは終了しました
BRITISH MADEでは1月17日から公開の映画『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』の映画公開を記念して、プレゼントキャンペーンを開催します。応募方法は以下の通りとなります。1. BRITISH MADEのTwitterアカウントをフォロー⇒ https://twitter.com/britishmade_jp
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以上で応募完了です。応募締め切りは2020年1月27日（月）12時00分まで
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり
1月17日（金）全国ロードショー
出演：フェリシティ・ジョーンズ『ビリーブ 未来への大逆転』、エディ・レッドメイン『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』、 ヒメーシュ・パテル『イエスタディ』、トム・コートネイ『さざなみ』
監督：トム・ハーパー
配給：ギャガ
gaga.ne.jp/intothesky
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Text by Hibiki Kurei
