こんにちは。川合亮平です。
新しい年になってしばらく経ちましたね。
新年の抱負や目標を立てられた方も少なくないと思いますが、2月も中盤になりどんな感じでしょうか?
え?そんなこともうとっくの昔に忘れてたって?
「英語の上達!」的な抱負を立てられた方はいらっしゃいますか?
ガッツリでも冷やかしでも、英語学習に対する真剣度に関わらず、今回の記事はそんなあなたのお役に立てば良いなと思って書きました。
実は、というほどのことでもないのですが、僕は思うところあり去年の秋頃から英語学習を約20年ぶりに再開してるんですね。
現在もそこそこ快調に継続できていると自己判断してるんですが、僕の目下の英語学習に欠かせない存在が今回紹介するアプリ“BBC Learning English”なんです。
(もともと、ツイッターにて“妄想ロンドン会議”さんに教えてもらいました)
“BBC Learning English”のウェブサイトもあるんですが、僕はアプリのみで使っています。
ヴァラエティに富んだコンテンツなので、人によって様々な活用法があるのは言うまでもありませんが、今回は「僕はこういう風に使ってるよ」という部分をシンプルにまとめたいと思います!
まずそもそもなぜ僕がこのアプリを使うのか?一般的にみてどういう特徴があるのか?ということですが、
1.自然で実践的なイギリス英語が学べる
教材としてすごく良くできているし、内容もとても充実していると実感してます。
2.随時新しい素材が更新
これはすごく重要なポイント。常に新しい素材がポンポン上がってきます。つまり、“今使える”イギリス英語が学べる、ということです。僕はこういった要素を殊更に重要視する傾向があります。だって、今使えない英語を学んでも時間がもったいないですからね、正味の話が。
3.スマホだけで学習が完結
学習の手軽感は継続していく上ですごく大切だと最近感じています。このアプリの中にはレベル・目的別の色々な番組(コンテンツ)が入ってるんですが、その中には音声スクリプトが全て同画面で確認できる番組もあり、その手軽・便利さに最初は仰天したものです。
4.レベル・目的別で選べる(素材のバラエティが豊富)
BBC Learning Englishという冠の元に、様々な切り口のミニ番組がある、というのがこのアプリのおおまかな構成です。自分にあった素材を見つけやすい、と言えると思います。
5.無料
ロハです。素晴らしいです。
ぼくはそんなふうに考えます。
番組の種類は20個くらいあるようなんですが、まず自分が集中して学習する(更新をフォローする)番組を1〜3個程度選ぶのが良いかなと思います。もちろん、新しく更新された番組を全て片っ端から聴いて(観て)いく、というのもアリだとは思いますが。
選ぶ時、一番大切な基準となるのは『自分自信、どんな英語を身につけたいのか?自分の英語学習の目的はなんなのか?』と自分に真摯に問いかけることですね。
自問自答した上で、カテゴリーから選べばいいと思います。
6つにカテゴリー分けされています。
それぞれの番組には、INTERMEDIATE(中級)や、LOWER INTERMEDIATE(初中級)のようなレベルも記されているので、それを基準にしてもいいと思いますよ。
ちなみに僕は、“6 Minute English”、“Lingohack”、“News Review”という3つの番組を使って学習を進めています。
1.精聴
1つのクリップ(番組)、例えば“6 Minute English”だったら文字通り6分くらいの素材になるんですが、それをまずは集中してしっかり聴きます。
2.単語・表現など意味確認
2回目に聴くときは、スクリプトがあるものは(“6 Minute English”はあります)それを確認しながら聴く。そして、分からない(または意味が頭にすっと入ってこない)単語や表現や文をピックアップして調べます。
とはいえ、翻訳するときみたいにその場で完全にガチガチに100%理解する必要はないと思っています。なぜなら、同じ素材を今後複数回復習していく過程で「あ、そいういうことか」とひらめくことが多々あるので。
3.学習した番組のトピックをスクリーンショットしてreminDoに登録
さて、一旦ちょっとだけBBC Learning Englishアプリから離れて、別のアプリについて話します。
「忘れたくない事柄を登録しておけば、(忘却曲線を踏まえた)記憶に残りやすい適切な間隔で自動でリマインドしてくれて、毎日アプリで手軽に復習しているうちに、自然に色々頭に入ってしまう素晴らしいアプリ」なんです。
詳細サイトには以下のように説明されています。
僕は“精聴”したBBC Learning EnglishのクリップのスクリーンショットをreminDOに登録します。
そうすると、1日、3日、1週間、2週間、1ヶ月後に、そのスクリーンショットがremindDOの“今日復習すべき項目”として自動的にアップされるようになるわけなんですが、アップされた時に何をするかというと、僕はそのクリップをシャドーイングするんです。
適切なタイミングでシャドーイングという復習を行うことで、その内容が脳みそに定着しやすくなるんです。
復習って、学習でめちゃくちゃ大切な要素だと思ってます。
