こんにちは!3月1日から1週間、リバプールを拠点に
北西イングランドを取材してまいりました、川合亮平です。
今回は、ヨーロッパ・ベスト・エアライン賞5年連続受賞の
ターキッシュエアラインズ
往路:成田 — イスタンブール ー バーミンガム
復路:マンチェスター ー イスタンブール ー 成田
トーキョーに戻ってきたのが8日(火)の晩。
以降、時差ボケもなく、全然大丈夫だったのですが、
今になって、午前中やたら眠い症候群です。
時差時差ボケか。
さて、単純な性格で誠に申し訳ないのですが、
北西イングランドを巡って、北西イングランドが熱いぜ!
という気持ちになっております。
あなたもこのDiscover Northern Englandという、プロモ動画を見たら、
きっと僕と同じ気持ちになるはず。
超カッコいいから!
JATA(一般社団法人日本旅行業協会)が2015年に発表した「ヨーロッパの美しい村30選」というリストがございます。
その中でイギリスの中から唯一選ばれたのが、北ウェールズの村コンウィ。
イギリス最西部にほど近い場所にある、
アイリッシュ海から流れ込む、コンウィ河の河口に位置する、城下港町です。
“イギリスで最も保存状態の良い中世の街”というキャッチコピー。
13世紀、イングランドの王様、エドワード1世がウェールズ征服のために
この場所に建設したコンウィ城を中心に村が栄えたということ。
僕としては、ウェールズ初上陸で興奮している上、
ヨーロッパの美しい村30選の1つを訪れる事ができ、
しかも、イギリスのこんな左端まで来られて感無量でした。
(たくさん犬も見られたし)
え!?マッスルってまさか、筋肉!?どこの筋肉?腕?腹?
というか誰の筋肉?
いえいえ、筋肉のマッスルの綴りはMuscle、こっちはMussel。
ムール貝です。
僕の11歳の姪が大好物で、たまに食卓に出たときは吐く程食べることでお馴染みの、
あのムール貝ですよ。
特産品ということはやっぱり、コンウィでは、犬もムール貝を食べるのかなぁ。
そこ、取材しなかったことだけが悔やまれます。
僕の訪れた日は3月でも寒い部類の日だったので、
港から吹き付ける風がヤケに身にしみましたが、
暖かくなってくると、港の雰囲気は爽やかで最高なんだろうな〜、
と容易に想像がつきます。
だって景色がのどかで最高に奇麗だし。
毎年夏には、リバー・フェスティバルが開催されるとのこと、
今年16年は、7月17日〜24日の期間です。
この期間にもう1度行きたい!
中世の街の賑やかなフェスティバルって如何にも楽しそうじゃありませんか。
コンウィ場はユネスコ世界遺産。
硬派な要塞。
イメージ的には、特産品のムール貝なんか、もちろん殻ごとバリバリいく感じ。
コンウィ・トリビア その1:
コンウィ城を建てた第5代イングランド王のエドワード1世は、
モデルのハリー杉山さんのご先祖様にあたるんだとか。
今回は時間の関係で塔には登らなかったのですが、行かれた方は、是非塔に登って、城壁の上を歩いてみてください。
たぶん、城壁の上を歩くのが、このコンウィ城観光のハイライトになるはず。
ウェールズの絶景が楽しめるはずです。
コンウィ・トリビア その2:
宮崎駿監督の『天空の城ラピュタ』というアニメ映画があります。
主人公の女の子であるシータが幽閉されているお城はウェールズのお城がモデルに
なったと言われているんですが、
コンウィ城もそのモデルの1つだそうです。
コンウィ城の真隣に面白いショップがあったので、紹介します。
珍しいナイト・グッズを扱っている、ナイト・ショップ!
店主が夜型人間で、夜しか営業しないNight Shopではなく、
Knight(騎士)のグッズを扱っている、Knight Shop。
朝から絶賛営業中。
本格的にアグレッシブなグッズから、可愛らしいマスコットの類いまで色々あって、
楽しいお店です。
コンウィを訪れた際は、是非お立ち寄りください。
世界の酒という酒は飲み尽くしたつもりでいた僕ですが、
このお酒は知りませんでした。
Mead(ミード):ハチミツ酒。
なんと、人類最古のお酒だそうですよ。
「ヨーロッパの美しい色の酒30選」というのがもしあったら、
確実に選ばれると予想される、奇麗なイエローのお酒です。
行きたくなりました?
確かに美しかったし、こじんまりしていて、
ホッとできるような場所でした。
今回、僕のスケジュールはけっこう強行軍だったんですが、
本来なら、村のカフェでくつろぎながらミードをゆっくり飲んだりすると
最高じゃないかな。
往来を行き交う犬を眺めながら。
ロンドンから列車で行くとすると、例えば、
ロンドン・ユーストン駅からチェスターまで2時間。
そこで乗り換えて、
コンウィまで更に1時間、というルートがあります。
乗り継ぎのタイミングもあるので、片道ほぼ4時間くらいだと思います。
百聞は一見に如かず。
是非行ってみてください〜。
では、次回もアナザー観光地でお会いしましょう。 川合亮平でした!
