こんにちは!川合亮平です。
先日、ターキッシュエアラインズさんで行って来たリヴァプール!
それにしても、リバプール? リヴァプール? どっち?
どちらにしても、英語で「リバプール/リヴァプール」と言っても、相手には100%通じません。
じゃあ、何と発音すればいいかと言うと、“リヴァポー”と言えば良いのです。
最初の“リ”にアクセントね。
ちなみに、実際にリヴァプールに住んでる人は、“リヴァポー”とも発音しません。
リヴァプールの英語アクセントは“Scouse(スカウス)”と呼ばれていて、独特なんですよ。
スカウスで、Liverpoolは、“リーヴァピェォー↗”と発音します。
スカウスの音、味があって最高なんですよ〜。
そのリズム・音の特徴は、3Fと言われています。
Fast(早い)、Funny(ユーモラス)、Friendly(友好的)の3F。
この特徴は、アクセントだけではなく、そのまま、リヴァプールの地元の人柄にも当てはまるのです。
アクセント談話だけで、ぼくなんかは、白ご飯、軽く3杯はいける口なんですが、
読んでる方の“どっちらけ感”が感じられるんで、ここら辺できりあげます。
でも、どうして語り足りないので、
記事の最後に、多分だれにも伝わらないと思いつつ、
グッとくるスカウス(リバプール・アクセント)をもっと紹介します!
これまで2回、ロンドンから日帰りで訪れたことのあるリヴァプール、
「戻ってこられて素直に嬉しい!」というのが今回訪れた時の率直な感想でした。
リヴァプールも大きな街ではあるんですが、ロンドンと雰囲気は全然違うんです。
リヴァプールに行ってきたばかりなので、分かりやすく、
明らかなリヴァプール贔屓で書いてみますね、単純で相済みません。
まず港町特有の開放感と爽やかさがあります。
あと、「へっ!何がロンドンや。しゃらくせー」みたいな、
地方都市独特の気骨が感じられて、そこが良い感じ。
2004年に「海商都市」としてユネスコ世界遺産に登録されてからは、
ここ10年ほど、街自体がすごく発展して、活性化しているみたいで、
その勢いや活気がすごく感じられて、気持ち良いです。
実際、観光業の景気もうなぎのぼりのようで、
昨年15年1月から9月までリヴァプールを含む北西イングランド旅行者数は、
前年度比12%増の210万人を記録しています。
現地で、リヴァプール市長のJoe Andersonさんにこう言われました;
“Come back again, and make sure while you’re here, you spend as much money as you possibly can.”
「また来てや。ほんで、ここにおる間は、できるだけ、ぎょうさんお金つこてや〜。」
ナイス・リヴァプール・ジョーク!
(多分100%本音!)
スカウスの特徴である、3Fの1つ、Funnyの意味が分かったでしょ?
ということで、今回と次回の記事は、そんなナイスなリヴァプールを、
おすすめレストラン紹介の「食い倒れ編」と、
おすすめ観光スポット紹介の「そぞろ歩き編」に分けて、紹介します!
まるで、好きなアーティストの待ちに待ったニューアルバムのタイトルのようなおしゃれな店名です。
OH ME OH MY(A SECRET SPACE)
とうのは、口語で「おや、まあ、あら」みたいな意味。
至極女性的な言い方です。
おしゃれなモダン・ブリティッシュ料理が食べられます。
お店は、歴史的建築に指定された、建物の中。
元々は西アフリカ銀行が入っていた場所だそう。
平日の朝9時〜4時は、朝食、昼食、アフタヌーンティー、
そして、夜と週末はイベントやパーティーなどの貸し切りスペースとなります。
僕が行ったランチ時は家族づれや、会社員OLなどで、満員でしたよ。
Welsh Rarebit(ウェルッシュ・レアビット)は、トーストにチーズソースをかけた、ウェールズの庶民料理。美味しかった!
英国のレストランのメニューには、(V)サインが付いている料理が所々にあると思います。
何のサインだと思いますか?