4.新しい表現をreminDoに登録
復習はシャドーイングだけではなくて、上記の『単語・表現など意味確認』の段でピックアップしたものもどんどんreminDOに入れて、適切なタイミングで復習していきます。
5.reminDoでの復習
基本的には、上記1-4までの工程を1日1回するようにしています。
つまり、毎日何らかの新しい素材に触れ、登録し、同時にreminDOにあがっている過去の素材・単語・表現を復習する、という感じです。
毎日触れる新しい音声素材としてはBBC Learning Englishだけではなく、月刊誌English Journalに登場する自分が興味のあるスピーカーの音源も積極的に取り入れてます。
まあとにかく、毎日何らかの新しい英語を登録して、それらをしっかり復習していこうぜ、という姿勢ですね。
新規登録単語・表現の目標としては1日10個でやってます。
そうすると、だいたい1年で3000個以上新しい表現や単語が新たに自分のモノになる、という計算なんですよ。
ある程度込み入った事柄も書きましたが、まあ、基本的には各自がやりやすい・心地よい方法で進める、というのが英語学習成功法則の1つだと実感しているので、僕の方法はあくまで参考程度にしていただくのがいいのかな、と思います。
では、また次回の記事でお会いしましょう。
川合亮平でした。
至極当たり前の方法なんですが、僕は割と最近気づいたことなのでシェアしますね。
洋書に関する情報量ってAmazon.jpとAmazon.ukを比べると、やっぱり全然違うんです。
桁が違う、という感じ。
だから気になる洋書があったらまずAmazon.ukで調べた方が、評価とか、“一緒に読むべき本”みたいな項目に関して、より適切な情報が得られるんですよ。
あと、カテゴリー分けで細かく検索をしていって、ある程度限られた分野での洋書ベストセラーも簡単に参照できますしね。
例えば、
Books – Fiction – Humour
という流れで、今UKで売れているコメディタッチの小説がすぐに調べられたりするわけなんですよ。
日本では聞いたことも見たこともないような面白い本を発見できる可能性が高まると思います。
ちなみに今僕が読んでいるのはコレ
関連リンク
クイズ:この英語広告の意味わかる?
僕がイギリス英語を話すためにやった3つのことと、やらなかった3つのこと
新しい年になってしばらく経ちましたね。
新年の抱負や目標を立てられた方も少なくないと思いますが、2月も中盤になりどんな感じでしょうか?
え?そんなこともうとっくの昔に忘れてたって?
「英語の上達!」的な抱負を立てられた方はいらっしゃいますか?
ガッツリでも冷やかしでも、英語学習に対する真剣度に関わらず、今回の記事はそんなあなたのお役に立てば良いなと思って書きました。
実は、というほどのことでもないのですが、僕は思うところあり去年の秋頃から英語学習を約20年ぶりに再開してるんですね。
現在もそこそこ快調に継続できていると自己判断してるんですが、僕の目下の英語学習に欠かせない存在が今回紹介するアプリ“BBC Learning English”なんです。
(もともと、ツイッターにて“妄想ロンドン会議”さんに教えてもらいました)
“BBC Learning English”のウェブサイトもあるんですが、僕はアプリのみで使っています。
ヴァラエティに富んだコンテンツなので、人によって様々な活用法があるのは言うまでもありませんが、今回は「僕はこういう風に使ってるよ」という部分をシンプルにまとめたいと思います!
なぜ“BBC Learning English”?
1.自然で実践的なイギリス英語が学べる
教材としてすごく良くできているし、内容もとても充実していると実感してます。
2.随時新しい素材が更新
これはすごく重要なポイント。常に新しい素材がポンポン上がってきます。つまり、“今使える”イギリス英語が学べる、ということです。僕はこういった要素を殊更に重要視する傾向があります。だって、今使えない英語を学んでも時間がもったいないですからね、正味の話が。
3.スマホだけで学習が完結
学習の手軽感は継続していく上ですごく大切だと最近感じています。このアプリの中にはレベル・目的別の色々な番組(コンテンツ)が入ってるんですが、その中には音声スクリプトが全て同画面で確認できる番組もあり、その手軽・便利さに最初は仰天したものです。
4.レベル・目的別で選べる(素材のバラエティが豊富)
BBC Learning Englishという冠の元に、様々な切り口のミニ番組がある、というのがこのアプリのおおまかな構成です。自分にあった素材を見つけやすい、と言えると思います。
5.無料
ロハです。素晴らしいです。
ぼくはそんなふうに考えます。
アプリをダウンロードしてそれからどうする?
選ぶ時、一番大切な基準となるのは『自分自信、どんな英語を身につけたいのか?自分の英語学習の目的はなんなのか?』と自分に真摯に問いかけることですね。
自問自答した上で、カテゴリーから選べばいいと思います。
ちなみに僕は、“6 Minute English”、“Lingohack”、“News Review”という3つの番組を使って学習を進めています。
で、具体的にどういうふうに学習を進めていくわけ?