前回からイギリス独特の表現、スラングを紹介しています。
スラングとはいっても、それほどお下品なものではなく、
イギリスでごく普通に日常的に使う表現です。
イギリス系のドラマや映画でもよく出てくる表現なので、
頭の片隅に入れておくと役に立つかも、です。
そんな訳で、よく使う3つのイギリス独特の表現・スラング、レッツ・ゴー!
その1:Dodgy(ドッジー)
意味:うさん臭い、あやしい、疑わしい
● ネガティブな意味の単語です。名詞を選ばず形容できる単語なので、便利です。
例:I’ve got a dodgy tummy today. (今日、おなかの調子が良くないんだ)
He looks well dodgy.(あいつ、めちゃくちゃ胡散臭いな〜)
その2:Wonky(ウォンキー)
意味:ぐらぐらしている、安定していない
●物の立て付けが悪く、グラグラしている状態を表す単語です
例:This desk is very wonky, we need a new one(机がガタガタだね。新しいの買わないと)
その3:Wicked – Cool!
意味:すごい、すげえ
● 一言で、「すげえ!」と言いたい時に便利。ハリーポッターの映画1作目にロンが初めてハリーと会って、ハリーのおでこの傷を見た時に発した一言でもあります。
例:A: I got two tickets for Doraemon! (ドラえもんの映画チケット2枚手に入ったよ)
B: Wicked!(ヤッター!)
チャンスがあれば使ってみてくださいね。
では、次回もよく使うイギリス・スラングを紹介しますね〜。
チャンネルはそのまま。
北西イングランドを取材してまいりました、川合亮平です。
今回は、ヨーロッパ・ベスト・エアライン賞5年連続受賞の
ターキッシュエアラインズ
経由地であるイスタンブールの空港でウロウロできるのも楽しいんですよ。
往路:成田 — イスタンブール ー バーミンガム
復路:マンチェスター ー イスタンブール ー 成田
トーキョーに戻ってきたのが8日(火)の晩。
以降、時差ボケもなく、全然大丈夫だったのですが、
今になって、午前中やたら眠い症候群です。
時差時差ボケか。
さて、単純な性格で誠に申し訳ないのですが、
北西イングランドを巡って、北西イングランドが熱いぜ!
という気持ちになっております。
あなたもこのDiscover Northern Englandという、プロモ動画を見たら、
きっと僕と同じ気持ちになるはず。
超カッコいいから!
■ヨーロッパの美しい村30選
コンウィ城から望むウェールズの美しい景観
JATA(一般社団法人日本旅行業協会)が2015年に発表した「ヨーロッパの美しい村30選」というリストがございます。
その中でイギリスの中から唯一選ばれたのが、北ウェールズの村コンウィ。
イギリス最西部にほど近い場所にある、
アイリッシュ海から流れ込む、コンウィ河の河口に位置する、城下港町です。
“イギリスで最も保存状態の良い中世の街”というキャッチコピー。
13世紀、イングランドの王様、エドワード1世がウェールズ征服のために
この場所に建設したコンウィ城を中心に村が栄えたということ。
村には犬を連れている人がやたら多かった。「ヨーロッパの美しい犬30選」に選ばれた犬かどうかは定かではありません。
僕としては、ウェールズ初上陸で興奮している上、
ヨーロッパの美しい村30選の1つを訪れる事ができ、
しかも、イギリスのこんな左端まで来られて感無量でした。
(たくさん犬も見られたし)
港町ということで、シーフード、特にMusselが特産品らしいです。
え!?マッスルってまさか、筋肉!?どこの筋肉?腕?腹?
というか誰の筋肉?
いえいえ、筋肉のマッスルの綴りはMuscle、こっちはMussel。
ムール貝です。
僕の11歳の姪が大好物で、たまに食卓に出たときは吐く程食べることでお馴染みの、
あのムール貝ですよ。
特産品ということはやっぱり、コンウィでは、犬もムール貝を食べるのかなぁ。
そこ、取材しなかったことだけが悔やまれます。
僕の訪れた日は3月でも寒い部類の日だったので、
港から吹き付ける風がヤケに身にしみましたが、
暖かくなってくると、港の雰囲気は爽やかで最高なんだろうな〜、
と容易に想像がつきます。
だって景色がのどかで最高に奇麗だし。
港を望む犬。
毎年夏には、リバー・フェスティバルが開催されるとのこと、
今年16年は、7月17日〜24日の期間です。
この期間にもう1度行きたい!
