イギリス生まれのドレイクスには多種多様なタイのバリエーションがあります。もちろん、色と柄にも様々なものを用意しているのですが、その中でも普遍的な人気を誇っているのがネイビーカラーのタイ。クラシックに基づく一定のルールのもと、ドレイクスのセールスの中で多くの割合を占めているのがネイビーです。
ブリティッシュメイドでも様々な素材、柄のネイビータイを取り扱っています。そこで今回は、春に向けてオススメのネイビータイ4本をピックアップ。メンズファッション誌で活躍し、ドレス系のコーディネートに定評のあるスタイリストの四方章敬さんに間違いのない装いを提案していただきました。
ドレイクスの「スクリーンプリントグレナディンシルクタイ」には、上のコットンスーツスタイルで取り入れた「グレナディンシルクタイ」と同様の生地が用いられています。ただし、裏地を排したハンドロール仕上げなので生地に透け感がもたらされて、より軽やかな印象。さらに、スクリーンプリントのドットが加わったことで上品にして涼感のある仕上がりになっています。ここで合わせたコットン70%×リネン30%の白シャツとは最上級のマッチングバランス。シャツとタイの素材感が相まって、シアサッカージャケットの爽快感が極まりました。華やかな差し色として効いているチーフには自転車の柄がプリントされていて、休日スタイルに相応しいユーモアが潜んでいます。
ここまで、ネイビータイを使った4つのスタイルをご覧いただきました。ネイビータイの素材感にこだわって装いを組み立てると、より魅力的で説得力のある見映えになることがお分かりいただけたかと思います。新年度が始まり、いろいろな物事が刷新されていく春。ここで初心に立ち返って、タイの基本カラーであるネイビーとともに颯爽と歩き出してみてはいかがでしょうか。
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ブリティッシュメイドでも様々な素材、柄のネイビータイを取り扱っています。そこで今回は、春に向けてオススメのネイビータイ4本をピックアップ。メンズファッション誌で活躍し、ドレス系のコーディネートに定評のあるスタイリストの四方章敬さんに間違いのない装いを提案していただきました。
王道のドレススタイルにはネイビーのソリッドタイがベスト
ネクタイ:50オンスロイヤルツイルシルクタイ、
シューズ:WILFRED
「ネイビースーツに白シャツ、ネイビータイという組み合わせは、ビシネススタイルの基本。スリーピースのスーツをチョイスして、タイバーやサスペンダーでも英国調のクラシックテイストを取り入れるのが今季の気分です(四方さん)」。足元にセミブローグシューズを合わせると、気の利いた英国スタイルにまとめることができます。スーツは無地でもいいのですが、ここではマイクロチェック柄を選んでいます。サスペンダーのドット柄と合わせて、さりげない柄使いで洒脱に演出しているのです。 シルクポケットチーフ
ネイビータイは、ドレイクスでも最人気の「50オンスロイヤルツイルシルクタイ」。50オンスという厚手のシルク生地が上品な光沢を放っていて、ブロード地の白シャツに上品に映えます。生地の程よい張りと厚みによってノットがしっかりと決まるところも魅力。ディンプルによってもVゾーンが美しく演出されます。チーフは、シャツの白と連携させました。スーツとタイのネイビー×シャツとチーフのホワイトによって、ビジネスシーンに必須とされる端正な印象が充満。タイバーでシルバーの煌めきを加えてみれば、雰囲気が締まって英国らしさが一段と強調されるでしょう。 光沢のあるレジメンタルタイで奥行きのあるジャケパンスタイルに
ネクタイ:スーパーレップレジメンタルシルクタイ
「昨今のビジネスシーンでよく見受けられるジャケパンスタイル。ジャケットはウールにリネンを混紡した素材なので、春夏シーズンらしい清涼感が漂います。スーツスタイルに比べると少しくだけた印象になりますが、タイを光沢感のあるものにしておくとビジネス仕様のカッチリ感もキープできて好バランスです(四方さん)」。スラックスは、チャコールグレーではなくライトグレーに。季節感をアピールして、冬から春へとうまく装いをシフトしていきましょう。 リネンポケットチーフ
スーツはもちろん、ジャケパンとも好相性なのがレジメンタルストライプ入りのタイ。ドレイクスの「スーパーレップレジメンタルシルクタイ」は、太い畝が特徴のスーパーレップと呼ばれる生地を使用しています。ストライプが太めなところもポイント。上品な艶があって発色が美しいので、柄がいっそう引き立っています。ここではロンドンストライプのシャツと組み合わせて、ストライプ・オン・ストライプで魅了するVゾーンに。ストライプのピッチの違いにより、奥行きのある見映えになりました。リネンチーフのエッジにもブルーを取り入れているので、スーツの清涼感が際立っています。 グレナディン織りがコットンスーツの装いを格上げする
ネクタイ:シルクタイ(グレナディン)、シューズ:BURWOOD
「ドレスとカジュアルのテイストをうまく融合させて、お仕事から休日までの幅広いシーンに対応してくれるスタイリングに。明るいベージュのコットンスーツを選んで春らしさを表現したら、タイの素材感でも軽やかさを演出していきたいですね(四方さん)」。少しくらいのシワなら気にすることなく着られるコットンスーツ。ニットを肩掛けすると、こなれたムードが増幅します。足元はブラックよりもブラウンで。 リネンポケットチーフ
コットンスーツに合わせたのは、ドレイクスの「グレナディンシルクタイ」。古い織り機を使って生み出されるグレナディン織りが、独特な表情で軽妙な印象を醸します。シルク素材なので上品さも損なわれていません。ドレス〜カジュアルのポジショニングでいえば、素材感と同様にフラットな50オンスの厚手シルクタイとざっくりとしたニットタイの中間に位置します。このスタイリングでは、シャンブレーシャツの素材感とミックスすることで遊び心を表現。カジュアル感が強めながらもくだけていない、絶妙なバランスに。ポケットからはスーツのベージュとリンクさせたブラウンカラーをのぞかせて。ビジネスも休日のディナーも余裕でこなす装いが完成しました。 透け感とドットが加わったグレナディンは休日スタイルに最適
ネクタイ:ハンドロールグレナディンシルクタイ、シューズ:CAIRNGORM Ⅱ R
「タイを締めたジャケットスタイルのボトムスにジーンズを選んでいます。休日のタイドアップ提案ですね。こちらのジャケットは、シアサッカー素材です。グレナディン織りにドットがプラスされたタイを合わせることで、清涼感を底上げすることが可能になります(四方さん)」。ジーンズは、リジッドの濃厚な色みにしておくのがベスト。抜け感とクリーンな印象を全身に行き渡らせて、足元にはボリュームのある革靴を。 ここまで、ネイビータイを使った4つのスタイルをご覧いただきました。ネイビータイの素材感にこだわって装いを組み立てると、より魅力的で説得力のある見映えになることがお分かりいただけたかと思います。新年度が始まり、いろいろな物事が刷新されていく春。ここで初心に立ち返って、タイの基本カラーであるネイビーとともに颯爽と歩き出してみてはいかがでしょうか。
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