こんにちは。イギリス在住大学生の伴あかねです。
さて本日は、日本からこんにちは。
実は奇跡的なタイミングで帰ってきまして、コトが落ち着くまでは日本で家族と過ごすこととなりました。
ほっと一息ついて懐かしい味を堪能し、しばらく会えていなかった愛犬と戯れ、ぷはぁ〜と湯船に浸かる瞬間が幸せすぎます。
ですが、急な一時帰国となってしまったのでいつもとは心持ちが違うような。
やはり不本意に英国にグッバイしてきた私にとって、心の何処かでどうしても恋しくなるモノ達があるのです。
クラシックな街並みや、チャーミングな英国人たち、クラスメイトとのたわいもない会話。
そして何より、恋しき「英国式のおやつの時間」です。
懐かしの風景を想像するだけで、こんなにも言葉たちが溢れてきます。
英国では初対面でも、お馴染みの交流でも、
“Would you like a cup of tea?” (=お茶でもどう?)
“That would be lovely!” (=いいわねえ!ありがとう。)
とお決まりの一言から、コミュニケーションが始まります。
そんな定番の英国ティータイムは、ちょっと小腹を満たすための至福のおやつ時間であり、ゆったりとお喋りを楽しむ社交場でもあります。
紅茶と一緒に喜ばれるスイーツといえば、スコーンやビスケット、キャロットケーキなどがよく知られているのではないでしょうか。
イギリスの人々がアフターヌーン・ティーの時によく頼んでいるのは、“クリーム・ティー”というメニュー。
この「手作りの素朴なスコーンに温かい紅茶」というコンビネーションは、シンプルながらもお茶の時間にちょうどいい量と組み合わせで、世代問わず絶大な人気を誇ります。
ここで日本人の私たちにはちょっと驚きの、英国式スコーンの食べ方をご紹介。
スコーンをひとかけ取り、そこに贅沢にクロテッドクリームをたっぷり乗せ、さらにその上にジャムを溢れんばかりにトッピング。
そんなボリューム感のあるスイートな一片を、こぼれないように素早くパクリ。
私はティーハウスにてスコーンを堪能する時、いつも添えられているジャムとクリームが余ってしまうのですが、英国人に言わせると全然足りないとのこと。
そっと周りを伺ってみると、ほとんどの人がトッピングをたっぷり付けて食べていたのでびっくりでした。これが正しいスコーンの食べ方なのですね。
スコーンには生地がしっとりとしたタイプとポロポロとしたタイプの2種類があるのですが、こちらは表面さっくり中はしっとり。
甘みがふわっと口に残り、その香ばしさにとろけてしまいそう。
絶妙なハーモニーがすぐにふた口目を誘います。
英国式ティータイムに欠かせないお菓子の一つ、ショートブレッド。「ブレッド」とついていますが、パンではなくビスケットの一種で、ほろほろ、サクサクとした軽い食感が特徴です。
私がショートブレッドを知ったきっかけは、輸入食材を取り扱うお店で見つけた、赤いタータンチェックの柄のパッケージでした。そのTHE英国なデザインに包まれたお菓子を見つけ、食べてみたところたちまちファンになりました。
気になるショートブレッドの作り方というと、、実は、材料は薄力粉、上新粉、バター、砂糖、塩の5種類だけ。こんなシンプルな材料が、こんなに美味しく変わるなんて!バター風味のシンプルな味わいが、本当に紅茶とよく合うんです。
ショートブレッドを日本で作るポイントを、こっそりお伝えしますね。
まず卵は使わず、薄力粉と一緒に「上新粉」を使うことで、あの独特の食感が出るんだそう。
作り方もとっても簡単。短時間でお手軽に堪能できる英国菓子です。
イギリスでは、子どものころ誰もが好きだったというフラップジャック。でも日本ではあまり目にする機会はないですよね。
フラップジャックは、オーツ麦たっぷりのシリアルバーのようなもの。それを砂糖とシロップを熱してコーティングするので、フロランタンにも近い感覚です。
オートミールだけでシンプルにつくったり、ドライフルーツ、ナッツ類が沢山いれてみたり。カリッとキャラメリゼしてみたり、しっとりヌガーのようにコーティングするなど、お好みの食感にもできます。アレンジがとっても楽しいお菓子です。
オートミールのお菓子ということで「健康的なおやつ」で「栄養満点の補助食品」と英国ママ達は考えているふしがあるけれど、材料にはバターやゴールデンシロップがたっぷりはいっていますよ。
それが美味しいのなんのって!食べ過ぎにはご注意を。
一度ハマったら瞬く間に虜になってしまいそうな素朴な味。
今回はフードクリエイターである、美食家の母オリジナルのレシピで作ってもらいました。日本に帰ってくるたび、プロの味に舌鼓。こんな贅沢なことはないので、今日もお言葉に甘えて“試食係”に徹してしまいました。笑
その美味しさに感激して、その作り方を教えてもらったのですが、日本でも簡単に手に入る材料ばかりだそうなので、ぜひ自宅で作ってみてくださいね。
「もしレシピが気になる方がいらっしゃれば、どこかで公開させていただくかも?」(母談)
それでは、あなたも素敵な“おうち時間”を。
〜フォトグラフィー作品はこちらから〜
InstagramとWebsiteにて、とっておきの作品たちを公開しています。
イギリスだけでなくヨーロッパ各地の旅先で撮ったものや、
英国大学のプロジェクトとして作り上げたもの、
そして悩み抜いて選んだお気に入りの写真たち、
ぎゅぎゅっと詰め込みました!
