イギリスで有名な競馬場と言えば「マイフェア・レディ」にも登場するアスコット競馬場ですが、さすが競馬の発祥の地だけあって、他にもたくさんの競馬場があります。
やっと春めいてきたので、私も競馬場に行ってきました。と言っても、見に行ったのは馬ではありません。 イギリスのいくつかの競馬場や犬(グレーハウンド)のレース場では、会場を利用して大型のアンティークマーケットが開かれているのです。
そんな中でも、ロンドンから比較的行きやすいのがケンプトン競馬場で月に2回開かれている「サンバリー・アンティークマーケット」です。
ウォータールー駅から電車で約45分とそれほど遠くなく、会場も駅の目の前とアクセスが良く、入場料を取るマーケットが多い中で、こちらは入場無料(ちなみに駐車料金も無料だそうです。)と良心的です。
ひとつだけ欠点を挙げるとすれば、閉まるのが早いこと。一応開催は朝6時半(!)から午後2時ごろまでとなっていますが、12時ごろには片付け始める人たちも多いので、少なくとも8時には到着しておきたいところ。
駅に着いたら、無料で配られている新聞をもらうのをお忘れなく。電車の中での読み物にもなりますが、陶器やガラスなどのものを買った時に包むのに便利です。
ここからはお馴染みの「写真でマーケット散策」をお楽しみください。
突然ですが、マーケットで見つけたものについてのクイズです。
Q2. 椅子の背もたれを倒すと、踏み台に早変わり。「ライブラリー・チェアー」と呼ばれる椅子で、もともとはお屋敷などの図書室で使うためのものですが(梯子を使って本を棚から取って、椅子に戻して座って読む)、キッチンにも便利そうですよね。 Q3. 靴下やセーターのほつれを繕う時に使う道具です。きのこの傘の部分を穴の開いたところに当てて、安定させて、作業をしやすくします。
穴には毛糸や刺繍糸を縦横に織物のように渡して繕いますが、この技法は「ダーニング」と呼ばれ、補修部分に派手な色を使い、あえて装飾にしたりもします。
今回はお宝との出会いがあまりなかったですが、面白いものやきれいなものをたくさん見られて、素敵な一日になりました。
マーケットについてより詳しく知りたい方はこちら(英語のみ)
http://www.sunburyantiques.com/
やっと春めいてきたので、私も競馬場に行ってきました。と言っても、見に行ったのは馬ではありません。 イギリスのいくつかの競馬場や犬(グレーハウンド)のレース場では、会場を利用して大型のアンティークマーケットが開かれているのです。
そんな中でも、ロンドンから比較的行きやすいのがケンプトン競馬場で月に2回開かれている「サンバリー・アンティークマーケット」です。
ウォータールー駅から電車で約45分とそれほど遠くなく、会場も駅の目の前とアクセスが良く、入場料を取るマーケットが多い中で、こちらは入場無料(ちなみに駐車料金も無料だそうです。)と良心的です。
ひとつだけ欠点を挙げるとすれば、閉まるのが早いこと。一応開催は朝6時半(!)から午後2時ごろまでとなっていますが、12時ごろには片付け始める人たちも多いので、少なくとも8時には到着しておきたいところ。
久々の朝5時起きで、私のお気に入りの4番のバスでウォータールー駅へ向かいます。
眠気も少し覚めてきたところで、窓からのこの素敵な景色。前日からの雨がまだ少し残っていますが…。
駅に着いたら、無料で配られている新聞をもらうのをお忘れなく。電車の中での読み物にもなりますが、陶器やガラスなどのものを買った時に包むのに便利です。
駅に置いてある無料の新聞「METRO」。
ここからはお馴染みの「写真でマーケット散策」をお楽しみください。
突然ですが、マーケットで見つけたものについてのクイズです。
Q1.写真の真ん中の取手が付いた陶器のカバーのようなものは何に使われるものでしょうか。
Q2.一見普通のこの椅子、何が普通の椅子と違うのでしょうか。
Q3.キノコのようなこの道具、何に使うものなのでしょうか。
<答え>
Q1. カフェなどにあるケーキのカバーにも似ていますが、「チーズ・ベル(鐘)」と呼ばれるもので、チーズを入れておくものです。イギリスではディナーのあとにチーズを食べる習慣があり、お客さんを招いたディナーパーティーなどでは食後に振る舞うチーズをチーズ・ベルに入れておきます。Q2. 椅子の背もたれを倒すと、踏み台に早変わり。「ライブラリー・チェアー」と呼ばれる椅子で、もともとはお屋敷などの図書室で使うためのものですが(梯子を使って本を棚から取って、椅子に戻して座って読む)、キッチンにも便利そうですよね。
穴には毛糸や刺繍糸を縦横に織物のように渡して繕いますが、この技法は「ダーニング」と呼ばれ、補修部分に派手な色を使い、あえて装飾にしたりもします。
マーケットについてより詳しく知りたい方はこちら(英語のみ)
http://www.sunburyantiques.com/
アムスベリー加恵
ロンドン留学中にヴィンテージウエアを販売する「Old Hat」ロンドン店でアルバイトをしたことをきっかけに、紳士服に興味を持ち始める。職人の技を身近に見る機会にも恵まれ、英国のクラフツマンシップにも刺激を受ける。カレッジを卒業後、いったん帰国。結婚を機に2012年10月に再渡英、現在ロンドン在住。
夫に作ったニットタイが好評で、夫の友人たちから注文が相次ぎ、2013年11月にオーダーメイドの手編みニットタイを販売する「Bee’s Knees Ties」を立ち上げる。
Bee’s Knees Ties
ロンドンを拠点に、オーダーメイドの手編みのニットタイを制作、販売しています。
色はもちろん、ステッチや結び目の大きさ、長さや太さなど、お客様のお好みをおうかがいお伺いしてから、1本1本、手で編みあげます。素材にもこだわり、大量生産の糸にはない魅力を持つ糸を探し求め、何度も試作を繰り返した後に、品質が良く、ユニークで、長く愛用していただける糸だけを採用しています。手編みならではの親しみやすい風合いが、スーツだけではなく、ニットウエアやツイードにもよく合い、日常の色々なシーンでお使いいただけます。
ロンドンではサヴィル・ロウのテーラー「L G Wilkinson」にてお取り扱いいただいております。
facebook.com/bees.knees.ties
現在、BRITISH MADE青山本店にてオーダーを承っております。また実際にいくつかお手にとって店頭にてご覧頂けます。詳細はお気軽に店頭スタッフまでお訪ね下さい。