ショーディッチやハックニーを中心に、歴史と伝統が息づくロンドンのなかで今もっとも面白いイースト・エリアで気軽に入れるおすすめのグルメスポットをご紹介します。
“注釈”『CAFF = CAFÉ』彼等のURLはALBION CAFFになっています。CAFÉでは無くて。カフはイギリスの俗語でカフェという意味です。イギリス人の労働階級はカフェとは言わずに、カフと言います。ここのそういう遊び心や配慮が、気取らなくイギリスっぽくて皆に好まれている理由の1つです。
1.POPPIES FISH&CHIPS
オールドスピタフィールドを拠点に1952年開業、50年代当時の内装をしたレトロスタイルと新鮮さで勝負するフィッシュ&チップス屋は常に観光客と地元民に愛され賑わっている。油っこく無く厚めの衣の中に包まれた肉厚でジューシーな白身魚と大きめのチップス。魚はその日にロンドン市内の最も有名なビリンズゲート魚市場から取り寄せる。2014年には全国で最も優れたインディペンデントフィッシュ&チップス賞を獲得し、その勢いは止まらない。現在はイーストロンドン地区以外にカムデン地区へも出店をする常に期待を裏切らない安定感のあるお勧め店。 50年代のイーストロンドンメモビリア満載のレトロな内装
途切れないテイクアウェイ客への対応で休む事が無いキッチン内
何処か懐かしさのある体裁のメニュー
レギュラーサイズのコッド(鱈)のフィッシュ&チップス
魚肉ソーセージの衣揚げ
ケチャップやマヨネーズの替わりにカレーソースというオプションも、これかなり美味しいです
POPPIES FISH&CHIPS
住所: 6-8 Hanbury Street, London E1 6QR
最寄り駅:リバプールストリート駅&ショーディッチハイストリート駅から徒歩約10分内
URL:http://poppiesfishandchips.co.uk/
2.ALBION CAFF
イーストロンドンで最も勢いのあるREDCHURCH STREETにあるコンランが経営するお洒落なカフ(カフェ)。隣には屋上レストラン、12部屋のユニークでハイスタンダードなゲストルーム、グローサリー、ベイカリー、保存食を販売するスペースを持つ場所であり、さらにサーブしている大半が全て英国製というのも嬉しい。全てのディッシュはイギリスの伝統的な料理が主体で安定感があり、価格帯も手頃。ここでのお勧めは、イギリスの代名詞でもあるイングリッシュ(フル)ブレックファスト=全て必要な物は入っています。併設の保存食コーナーでは、地元のイギリス人に愛されるイギリス製のソースやジャム等保存食が販売されており、ちょっとしたお土産を選ぶにはお勧めの場所。“注釈”『CAFF = CAFÉ』彼等のURLはALBION CAFFになっています。CAFÉでは無くて。カフはイギリスの俗語でカフェという意味です。イギリス人の労働階級はカフェとは言わずに、カフと言います。ここのそういう遊び心や配慮が、気取らなくイギリスっぽくて皆に好まれている理由の1つです。
家庭には欠かせない3種のソース。ウスターソース、ケチャップとブラウンソース(全てここで購入可能です)
その日に作られたベイカリー
イングリッシュブレックファスト。トマト、卵、ビーンズ、マッシュルーム、ベーコン、ソーセージにブラックプディング
イギリス地元民に愛されている保存食やスウィーツを販売しています
ALBION CAFF
住所: 2-4 Boundary Street, Shoreditch, London, E2 7DD
最寄り駅:リバプールストリート駅またはオールドストリート駅から徒歩約10分
ショーディッチハイストリート駅から徒歩約2分
URL:https://boundary.london/albion/
3.The Duke of Cambridge
