こんにちは、川合亮平です。
Strange(奇妙)で、Unusual(普通じゃない)で、 Unprecedented(前代未聞)だった2020年も師走ですねぇ。
まあ2020年に限らず、人生って基本的にStrangeで、Unusualで、Unprecedentedだなと思ってるんですが、僕は個人的に。
それにしてもUnprecedented(前代未聞)という英単語。(アンプレシデンティッド、と読みます)
2020年になって俄然、使用頻度が高くなった単語だと思います。
個人的な『2020ニュース英単語大賞』はこの単語だな。
これか、Postpone(延期)か。
とまれ、今回は「イギリス英語力をアップさせたいんやっ!」と思われているあなたに向けた記事です。
単刀直入に「BBC Learning Englishのアプリ(webサイトもあります)が最高なんですよ、使ったことないなら一回試して観る価値はありますよ、ええ、ほんとにほんとに。」、という趣旨です。
僕はかれこれ3年くらいこのアプリに日常的にお世話になってるんだけど、使えば使うほどその最高さを唸らざるをえません。
ではまず、なぜBBC Learning Englishを僕がそこまで強く推すのか、その理由・魅力を書いてみますね。
そしてこのクオリティですからね。もはやコスパの概念を超越してます。
それによって吸収率(上達感)が違ってきますからね。
BBC Learning Englishはエントリーレベルから、通訳者の僕が「使える」と感じるレベルのものまで幅広いレベルが揃ってます。
でも、「どんな英語力?」という具体的な質問に対しては人それぞれ個別に答えが違ってくると想像します。
そして、その細分化した答えこそ、「自分にとって必要な英語力をしっかり上げていく」のに大切な答えなのです。
例えばある人の答えは、“居酒屋で英語スピーカーと楽しむざっくばらんなスピーキング力”かもしれないし、
またある人は“仕事(ビジネス)の現場で使える英語力”、かもしれません。
または、“ただ単純に全般的な英語力を底上げしたい”、というちょっと漠然としたものかもしれない。
BBC Learning Englishには数多くの番組があるので、自分の欲求に合う番組が見つけやすいと思うし、見つけるべきだとも思います。
番組によっては1分とか、長くても7−8分なんですよ(概ね)。
効果的英語学習の鍵は1にも2にも「集中力」だと思っていますが、そういう意味で、“1分間集中するぞ!”は現実的な行動目安になると思います。
例えば、『毎日15分英語学習する!』という尊い目標を掲げた場合、
―BBC Learning Englishの番組を集中して聴く(又は観る):3分くらい
―これまで観た番組をもう1回観る(復習):3分くらい
―単語を調べたり意味を考えたりする時間:5分くらい
―新しく学んだことをノートにメモしてみる時間:3分くらい
=計15分くらい
というメニューはかなり有効かもしれません。
それはとっても大切な質問です。
僕にとって英語学習素材のクオリティを決めるのは、とにかく「その素材で学べる英語が実践で使えるかどうか」。
僕は通訳者なので、仕事で英語を使ってますし、日常的にも英語話者とコミュニケーション取ることが少なくないのですが、そういった場面で、BBC Learning Englishで学んだ単語や表現がしばしば登場するんですよ。
これはスゴイ。
学んだことを確実に活かせる、無駄がない、という安心感があります。
このアプリを活用するのに大切なのは、自分に合う番組を選ぶことだと思います。
数は1つでも複数でも構わないんですが、とにかく選んで、その番組を“追う”と良いと思います。
選びさえすれば、番組をどのような方法で学習するかは、自分の好きにすればいい。
煮るなり焼くなり、蒸すなり、漬け込むなり、冷蔵庫で一晩寝かすなり、好きなように学習するのが良いと思います。
英語学習のやり方に正解はない、と僕は愚考します。
では、番組を選ぶ際のポイントは?