中世の街の賑やかなフェスティバルって如何にも楽しそうじゃありませんか。
■天空の城ラピュタにも登場する(!?)コンウィ城
威圧・制圧目的に建てられたお城だけあって、見た目の愛想とかチャーミングさとかは一切なしの硬派はお城ですね。
コンウィ場はユネスコ世界遺産。
中に入った印象は、無骨。硬派な要塞、という感じがしました。
硬派な要塞。
イメージ的には、特産品のムール貝なんか、もちろん殻ごとバリバリいく感じ。
コンウィ・トリビア その1:
コンウィ城を建てた第5代イングランド王のエドワード1世は、
モデルのハリー杉山さんのご先祖様にあたるんだとか。
塔が全部で8つあります。
今回は時間の関係で塔には登らなかったのですが、行かれた方は、是非塔に登って、城壁の上を歩いてみてください。
たぶん、城壁の上を歩くのが、このコンウィ城観光のハイライトになるはず。
ウェールズの絶景が楽しめるはずです。
コンウィ・トリビア その2:
宮崎駿監督の『天空の城ラピュタ』というアニメ映画があります。
主人公の女の子であるシータが幽閉されているお城はウェールズのお城がモデルに
なったと言われているんですが、
コンウィ城もそのモデルの1つだそうです。
ちなみに、コンウィ城の中には犬はいませんでした。
■戦闘力アップ!ナイト・ショップ。
ナイト・ショップの玄関
コンウィ城の真隣に面白いショップがあったので、紹介します。
珍しいナイト・グッズを扱っている、ナイト・ショップ!
店主が夜型人間で、夜しか営業しないNight Shopではなく、
Knight(騎士)のグッズを扱っている、Knight Shop。
朝から絶賛営業中。
お土産に日本に持ち込むのは、ほぼ不可能だと思われる品々。
本格的にアグレッシブなグッズから、可愛らしいマスコットの類いまで色々あって、
楽しいお店です。
コンウィを訪れた際は、是非お立ち寄りください。
名物の地酒Conwy Mead
世界の酒という酒は飲み尽くしたつもりでいた僕ですが、
このお酒は知りませんでした。
Mead(ミード):ハチミツ酒。
なんと、人類最古のお酒だそうですよ。
「ヨーロッパの美しい色の酒30選」というのがもしあったら、
確実に選ばれると予想される、奇麗なイエローのお酒です。
銃刀類は諦めて、Conwy Meadがお土産に最適だと思います。
コンウィ城からの景色
■ そうだ、コンウィに行こう。
ヨーロッパの美しい村30の1つである、コンウィ、いかがでしょうか?行きたくなりました?
確かに美しかったし、こじんまりしていて、
ホッとできるような場所でした。
今回、僕のスケジュールはけっこう強行軍だったんですが、
本来なら、村のカフェでくつろぎながらミードをゆっくり飲んだりすると
最高じゃないかな。
往来を行き交う犬を眺めながら。
ロンドンから列車で行くとすると、例えば、
ロンドン・ユーストン駅からチェスターまで2時間。
そこで乗り換えて、
コンウィまで更に1時間、というルートがあります。
乗り継ぎのタイミングもあるので、片道ほぼ4時間くらいだと思います。
百聞は一見に如かず。
是非行ってみてください〜。
では、次回もアナザー観光地でお会いしましょう。 川合亮平でした!
♦ 使える英会話!
よく使う3つのイギリス・スラング Part2前回からイギリス独特の表現、スラングを紹介しています。
スラングとはいっても、それほどお下品なものではなく、
イギリスでごく普通に日常的に使う表現です。
イギリス系のドラマや映画でもよく出てくる表現なので、
頭の片隅に入れておくと役に立つかも、です。
そんな訳で、よく使う3つのイギリス独特の表現・スラング、レッツ・ゴー!
その1:Dodgy(ドッジー)
意味:うさん臭い、あやしい、疑わしい
● ネガティブな意味の単語です。名詞を選ばず形容できる単語なので、便利です。
例:I’ve got a dodgy tummy today. (今日、おなかの調子が良くないんだ)
He looks well dodgy.(あいつ、めちゃくちゃ胡散臭いな〜)
その2:Wonky(ウォンキー)
意味:ぐらぐらしている、安定していない
●物の立て付けが悪く、グラグラしている状態を表す単語です
例:This desk is very wonky, we need a new one(机がガタガタだね。新しいの買わないと)
その3:Wicked – Cool!
意味:すごい、すげえ
● 一言で、「すげえ!」と言いたい時に便利。ハリーポッターの映画1作目にロンが初めてハリーと会って、ハリーのおでこの傷を見た時に発した一言でもあります。
例:A: I got two tickets for Doraemon! (ドラえもんの映画チケット2枚手に入ったよ)
B: Wicked!(ヤッター!)
チャンスがあれば使ってみてくださいね。
では、次回もよく使うイギリス・スラングを紹介しますね〜。
チャンネルはそのまま。
川合 亮平
(かわいりょうへい)
通訳者・東京在住
関西の人気テレビ番組で紹介され、累計1万部突破の『なんでやねんを英語で言えますか?』(KADOKAWA)をはじめ、著書・翻訳書・関連書は10冊以上を数える。
通訳者としては直近で東京五輪関連のビジネス会議、アスリート通訳に携わる。その他、歌手のエド・シーラン、映画『ファンタビ』シリーズのエディ・レッドメイン、BBCドラマ『シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、ヒットドラマ『ダウントン・アビー』の主要キャストなど、ミュージシャン、俳優への通訳・インタビューも多数手がけている。