こんにちは!トーキョーから川合亮平です。
夏だねぇ。
先日、ディズニー&ピクサーの新作映画『あの夏のルカ』を見ました。
爽やかで素敵な作品でしたよ。
クライマックスの盛り上がりと、美しく、思わず笑顔になる締めくくり方はさすがピクサー、という感じがしました。
友情と多様性、そして、ひと夏の忘れられない思い出、がテーマです。
基本的には子供向けアニメだけど、43歳の僕も大いに楽しめた。
集中している=記憶に残りやすく、言い換えれば、英語が身に定着しやすい、という簡単なロジックです。
では、どうすれば英語に集中して触れられるか?
例えば、ニュースやトークを流し聞きするのに比べて、オーディオブックで小説を聞く時の方が、自然に集中できると実感しています。
語彙力アップという観点からは、物語の中で使われている言葉というのは、印象・記憶に残りやすい。
また、物語は基本的に一方通行で進んでいくので、“英語を英語のまま理解する力”が養われやすい、ということも言えると思います。
ちなみに、散歩の時にオーディオブックを15分とか、30分とかタイマーにして時間を区切って聞くのがおすすめです。
僕だけかもしれませんが、歩いていると集中しやすく、物語に没頭できるんですよ。
その他、英語学習という側面以外で、僕が感じているオーディオブックの一般的な利点を箇条書きで挙げてみると
●家事など、何か別の作業をしながら、本を進められる。
●“読む”のと比べると、短時間で読了できる。
●読むという能動的アクションがおっくうなときでも、聞くという受動的アクションで楽に本が進められる
いかがでしょうか?
フィクション、ノンフィクション、ビジネス系、いろいろ聞いてみたところ、
今の所、小説が一番、自然に頭に入ってきやすい、という結論に達しています。
カズオイシグロ氏の最新刊『Klara and the Sun』
僕は書籍で読んだんですが、比較的平易な文体だし、あと、主人公の女性AIの一人称で物語は進んでいくので、聞く素材としても適しているかもしれません。
あらすじなどは(もちろん)分かっているので、英語レベル的な敷居も低くなると思いますよ。
内容の詳細って意外に覚えてないものなんですよね。大いに楽しんだ本でも。(僕だけかもしれないけど)
いや、詳細どころか、ミステリーの犯人すら忘れてる場合もある。
自分の記憶力にツッコみ入れたくなるけど、まあ仕方ないですね。
僕は最近、大好きな英国小説家アンソニー・ホロウィッツ氏の2冊の小説をオーディオブック版で聞きました。
ホーソーン元警部シリーズの第1弾と第2弾です。
今年の8月に第3弾が新発売になるので、その前の復習も兼ねて。
このシリーズ、ナレーターが、英国俳優ロリー・キニア氏なんですよ。
彼は超有名な俳優ではないかもしれませんが、実力派として知られる方で、最近では、映画「007」シリーズのビル・タナー役が有名かもしれません。
朗読力・表現力の高さを感じるオーディオブック体験でした。
実力のある役者さんが読むと、物語の臨場感が半端ないなぁという感想を持っています。
最高でした。
ナレーションを主目的に、オーディオブックを選択しても良いのではないでしょうか。
『チャーリーとチョコレート工場』をはじめ、代表作多数のイギリスを代表する作家ロアルド・ダール氏の自伝的小説『Boy』。
この作品のオーディオブックのナレーターは、ダン・スティーヴンス氏です。
そう、ドラマ『ダウントン・アビー』のマシュー・クローリー役で世界的にブレイクしたイケメン俳優。
実写版『美女と野獣』でエマ・ワトソンと共演した“野獣”でぴんとくる方も少なくないかもしれません。
↑↑↑“ポスト・ハリーポッター”という評判の現在進行形ファンタジー小説、『Nevermoorネヴァーモァ』シリーズ。
1巻目が今、僕のオーディオブック・ライブラリーに入ってます。
このシリーズのナレーターは、超ヒットドラマ『ゲームスオブスローン』のヤーラ・グレイジョイ役で世界的にブレイクした英国女優、Gemma Whelanジェマ・ウィーラン氏です。
GOTではハードな役柄でしたが、ジェマさんは元々コメディをやっていて、普段はとてもソフトなイメージの方なので、Nevermoorのようなファンタジーはぴったりな配役かもしれません。
今年中に聞き始めますよ!