シェフが「これ美味しいよ〜」とピースサインをしているマークではなく、
ヴェジタリアン料理の(V)です。
ちなみに、こちらのレストラン、ウェイトレスさんがキュートだったよ。
delifonsecaは、デリ併設のレストラン。
食材にこだわりが感じられるメニューとオシャレな雰囲気がとってもよかったです。
ぼくは仕事中なので、お酒は一滴たりとも呑まなかったですが、(真面目か!)
ワインやビールも豊富な品揃が魅力のレストランです。
あ、そうそう、こちらのレストラン、ウェイトレスさんがキュートでした。
60 HOPE St.は、アットホーム感がたまらない隠れ家的レストラン。
店内の雰囲気が凄く良かったです。店員さんもみんな親切!
料理ももちろん美味しかったし、くつろげたな〜。
ごちそうさまでございました。
あと、付け加えるとすると、こちらのレストラン、ウェイトレスさんがキュートだったな。
「イギリス料理はまずい」なんて言ってる子いねが〜?
「イギリス料理はまずい」という先入観と固定観念、
ぼくにとっては、
「1999年にどうせ世界は滅亡するんだから、受験勉強なんかしなくてもいい」と
嘯いていた、高校時代の友人のセリフと同じくらいナンセンスに聞こえます。
なんだかんだで、僕にとって英国に居る時の1つの喜びは、“食”に他なりません!
百聞は一食に如かず!
さて、では、次回は、続編、『元気が出る街リバプール【そぞろ歩き編】』でお会いしましょう。
川合亮平でした!
しかし、前回は、キャサリン・ジェンキンスさんのウェールズ英語が最高って書いておきながら、
今回は、リバプールアクセントが最高ってね。
「結局、キュートな子が話したら何でもええんかいな」
という声が聞こえてきそうですね。
まあ実際そうなので、「うん」と、一言答えるしか他に術を持ち合わせておりません、拙者。
であるからして、たとえば明日になれば、
ロンドンのテムズ河口域アクセントがやっぱ最高!って言ってる自分がありありと想像できます。
とにもかくにも、Liverpool(リヴァピュァー ↗)アクセント。
すぐに真似出来そうな音を紹介します!
●My (ミー)
※myをミーと発音するんです。だから、中学で習った活用は、リヴァプール風に言うと、
アイ・ミー・ミー・マイン、だね。
● Book(ボック)、 Look (ロック)、Cook(コック)
※ ウッの発音が、オッになるんですね。
例:Look at that cooking book!(ロッカッダッコッキンボッ!)
● done(ドン)、dose(ドズ)、much(モッチ)
※アの音が、オになるんですね。
そういえば、ジョン・レノンは
“Thank you very much (タンキュ・ベリ・モッチ)”って言いますよ。
あと、僕なんかは、憧れの女性なんかに、
Well done(ウェルドーン)っていう風に褒められたら、とろけてしまうでしょう。
(ちょっと変質的な趣向をさらして相済みません)
●尻上がりのイントネーション
※文になると、往々にして、尻上がりの小気味良いイントネーションになります。
● ノドのイガイガを取るような音
※これは説明が上手くできないんですが、例えば、Chicken(チキン)は、“キ”の部分が、絡まった痰を出す時のような音になるんですよ。文字に表せない!
う〜ん、どれも味があって良い音だな〜。最高です。
先日、ターキッシュエアラインズさんで行って来たリヴァプール!
飛行機の離陸とともに配られるお菓子。“ロクム”っていうトルコのナッツ系砂糖菓子。オイチイ。お餅みたいな食感。
それにしても、リバプール? リヴァプール? どっち?
どちらにしても、英語で「リバプール/リヴァプール」と言っても、相手には100%通じません。
じゃあ、何と発音すればいいかと言うと、“リヴァポー”と言えば良いのです。
最初の“リ”にアクセントね。
ちなみに、実際にリヴァプールに住んでる人は、“リヴァポー”とも発音しません。
リヴァプールの英語アクセントは“Scouse(スカウス)”と呼ばれていて、独特なんですよ。
スカウスで、Liverpoolは、“リーヴァピェォー↗”と発音します。
スカウスの音、味があって最高なんですよ〜。
そのリズム・音の特徴は、3Fと言われています。
Fast(早い)、Funny(ユーモラス)、Friendly(友好的)の3F。
この特徴は、アクセントだけではなく、そのまま、リヴァプールの地元の人柄にも当てはまるのです。
アクセント談話だけで、ぼくなんかは、白ご飯、軽く3杯はいける口なんですが、
読んでる方の“どっちらけ感”が感じられるんで、ここら辺できりあげます。
でも、どうして語り足りないので、
記事の最後に、多分だれにも伝わらないと思いつつ、
グッとくるスカウス(リバプール・アクセント)をもっと紹介します!
