英国のもの作りを訪ねて BROOKS編 part.1 | BRITISH MADE

英国のもの作りを訪ねて BROOKS編 part.1

2014.08.08

歴史あるブランドBROOKSの工場訪問は、ロンドンのEUSTON/ユーストン駅から始まります。

今回から参加させて頂く、BRITHISH MADE スタッフによるSTORIES。 出張などを通じて訪問した場所や地域や工場など、STORIESを通じてご紹介していければ思います。 第1回目となる今回は、この夏から新たに取り扱いをスタートするブランド「BROOKS」の工場見学レポート「英国のもの作りを訪ねて?BROOKS編 part.1?」です。
1866年、BROOKS/ブルックスはJohn Boultbee Brooks氏により、馬の鞍や皮革製品を扱うメーカーとして、英国中部の都市バーミンガムに設立されました。 1882年、ブルックス氏により特許出願されたサドルが発表され、当時としては革新的で全く新しいコンセプトのコンフォートサドルは、多くのサイクリストより大絶賛されました。この成功をきっかけに、ブルックス氏は自転車やモーターサイクル用のハンドメイドによる非常に美しいサドルやバッグ等のアクセサリーを生産し始めます。そして今日の様な英国ブランドとして、世界中にその名が知れ渡る様になったのです。 そんな歴史あるブランドBROOKSの工場訪問は、ロンドンのEUSTON(ユーストン駅)から始まります。
ユーストン駅は、ロンドン市内にあるターミナル駅18駅の中でも6番目に乗降客数の多い鉄道駅です。マンチェスターやリバープールなどのイングランド中部の都市、イングランドとスコットランドの国境に近いカーライル、さらに北はスコットランド一の都市グラスゴーやネッシーで有名なネス湖のある町インバネスを電車で結ぶ、とても重要な駅となっています。グットイヤーウェルト製法で有名な、英国紳士靴ブランドのあるノーザンプトンに向かう際もこの駅を使う為、靴好きの方にはご存知ある駅かも知れません。
ターミナル内の電光掲示板。こちらで出発ホームを確認し、電車に向かいます。
バーミンガム ニューストリート駅行きに乗ります。現在ユーストン駅を発着する鉄道会社は4社。
イングランドの真ん中を奔る電車の旅です。今回はロンドンミッドランド社の電車を使用しました。
ロンドンを出て20分もすると、緑豊かな田園風景が窓の外に広がります。
電車に揺られる事、約2時間。
英国第2の都市バーミンガムに到着。
バーミンガム駅の外観
工業都市バーミンガムは、ロンドンとリバープールを結ぶ中間地点として、また産業革命の進展に伴い運河と鉄道の交叉点として発展してきました。近郊を含む都市的地域の人口は約230万人、英国有数の世界都市です。バーミンガムの駅から車で約15分、今回の目的地であるBROOKSの工場はもうすぐです。
次回の〜BROOKS編 part.2〜ではブルックスの工場をご紹介します。



2014.08.14
Text&Photo by BM

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英国ブランドに特化した輸入総代理店、渡辺産業の直営店。"Stories of British Life"をコンセプトに、「英国のライフスタイルから生まれるモノやコト」をお届けしているお店です。

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