僕が行っている学習の流れは基本的には以下になります。1.精聴
1つのクリップ(番組)、例えば“6 Minute English”だったら文字通り6分くらいの素材になるんですが、それをまずは集中してしっかり聴きます。
2.単語・表現など意味確認
2回目に聴くときは、スクリプトがあるものは(“6 Minute English”はあります)それを確認しながら聴く。そして、分からない(または意味が頭にすっと入ってこない)単語や表現や文をピックアップして調べます。
とはいえ、翻訳するときみたいにその場で完全にガチガチに100%理解する必要はないと思っています。なぜなら、同じ素材を今後複数回復習していく過程で「あ、そいういうことか」とひらめくことが多々あるので。
3.学習した番組のトピックをスクリーンショットしてreminDoに登録
さて、一旦ちょっとだけBBC Learning Englishアプリから離れて、別のアプリについて話します。
reminDOというアプリ
英語学習専用ではないのですが、ものすごく簡単に書くと「忘れたくない事柄を登録しておけば、(忘却曲線を踏まえた)記憶に残りやすい適切な間隔で自動でリマインドしてくれて、毎日アプリで手軽に復習しているうちに、自然に色々頭に入ってしまう素晴らしいアプリ」なんです。
詳細サイトには以下のように説明されています。
reminDOに登録すると、1日、3日、1週間、2週間、1ヶ月後、というタイミングでアプリが計算をしてその日復習が必要なものがリストで表示されます。(復習すべきアイテムがある場合のみ通知)それでBBC Learning Englishに話を戻すんですが、
表示されたものをTODOリストを片付ける感じで、Facebookアプリのタイムラインを確認していくような簡単な操作で確認していくだけです。
復習という作業は面倒ですが、適切なタイミングに見直すことで忘れることがなくなります。それをしないと、殆ど忘れてしまうわけです。
僕は“精聴”したBBC Learning EnglishのクリップのスクリーンショットをreminDOに登録します。
適切なタイミングでシャドーイングという復習を行うことで、その内容が脳みそに定着しやすくなるんです。
復習って、学習でめちゃくちゃ大切な要素だと思ってます。
4.新しい表現をreminDoに登録
復習はシャドーイングだけではなくて、上記の『単語・表現など意味確認』の段でピックアップしたものもどんどんreminDOに入れて、適切なタイミングで復習していきます。
5.reminDoでの復習
基本的には、上記1-4までの工程を1日1回するようにしています。
つまり、毎日何らかの新しい素材に触れ、登録し、同時にreminDOにあがっている過去の素材・単語・表現を復習する、という感じです。
毎日触れる新しい音声素材としてはBBC Learning Englishだけではなく、月刊誌English Journalに登場する自分が興味のあるスピーカーの音源も積極的に取り入れてます。
English Journalは雑誌ですが、専用アプリALCOをスマホにダウンロードすれば、音声はそこから聴けるのでめちゃくちゃ便利です。
また、新しい音声素材を精聴する時間がないときは、隙間時間にニュースを読んだり読書をするなかで登場した分からない単語をreminDOに登録するようにしています。まあとにかく、毎日何らかの新しい英語を登録して、それらをしっかり復習していこうぜ、という姿勢ですね。
新規登録単語・表現の目標としては1日10個でやってます。
そうすると、だいたい1年で3000個以上新しい表現や単語が新たに自分のモノになる、という計算なんですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ある程度込み入った事柄も書きましたが、まあ、基本的には各自がやりやすい・心地よい方法で進める、というのが英語学習成功法則の1つだと実感しているので、僕の方法はあくまで参考程度にしていただくのがいいのかな、と思います。
では、また次回の記事でお会いしましょう。
川合亮平でした。
♦ 使える英会話!
読みたい洋書を見つける方法至極当たり前の方法なんですが、僕は割と最近気づいたことなのでシェアしますね。
洋書に関する情報量ってAmazon.jpとAmazon.ukを比べると、やっぱり全然違うんです。
桁が違う、という感じ。
だから気になる洋書があったらまずAmazon.ukで調べた方が、評価とか、“一緒に読むべき本”みたいな項目に関して、より適切な情報が得られるんですよ。
あと、カテゴリー分けで細かく検索をしていって、ある程度限られた分野での洋書ベストセラーも簡単に参照できますしね。
例えば、
Books – Fiction – Humour
という流れで、今UKで売れているコメディタッチの小説がすぐに調べられたりするわけなんですよ。
日本では聞いたことも見たこともないような面白い本を発見できる可能性が高まると思います。
ちなみに今僕が読んでいるのはコレ
ALL THE LIGHT WE CANNOT SEE
1年でペーパーバックを12冊以上読むことも2019年の目標として持っています。関連リンク
クイズ:この英語広告の意味わかる?
僕がイギリス英語を話すためにやった3つのことと、やらなかった3つのこと
川合 亮平
(かわいりょうへい)
通訳者・東京在住
関西の人気テレビ番組で紹介され、累計1万部突破の『なんでやねんを英語で言えますか?』(KADOKAWA)をはじめ、著書・翻訳書・関連書は10冊以上を数える。
通訳者としては直近で東京五輪関連のビジネス会議、アスリート通訳に携わる。その他、歌手のエド・シーラン、映画『ファンタビ』シリーズのエディ・レッドメイン、BBCドラマ『シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、ヒットドラマ『ダウントン・アビー』の主要キャストなど、ミュージシャン、俳優への通訳・インタビューも多数手がけている。