■ 活気が気持ちイイ!リヴァプール
リヴァプール市庁舎前の道
これまで2回、ロンドンから日帰りで訪れたことのあるリヴァプール、
「戻ってこられて素直に嬉しい!」というのが今回訪れた時の率直な感想でした。
リヴァプールも大きな街ではあるんですが、ロンドンと雰囲気は全然違うんです。
リヴァプールに行ってきたばかりなので、分かりやすく、
明らかなリヴァプール贔屓で書いてみますね、単純で相済みません。
まず港町特有の開放感と爽やかさがあります。
あと、「へっ!何がロンドンや。しゃらくせー」みたいな、
地方都市独特の気骨が感じられて、そこが良い感じ。
2004年に「海商都市」としてユネスコ世界遺産に登録されてからは、
ここ10年ほど、街自体がすごく発展して、活性化しているみたいで、
その勢いや活気がすごく感じられて、気持ち良いです。
実際、観光業の景気もうなぎのぼりのようで、
昨年15年1月から9月までリヴァプールを含む北西イングランド旅行者数は、
前年度比12%増の210万人を記録しています。
現地で、リヴァプール市長のJoe Andersonさんにこう言われました;
“Come back again, and make sure while you’re here, you spend as much money as you possibly can.”
「また来てや。ほんで、ここにおる間は、できるだけ、ぎょうさんお金つこてや〜。」
リヴァプール市長のJoe Anderson(ジョー・アンダーソン)さん
ナイス・リヴァプール・ジョーク!
(多分100%本音!)
スカウスの特徴である、3Fの1つ、Funnyの意味が分かったでしょ?
ということで、今回と次回の記事は、そんなナイスなリヴァプールを、
おすすめレストラン紹介の「食い倒れ編」と、
おすすめ観光スポット紹介の「そぞろ歩き編」に分けて、紹介します!
■ レストラン:OH ME OH MY(A SECRET SPACE)
ロフト部分がおしゃれで、天井が高く開放感もある店内。
まるで、好きなアーティストの待ちに待ったニューアルバムのタイトルのようなおしゃれな店名です。
OH ME OH MY(A SECRET SPACE)
とうのは、口語で「おや、まあ、あら」みたいな意味。
至極女性的な言い方です。
おしゃれなモダン・ブリティッシュ料理が食べられます。
お店は、歴史的建築に指定された、建物の中。
元々は西アフリカ銀行が入っていた場所だそう。
ロフト部分。アットホーム感満点。
平日の朝9時〜4時は、朝食、昼食、アフタヌーンティー、
そして、夜と週末はイベントやパーティーなどの貸し切りスペースとなります。
僕が行ったランチ時は家族づれや、会社員OLなどで、満員でしたよ。
僕が頂いた“Mature Cheddar Welsh Rarebit, Creamed Leeks&Salad(V)”
Welsh Rarebit(ウェルッシュ・レアビット)は、トーストにチーズソースをかけた、ウェールズの庶民料理。美味しかった!
英国のレストランのメニューには、(V)サインが付いている料理が所々にあると思います。
何のサインだと思いますか?
シェフが「これ美味しいよ〜」とピースサインをしているマークではなく、
ヴェジタリアン料理の(V)です。
ちなみに、こちらのレストラン、ウェイトレスさんがキュートだったよ。
■ レストラン:delifonseca
前菜の盛り合わせ
delifonsecaは、デリ併設のレストラン。
食材にこだわりが感じられるメニューとオシャレな雰囲気がとってもよかったです。
ぼくは仕事中なので、お酒は一滴たりとも呑まなかったですが、(真面目か!)