家にいながらヨーロッパを旅したような気分に浸れるコンテンツをお届けします。
紅茶片手にゆったりと、余韻を感じながら愉しんでいただきたいです。
それでは、次回もお楽しみに!Have a lovely weekend
さて本日は、日本からこんにちは。
実は奇跡的なタイミングで帰ってきまして、コトが落ち着くまでは日本で家族と過ごすこととなりました。
ほっと一息ついて懐かしい味を堪能し、しばらく会えていなかった愛犬と戯れ、ぷはぁ〜と湯船に浸かる瞬間が幸せすぎます。
ですが、急な一時帰国となってしまったのでいつもとは心持ちが違うような。
やはり不本意に英国にグッバイしてきた私にとって、心の何処かでどうしても恋しくなるモノ達があるのです。
クラシックな街並みや、チャーミングな英国人たち、クラスメイトとのたわいもない会話。
そして何より、恋しき「英国式のおやつの時間」です。
Missing 英国ティータイム
本場イギリスで出会う、ジェントルマンとレディーなゲスト達。ティーハウスに流れる優雅な雰囲気。素材を満足に感じられる上品な味。懐かしの風景を想像するだけで、こんなにも言葉たちが溢れてきます。
英国では初対面でも、お馴染みの交流でも、
“Would you like a cup of tea?” (=お茶でもどう?)
“That would be lovely!” (=いいわねえ!ありがとう。)
とお決まりの一言から、コミュニケーションが始まります。
紅茶と一緒に喜ばれるスイーツといえば、スコーンやビスケット、キャロットケーキなどがよく知られているのではないでしょうか。
以前にご紹介したイギリスのコワーキングスペースでも、こうしておやつがカフェにストックされていましたね!
今日は、「日本でも堪能できる、手作りの英国菓子」をテーマに、世界中で愛されるクラシックなお菓子から、日本ではあまり知られていない伝統菓子など、とっておきの3品をセレクトしてみました。王道のブリティッシュスコーン
この「手作りの素朴なスコーンに温かい紅茶」というコンビネーションは、シンプルながらもお茶の時間にちょうどいい量と組み合わせで、世代問わず絶大な人気を誇ります。
ここで日本人の私たちにはちょっと驚きの、英国式スコーンの食べ方をご紹介。
スコーンをひとかけ取り、そこに贅沢にクロテッドクリームをたっぷり乗せ、さらにその上にジャムを溢れんばかりにトッピング。
そんなボリューム感のあるスイートな一片を、こぼれないように素早くパクリ。
そっと周りを伺ってみると、ほとんどの人がトッピングをたっぷり付けて食べていたのでびっくりでした。これが正しいスコーンの食べ方なのですね。
スコーンには生地がしっとりとしたタイプとポロポロとしたタイプの2種類があるのですが、こちらは表面さっくり中はしっとり。
甘みがふわっと口に残り、その香ばしさにとろけてしまいそう。
絶妙なハーモニーがすぐにふた口目を誘います。
魅惑のショートブレッド
私がショートブレッドを知ったきっかけは、輸入食材を取り扱うお店で見つけた、赤いタータンチェックの柄のパッケージでした。そのTHE英国なデザインに包まれたお菓子を見つけ、食べてみたところたちまちファンになりました。
ショートブレッドを日本で作るポイントを、こっそりお伝えしますね。
まず卵は使わず、薄力粉と一緒に「上新粉」を使うことで、あの独特の食感が出るんだそう。
作り方もとっても簡単。短時間でお手軽に堪能できる英国菓子です。
食べ始めたら止まらない、フラップジャック
フラップジャックは、オーツ麦たっぷりのシリアルバーのようなもの。それを砂糖とシロップを熱してコーティングするので、フロランタンにも近い感覚です。
オートミールだけでシンプルにつくったり、ドライフルーツ、ナッツ類が沢山いれてみたり。カリッとキャラメリゼしてみたり、しっとりヌガーのようにコーティングするなど、お好みの食感にもできます。アレンジがとっても楽しいお菓子です。
それが美味しいのなんのって!食べ過ぎにはご注意を。
「日本でも堪能できる、手作りの英国菓子」
焼きたての匂いがふわりと香る味わいに、ちょっと濃厚なひとさじ。一度ハマったら瞬く間に虜になってしまいそうな素朴な味。
今回はフードクリエイターである、美食家の母オリジナルのレシピで作ってもらいました。日本に帰ってくるたび、プロの味に舌鼓。こんな贅沢なことはないので、今日もお言葉に甘えて“試食係”に徹してしまいました。笑
その美味しさに感激して、その作り方を教えてもらったのですが、日本でも簡単に手に入る材料ばかりだそうなので、ぜひ自宅で作ってみてくださいね。
「もしレシピが気になる方がいらっしゃれば、どこかで公開させていただくかも?」(母談)
それでは、あなたも素敵な“おうち時間”を。
〜フォトグラフィー作品はこちらから〜
InstagramとWebsiteにて、とっておきの作品たちを公開しています。
英国大学のプロジェクトとして作り上げたもの、
そして悩み抜いて選んだお気に入りの写真たち、
ぎゅぎゅっと詰め込みました!
家にいながらヨーロッパを旅したような気分に浸れるコンテンツをお届けします。
紅茶片手にゆったりと、余韻を感じながら愉しんでいただきたいです。
それでは、次回もお楽しみに!Have a lovely weekend
伴あかね
現役大学生、フォトグラファー。
日本の高校を卒業後、 19歳の時に単身渡英。カメラを片手に英国と日本を行き来し、ノマドフリーランスのフォトグラファーとして活動している。普段は英国大学で写真を専攻しながら、“ヨーロッパの空気を纏う瞬間”をテーマに日常のワンシーンを切り撮る日々。日本食、イギリス英語、ハリーポッターが大好き。
www.akaneban-creative.com