ロンドン=パブは皆が持っているイメージだろう。ロンドンの喧騒を忘れさせるローカルに愛されるロンドンでも稀なオーガニックパブがある。女性パブオーナーと英国デヴォン地方で『RIVERFORD』オーガニック農場を経営するエコ熱心家が結婚、そのお陰で直送された新鮮な野菜を惜しめなく楽しめるオーガニックパブが完成。ビールからウィスキーまで全てオーガニック製とその徹底ぶり。料理に使われる素材の仕入先、コンスタントな新鮮な野菜の提供、一見田舎のパブに来たみたいな錯覚を覚えるゆとりのある内装。パブ=ローカルの社交場を体現しているパブ、お洒落なイーストロンドンと目と鼻の先にあるオアシス的なパブは一見の価値あり。 デヴォン地方のファームハウスをイメージにした内装
市販でも購入可能なRIVERFORD出版のレシピブック
日替わりで変わるチョークボードメニュー
手作りフムスとオーガニックキャロット。パンフライドチョリッゾソーセージ
フリーダムオーガニックラガー
スモークハドック(魚)、クラッシュポテト、サルサヴェルデ ヘルシーで新鮮な素材を活かした魚料理の代表的な一品
カボチャ、グリークチーズと発芽ブロッコリーのアルガンオイルドレッシング。カボチャの甘みとフェタチーズの酸味が絶妙
The Duke of Cambridge
住所: 30 St Peters Street, Islington, London, N1 8JT
最寄り駅:エンジェル駅から徒歩約10分
URL:http://dukeorganic.co.uk/
URL:http://www.riverford.co.uk/
4.Pavilion Cafe & Bakery
約80点にも及ぶマーケットストールが並ぶ土曜日マーケットで知られるBROADWAY MARKETに昨年からオープンしたパン屋パビリオンベイカリーがプロデュースする美しいショップフロントをした小さなカフェ&ベイカリー。基本テイクアウェイのみ。パンとペイストリーは地元ハックニーにあるベイカリーで毎日焼く新鮮さが売り。ロンドンの中でもそのクオリティーの高さはトップランクに入る味であるのは間違いない。美味しいパンと珈琲、可能な限り地元で集める季節の食材。朝食と昼食にテイクアウェイで近くの大きな公園『LONDON FIELDS』でゆっくりと食べるのもお勧め。今年新しい店舗を日曜日フラワーマーケットで有名なCOLUMBIA ROADにオープンする予定。 テイクアウェイメニュー:2種類のバゲットスタイルサンドウィッチとスリランカンダール豆とキャベツのスープ
もちろんパンのテイクアウェイも売り
サンドウィッチと珈琲 こってりしたハムホックと酸味サワークラフト、パセリマヨネーズとフラットホワイト(珈琲)
ダール豆とキャペツのスープ アジア系の味付けで、落ち着ける親しみの味
外のテーブルでパンの試食も
Pavilion Cafe & Bakery
住所:18 Broadway Market London E8 4QJ
最寄り駅:地下鉄ベスナルグリーン駅またはホックストン駅、ハガーストン駅から徒歩約15分
URL: https://pavilionbakery.com/
5.THE RICHMOND
ロンドンで最もトレンディーな地区がイーストロンドンと言われる理由は多くのクリエイティブ層が住んでいるから。35歳の人気シェフと元スタイリストが手掛けるイーストロンドン初の今話題のシーフードがメインのレストラン。最大の特徴は、質が高い産地別に採れたオイスターを好みで盛るプレートメニュー。魚介類のカルパッチョ、タルタルもお勧め料理の一つ。シーフードが苦手な方へはコンフォートフード(ステーキ、シチュー、バーガー等)の肉料理があり美味しいカクテルとお酒を楽しめる、お洒落で気軽に行けるロンドン全体が注目するビストロレストラン。 スコットランド産、アイルランド産、エセックス産、ウェールズ産と産地別に選べる迫力満載のオイスタープレート
オイスター&ブラディーマリーのショット。オイスターを飲み干し、ブラディーマリーのショットで口直し
ヒラメ、スプラウト、ピックル漬けされたマッシュルームにガボチャ風味のビスクソース
カラメライズされた林檎とリコットチーズのシャーベット
パンチのあるシグネチャーカクテルの一つ
THE RICHMOND
住所: 316 Queensbridge Road, London, E8 3NH
最寄り駅:ハガーストン駅またはダルストンジャンクション駅から徒歩約10分以内
*閉店しました。