ワインやビールも豊富な品揃が魅力のレストランです。
僕が食べたパスタ。美味でございました。
あ、そうそう、こちらのレストラン、ウェイトレスさんがキュートでした。
■ レストラン:60 HOPE St.
お洒落なカフェやレストランが集まるエリアにあります。
60 HOPE St.は、アットホーム感がたまらない隠れ家的レストラン。
店内の雰囲気が凄く良かったです。店員さんもみんな親切!
料理ももちろん美味しかったし、くつろげたな〜。
Artichoke Veloute with Black Pudding
Braised Beef Bourguignon with Hourseradish Mash and Kale
60 Bread & Butter Pudding with Vanilla Ice Cream
ごちそうさまでございました。
あと、付け加えるとすると、こちらのレストラン、ウェイトレスさんがキュートだったな。
■ ホントに美味しいの?美味しいんです!
英国ってパンも美味しいんですよね〜。
「イギリス料理はまずい」なんて言ってる子いねが〜?
「イギリス料理はまずい」という先入観と固定観念、
ぼくにとっては、
「1999年にどうせ世界は滅亡するんだから、受験勉強なんかしなくてもいい」と
嘯いていた、高校時代の友人のセリフと同じくらいナンセンスに聞こえます。
なんだかんだで、僕にとって英国に居る時の1つの喜びは、“食”に他なりません!
百聞は一食に如かず!
さて、では、次回は、続編、『元気が出る街リバプール【そぞろ歩き編】』でお会いしましょう。
川合亮平でした!
♦ 使える英会話!
『Liverpoolアクセント、スカウス(Scouse)について』しかし、前回は、キャサリン・ジェンキンスさんのウェールズ英語が最高って書いておきながら、
今回は、リバプールアクセントが最高ってね。
「結局、キュートな子が話したら何でもええんかいな」
という声が聞こえてきそうですね。
まあ実際そうなので、「うん」と、一言答えるしか他に術を持ち合わせておりません、拙者。
であるからして、たとえば明日になれば、
ロンドンのテムズ河口域アクセントがやっぱ最高!って言ってる自分がありありと想像できます。
とにもかくにも、Liverpool(リヴァピュァー ↗)アクセント。
すぐに真似出来そうな音を紹介します!
●My (ミー)
※myをミーと発音するんです。だから、中学で習った活用は、リヴァプール風に言うと、
アイ・ミー・ミー・マイン、だね。
● Book(ボック)、 Look (ロック)、Cook(コック)
※ ウッの発音が、オッになるんですね。
例:Look at that cooking book!(ロッカッダッコッキンボッ!)
● done(ドン)、dose(ドズ)、much(モッチ)
※アの音が、オになるんですね。
そういえば、ジョン・レノンは
“Thank you very much (タンキュ・ベリ・モッチ)”って言いますよ。
あと、僕なんかは、憧れの女性なんかに、
Well done(ウェルドーン)っていう風に褒められたら、とろけてしまうでしょう。
(ちょっと変質的な趣向をさらして相済みません)
●尻上がりのイントネーション
※文になると、往々にして、尻上がりの小気味良いイントネーションになります。
● ノドのイガイガを取るような音
※これは説明が上手くできないんですが、例えば、Chicken(チキン)は、“キ”の部分が、絡まった痰を出す時のような音になるんですよ。文字に表せない!
う〜ん、どれも味があって良い音だな〜。最高です。
川合 亮平
(かわいりょうへい)
通訳者・東京在住
関西の人気テレビ番組で紹介され、累計1万部突破の『なんでやねんを英語で言えますか?』(KADOKAWA)をはじめ、著書・翻訳書・関連書は10冊以上を数える。
通訳者としては直近で東京五輪関連のビジネス会議、アスリート通訳に携わる。その他、歌手のエド・シーラン、映画『ファンタビ』シリーズのエディ・レッドメイン、BBCドラマ『シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、ヒットドラマ『ダウントン・アビー』の主要キャストなど、ミュージシャン、俳優への通訳・インタビューも多数手がけている。