「ちょっとカンタンだな」と思う素材の方が一般的に身に付きやすい傾向があります。
もちろん、“超難しい素材の方がバリバリやる気が沸くぜ”という方はその限りではないと思うのですが、あくまで一般的には簡単な素材の方がモノになりやすい。
具体的には、「この英語、聴いたらまあ理解できるけど、自分の口から自然に出るかな?」と、自分に質問してみて、答えがNOであれば、それはスピーキング力アップに有効な素材であると言えます。
“聴いて簡単”は、必ずしも、“簡単に口から出てくる”、とはイコールではない、ということですね。
自分はどんな英語力が欲しいのか?をしっかり把握して選ぶと良いと思いますよ。
Should(やるべき)ではなくて、Want(やりたい)を基準に選ぶのが良いと思いますよ。
ここまで読んで、「川合の書いている意味は正直よくわからないけど、まあ良さそうは良さそうだな」と思われた方は、とにかくダウンロードしてみてください。
そして、感触を色々試してみてください。
全てはそこから始まると思います。
ちなみに、BBC Learning Englishにはちゃんとしたwebサイトもあって、コンテンツは基本的に同じなんだけど、見せ方が違ったり、サイトではより体系的に学べる工夫がされてたりします。
そっちの方が良さそうな方は、サイトをチェックされてみてくださいね。
余談ですが、僕個人が目下フォロー&日々の学習に取り入れている番組は以下です。
– 6 Minute English:雑学が学べるトピックが面白い。語彙・表現が学べる。
– Lingohack:3分ほどの時事ニュースでコンパクト。時事語彙が学べる。(動画番組)
– English aat Work:ビジネスの現場で使う表現がてんこ盛り。使えます。(アニメーション)
– The English We Speak:学校で習わないけど日常的に使う気の利いた表現が学べます。
– News Review :時事ニュースを話題にして、日常使用頻度の高い語彙・表現が学べます。(動画番組)
– The White Elephant:コメディドラマ仕立て。日常会話表現が学べます。(動画番組)
ちょっとした裏技として、Podcastとしても配信されている番組を流し聞く、というのもありだと思います。(BBC Learning Englishのアプリでは、番組の流しっぱなし、というのが機能的にできないので)
お役に立ったなら幸いです。
では、皆様、2021年も(は)素敵な年にしていきましょうね!
May your new year an absolutely fabulous one!!
川合亮平でした。
Strange(奇妙)で、Unusual(普通じゃない)で、 Unprecedented(前代未聞)だった2020年も師走ですねぇ。
まあ2020年に限らず、人生って基本的にStrangeで、Unusualで、Unprecedentedだなと思ってるんですが、僕は個人的に。
それにしてもUnprecedented(前代未聞)という英単語。(アンプレシデンティッド、と読みます)
2020年になって俄然、使用頻度が高くなった単語だと思います。
個人的な『2020ニュース英単語大賞』はこの単語だな。
これか、Postpone(延期)か。
とまれ、今回は「イギリス英語力をアップさせたいんやっ!」と思われているあなたに向けた記事です。
単刀直入に「BBC Learning Englishのアプリ(webサイトもあります)が最高なんですよ、使ったことないなら一回試して観る価値はありますよ、ええ、ほんとにほんとに。」、という趣旨です。
僕はかれこれ3年くらいこのアプリに日常的にお世話になってるんだけど、使えば使うほどその最高さを唸らざるをえません。
ではまず、なぜBBC Learning Englishを僕がそこまで強く推すのか、その理由・魅力を書いてみますね。
BBC Learning Englishが最高・最強な5つの理由
1.ロハである
はい、つまり、ロハ(=只=タダ=無料)です。課金的なトリッキーさも皆無です。完全無欠のロハアプリ。そしてこのクオリティですからね。もはやコスパの概念を超越してます。
2.レベルが選べる
靴を選ぶときは自分のサイズを選ぶのが大切ですが、英語学習の素材も、自分に適当なレベル感を選ぶのが大切です。それによって吸収率(上達感)が違ってきますからね。
BBC Learning Englishはエントリーレベルから、通訳者の僕が「使える」と感じるレベルのものまで幅広いレベルが揃ってます。
番組リストのページです。それぞれの番組の下に書いてあるのがレベルです。INTERMEDIATEとかLOWER INTERMEDIATEとか。目安になります。
3.分野が選べる
英語力上げたいんや!という根本的な欲求や希望は皆の共通項かもしれません。でも、「どんな英語力?」という具体的な質問に対しては人それぞれ個別に答えが違ってくると想像します。
そして、その細分化した答えこそ、「自分にとって必要な英語力をしっかり上げていく」のに大切な答えなのです。
例えばある人の答えは、“居酒屋で英語スピーカーと楽しむざっくばらんなスピーキング力”かもしれないし、
またある人は“仕事(ビジネス)の現場で使える英語力”、かもしれません。
または、“ただ単純に全般的な英語力を底上げしたい”、というちょっと漠然としたものかもしれない。
BBC Learning Englishには数多くの番組があるので、自分の欲求に合う番組が見つけやすいと思うし、見つけるべきだとも思います。
『By Category』というページで、自分に合う分野の番組を選べますよ。
4.手軽感!
それぞれの番組の1回分がとってもコンパクトにまとまってます。番組によっては1分とか、長くても7−8分なんですよ(概ね)。
効果的英語学習の鍵は1にも2にも「集中力」だと思っていますが、そういう意味で、“1分間集中するぞ!”は現実的な行動目安になると思います。
例えば、『毎日15分英語学習する!』という尊い目標を掲げた場合、
―BBC Learning Englishの番組を集中して聴く(又は観る):3分くらい
―これまで観た番組をもう1回観る(復習):3分くらい
―単語を調べたり意味を考えたりする時間:5分くらい
―新しく学んだことをノートにメモしてみる時間:3分くらい
=計15分くらい
というメニューはかなり有効かもしれません。
5.ハイ・クオリティ!