英語オーディオブック、少しでも興味があるならまずは1冊選んで聞き始めることをおすすめします。
そこから全て始まるでしょう。
オーディオブックって、いろいろプラットフォームがあって、どれでも良いと思いますが、
僕はAmazonのオーディオブック機関であるAudible(オーディブル)
を使ってます。
まず入会登録して、サイトから選んだ作品ををダウンロード。
僕のようにiPhoneなどのスマホで聞く方は、Audibleスマホアプリもダウンロードしましょう。
ちなみに、Audibleに会員登録すると、毎月定額で1500円を支払う義務があります。 でも、会員は毎月、「コイン」という、どの本でも無料でダウンロードできる権利が与えられるので、毎月1500円以上のオーディオブックを、コインを使ってダウンロードすれば、元は取ったということになるのかな、と思いますが、いかがでしょうか?
それにしても洋書、最高です。
オーディオブックでもペーパーバックでも、Kindleでも。
この夏も洋書の冒険は継続中なのだ。
川合亮平でした。
夏だねぇ。
先日、ディズニー&ピクサーの新作映画『あの夏のルカ』を見ました。
クライマックスの盛り上がりと、美しく、思わず笑顔になる締めくくり方はさすがピクサー、という感じがしました。
友情と多様性、そして、ひと夏の忘れられない思い出、がテーマです。
基本的には子供向けアニメだけど、43歳の僕も大いに楽しめた。
僕が英語力アップの目的でオーディオブックを利用するわけ
あくまで個人的な感覚に基づく感想ですが、英語力って、その人が集中して英語に触れた総量に(ある程度)比例していると思っています。集中している=記憶に残りやすく、言い換えれば、英語が身に定着しやすい、という簡単なロジックです。
では、どうすれば英語に集中して触れられるか?
例えば、ニュースやトークを流し聞きするのに比べて、オーディオブックで小説を聞く時の方が、自然に集中できると実感しています。
語彙力アップという観点からは、物語の中で使われている言葉というのは、印象・記憶に残りやすい。
また、物語は基本的に一方通行で進んでいくので、“英語を英語のまま理解する力”が養われやすい、ということも言えると思います。
ちなみに、散歩の時にオーディオブックを15分とか、30分とかタイマーにして時間を区切って聞くのがおすすめです。
僕だけかもしれませんが、歩いていると集中しやすく、物語に没頭できるんですよ。
その他、英語学習という側面以外で、僕が感じているオーディオブックの一般的な利点を箇条書きで挙げてみると
●家事など、何か別の作業をしながら、本を進められる。
●“読む”のと比べると、短時間で読了できる。
●読むという能動的アクションがおっくうなときでも、聞くという受動的アクションで楽に本が進められる
いかがでしょうか?
