BROOKS ENGLAND(ブルックスイングランド)のショップ、「B1866 LONDON」は、コヴェント・ガーデンに近いEarlham St.にある。近くにはベルギー料理で有名なBERGO やフレッド・ペリーのお店など、コヴェント・ガーデン周辺特有の強い個性を持った、若い人に好まれる店が立ち並んでいるエリアだ。
Earlham St.は有名なランドマーク、Seven Dialsまで続いている。有名セレブが常連で有名なレストラン、ザ・アイヴィーも近いし、休日にはストリート・マーケットの屋台が並ぶ。高級感とカッティング・エッジが寄り添う、いかにもロンドンらしさの漂ったエリアで、石畳の道をゆったりした歩調で散策するのは、すこぶる気持ちがいい。
ブルックスイングランドは、イギリスらしい伝統的な職人気質を守り、質の高い革、真鍮、布といった素材を活かした高級感溢れながら、若い世代をはじめ幅広い世代に支持されるクールなデザインが両立するサイクリング・ライフスタイルブランド。店の前に立つと、英国的な高級感が店の外観から見て取れる。ベントレーやアストン・マーティンでも使いそうな色合い。店内に一歩踏み入れば、見渡す視界のあらゆるところで、「物欲」を刺激するデザインが発見できる。
熱心なサイクリストの友人が「ブルックスのサドルは最高だ」と言っていたのを思い出す。それは、ブルックスのデザインが単にデザインとして製品化されているのでなく、機能として優れていることの証だ。まず、機能ありきなのである。それは、創業者のジョン・B・ブルックスのプリンシパルである。
「B1866」のショップ名から察することができるだろうが、創業は1866年。151年間、使い心地がよく耐久性に優れた製品を作ることが、このブランドが専念してきたことなのだ。自転車のサドルに関して言えば、「とにかく座り心地が最高に良く、疲れない」これが熱心なサイクリストに愛されてやまない理由だという。かっこいいデザインや、タフな革の見た目は、その機能を果たす事で自然に生まれた造形なのだ。
店に足を運び入れる人たちを見ていると、やはりコヴェント・ガーデンらしい、ラギッドなファッションを着込んだ人たちと、サイクリストらしい装いで、大切なパーツにはしっかりとお金をつぎ込む、と言った人たちの二層に分かれていたのが面白い。でも、両方ともに満足できるのが、この店の特徴といえよう。
「やはりサドルのB17というシリーズのものです。このシリーズは、各サイクリング誌の評価でも最高評価を受けていますから。ベイシックなモデルから始まり、チタンを使用したものまであります。他には、サイズやカラーバリエーションも豊富なバックパックのPICKWICKという製品で、上蓋を止める部分が一本のストラップなのが特徴で、これもサイクリング・バッグとして賞を取っています」
「僕はシリアスなサイクリストではないけど、毎日通勤で自転車に乗っています。最近新しい自転車を買ったので、良いサドルに買い換えようと思って、サイクリング誌をチェックしてみたところ、どこでも最高の評価を受けていたのがブルックスのサドル。とにかく座り心地が良くて耐久性が抜群だと聞いたからね」
そうか。僕も、ブルックスのパーツを使って、ドレスアップした自転車が一台欲しいなって、かなり本気で思って、この気持ちの良い空間を後にした。
「B1866」のショップ名から察することができるだろうが、創業は1866年。151年間、使い心地がよく耐久性に優れた製品を作ることが、このブランドが専念してきたことなのだ。自転車のサドルに関して言えば、「とにかく座り心地が最高に良く、疲れない」これが熱心なサイクリストに愛されてやまない理由だという。かっこいいデザインや、タフな革の見た目は、その機能を果たす事で自然に生まれた造形なのだ。
John Boultbee Brooks
有名なサドル、ハンドルのパーツ、真鍮のベル、ヘルメット、タイヤのパンク・キット。手にとってみると、こんなに存在感のあるパーツを自転車に使うのか、と何とも気持ちがワクワクしてくる。 ショップスタッフのマンキー・ウイリアムスンさんに話を聞いた。
ー 1番のベスト・セラー商品は? ブルックスイングランドの150周年とバンズの50周年を記念した限定アイテム。SWIFT × VANS VAULT EDITION
実際に来店していたお客のデニスさんにも話を聞いて見た。
ー 今日来られた目的は?そうか。僕も、ブルックスのパーツを使って、ドレスアップした自転車が一台欲しいなって、かなり本気で思って、この気持ちの良い空間を後にした。
B1866 LONDON
住所: 36 Earlham St, London, London, GB United Kingdom WC2H 9LH
http://www.brooksengland.com