何をもって“ハイクオリティ”なのか?それはとっても大切な質問です。
僕にとって英語学習素材のクオリティを決めるのは、とにかく「その素材で学べる英語が実践で使えるかどうか」。
僕は通訳者なので、仕事で英語を使ってますし、日常的にも英語話者とコミュニケーション取ることが少なくないのですが、そういった場面で、BBC Learning Englishで学んだ単語や表現がしばしば登場するんですよ。
これはスゴイ。
学んだことを確実に活かせる、無駄がない、という安心感があります。
BBC Learning English 自分に合う番組を選ぶ3つのポイント
数は1つでも複数でも構わないんですが、とにかく選んで、その番組を“追う”と良いと思います。
選びさえすれば、番組をどのような方法で学習するかは、自分の好きにすればいい。
煮るなり焼くなり、蒸すなり、漬け込むなり、冷蔵庫で一晩寝かすなり、好きなように学習するのが良いと思います。
英語学習のやり方に正解はない、と僕は愚考します。
では、番組を選ぶ際のポイントは?
1.カンタンなのを選ぼう
このアプリに限らず、教材を選ぶ時の全般的なコツになります。「ちょっとカンタンだな」と思う素材の方が一般的に身に付きやすい傾向があります。
もちろん、“超難しい素材の方がバリバリやる気が沸くぜ”という方はその限りではないと思うのですが、あくまで一般的には簡単な素材の方がモノになりやすい。
具体的には、「この英語、聴いたらまあ理解できるけど、自分の口から自然に出るかな?」と、自分に質問してみて、答えがNOであれば、それはスピーキング力アップに有効な素材であると言えます。
“聴いて簡単”は、必ずしも、“簡単に口から出てくる”、とはイコールではない、ということですね。
2.自分の目的に沿ったものを選ぼう
前述の“分野が選べる”の部分で解説した通りです。自分はどんな英語力が欲しいのか?をしっかり把握して選ぶと良いと思いますよ。
3.自分が興味をもって追える番組を選ぼう
BBC Learning Englishの番組は、クイズ形式のものから、ニュース、社会ネタ、ドラマ、コメディなど、いろんなタイプが揃っています。Should(やるべき)ではなくて、Want(やりたい)を基準に選ぶのが良いと思いますよ。
とにかくダウンロードして聴いてみようぜ
ここまで読んで、「川合の書いている意味は正直よくわからないけど、まあ良さそうは良さそうだな」と思われた方は、とにかくダウンロードしてみてください。
そして、感触を色々試してみてください。
全てはそこから始まると思います。
ちなみに、BBC Learning Englishにはちゃんとしたwebサイトもあって、コンテンツは基本的に同じなんだけど、見せ方が違ったり、サイトではより体系的に学べる工夫がされてたりします。
そっちの方が良さそうな方は、サイトをチェックされてみてくださいね。
余談ですが、僕個人が目下フォロー&日々の学習に取り入れている番組は以下です。
– 6 Minute English:雑学が学べるトピックが面白い。語彙・表現が学べる。
– Lingohack:3分ほどの時事ニュースでコンパクト。時事語彙が学べる。(動画番組)
– English aat Work:ビジネスの現場で使う表現がてんこ盛り。使えます。(アニメーション)
– The English We Speak:学校で習わないけど日常的に使う気の利いた表現が学べます。
– News Review :時事ニュースを話題にして、日常使用頻度の高い語彙・表現が学べます。(動画番組)
– The White Elephant:コメディドラマ仕立て。日常会話表現が学べます。(動画番組)
ちょっとした裏技として、Podcastとしても配信されている番組を流し聞く、というのもありだと思います。(BBC Learning Englishのアプリでは、番組の流しっぱなし、というのが機能的にできないので)
お役に立ったなら幸いです。
では、皆様、2021年も(は)素敵な年にしていきましょうね!
May your new year an absolutely fabulous one!!
川合亮平でした。
川合 亮平
(かわいりょうへい)
通訳者・東京在住
関西の人気テレビ番組で紹介され、累計1万部突破の『なんでやねんを英語で言えますか?』(KADOKAWA)をはじめ、著書・翻訳書・関連書は10冊以上を数える。
通訳者としては直近で東京五輪関連のビジネス会議、アスリート通訳に携わる。その他、歌手のエド・シーラン、映画『ファンタビ』シリーズのエディ・レッドメイン、BBCドラマ『シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、ヒットドラマ『ダウントン・アビー』の主要キャストなど、ミュージシャン、俳優への通訳・インタビューも多数手がけている。