イギリス英語をオーディオブックで楽しむ3つのアイデア
アイデアその1:ストーリーを聞く
オーディオブックの素材はいろいろあります。フィクション、ノンフィクション、ビジネス系、いろいろ聞いてみたところ、
今の所、小説が一番、自然に頭に入ってきやすい、という結論に達しています。
カズオイシグロ氏の最新刊『Klara and the Sun』
僕は書籍で読んだんですが、比較的平易な文体だし、あと、主人公の女性AIの一人称で物語は進んでいくので、聞く素材としても適しているかもしれません。
アイデアその2:一度読んだ本を聞く
一度、読了した本を再度オーディオで聞くことで、時間を短縮した再読ができるし、またフレッシュな視点で本の魅力を楽しめます。あらすじなどは(もちろん)分かっているので、英語レベル的な敷居も低くなると思いますよ。
内容の詳細って意外に覚えてないものなんですよね。大いに楽しんだ本でも。(僕だけかもしれないけど)
いや、詳細どころか、ミステリーの犯人すら忘れてる場合もある。
自分の記憶力にツッコみ入れたくなるけど、まあ仕方ないですね。
僕は最近、大好きな英国小説家アンソニー・ホロウィッツ氏の2冊の小説をオーディオブック版で聞きました。
ホーソーン元警部シリーズの第1弾と第2弾です。
今年の8月に第3弾が新発売になるので、その前の復習も兼ねて。
このシリーズ、ナレーターが、英国俳優ロリー・キニア氏なんですよ。
彼は超有名な俳優ではないかもしれませんが、実力派として知られる方で、最近では、映画「007」シリーズのビル・タナー役が有名かもしれません。
朗読力・表現力の高さを感じるオーディオブック体験でした。
実力のある役者さんが読むと、物語の臨場感が半端ないなぁという感想を持っています。
最高でした。
3.ナレーターで選ぶ
上記のロリー・キニア氏のように、著名な俳優や、著者本人がナレーターを務めるケースもあるので、ナレーションを主目的に、オーディオブックを選択しても良いのではないでしょうか。
『チャーリーとチョコレート工場』をはじめ、代表作多数のイギリスを代表する作家ロアルド・ダール氏の自伝的小説『Boy』。
この作品のオーディオブックのナレーターは、ダン・スティーヴンス氏です。
そう、ドラマ『ダウントン・アビー』のマシュー・クローリー役で世界的にブレイクしたイケメン俳優。
実写版『美女と野獣』でエマ・ワトソンと共演した“野獣”でぴんとくる方も少なくないかもしれません。
↑↑↑“ポスト・ハリーポッター”という評判の現在進行形ファンタジー小説、『Nevermoorネヴァーモァ』シリーズ。
1巻目が今、僕のオーディオブック・ライブラリーに入ってます。
このシリーズのナレーターは、超ヒットドラマ『ゲームスオブスローン』のヤーラ・グレイジョイ役で世界的にブレイクした英国女優、Gemma Whelanジェマ・ウィーラン氏です。
GOTではハードな役柄でしたが、ジェマさんは元々コメディをやっていて、普段はとてもソフトなイメージの方なので、Nevermoorのようなファンタジーはぴったりな配役かもしれません。
今年中に聞き始めますよ!
まあとにかく一度聞いてみましょう
英語リスニングに慣れてない方はちょっと敷居が高いかもしれませんが、英語オーディオブック、少しでも興味があるならまずは1冊選んで聞き始めることをおすすめします。
そこから全て始まるでしょう。
オーディオブックって、いろいろプラットフォームがあって、どれでも良いと思いますが、
僕はAmazonのオーディオブック機関であるAudible(オーディブル)
を使ってます。
まず入会登録して、サイトから選んだ作品ををダウンロード。
僕のようにiPhoneなどのスマホで聞く方は、Audibleスマホアプリもダウンロードしましょう。
ちなみに、Audibleに会員登録すると、毎月定額で1500円を支払う義務があります。 でも、会員は毎月、「コイン」という、どの本でも無料でダウンロードできる権利が与えられるので、毎月1500円以上のオーディオブックを、コインを使ってダウンロードすれば、元は取ったということになるのかな、と思いますが、いかがでしょうか?
それにしても洋書、最高です。
オーディオブックでもペーパーバックでも、Kindleでも。
この夏も洋書の冒険は継続中なのだ。
川合亮平でした。
川合 亮平
(かわいりょうへい)
通訳者・東京在住
関西の人気テレビ番組で紹介され、累計1万部突破の『なんでやねんを英語で言えますか?』(KADOKAWA)をはじめ、著書・翻訳書・関連書は10冊以上を数える。
通訳者としては直近で東京五輪関連のビジネス会議、アスリート通訳に携わる。その他、歌手のエド・シーラン、映画『ファンタビ』シリーズのエディ・レッドメイン、BBCドラマ『シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、ヒットドラマ『ダウントン・アビー』の主要キャストなど、ミュージシャン、俳優への通訳・インタビューも多数手がけている。