こんにちは、川合亮平です。
ターキッシュエアラインズさんで行ってきましたリヴァプール。
リヴァプールといえば、やっぱりザ・ビートルズですよね!
ご存知の方も多いと思いますが、今年はビートルズ来日50周年の記念イヤーです。
さかのぼること、1966年6月30日、午前3時40分。
ジョン、ポール、リンゴ、ジョージの4人を乗せた日本航空の飛行機が羽田空港に到着。
The Beatlesの初来日公演全5回が、日本武道館にて開催されました。
今でこそロックバンドの1つの到達点的存在の日本武道館ですが、
当時は「武道館でロックだなんてけしからん!」という風潮もあったようです。
ビートルズが武道館でコンサートを行った初めての欧米ロックバンドだって知ってました?
50周年の記念イヤーだからこそ、ファンなら、彼らの故郷のリヴァプールへ巡礼に行こうぜ!
いや、特別ファンじゃなくても、ロックンロール・ファンならリヴァプールへ飛ぼうぜ!
という提案を込めて、リヴァプールのビートルズ・スポットをお届けします。
まずは、ビートルズ来日トリビアをご紹介!
計5回のライブ以外の外出はできず、ホテルに缶詰だった4人。
超厳重な警備体制が敷かれていたそうですよ。
記念すべき第1回目のライブは、6月30日に行われ、1万人の観客を動員。
そして翌日の1日は、2公演が行われました。
その2公演を編集した模様が、7月1日に日本テレビで午後9時から全国放送されたそうです。 あなたはこの放送、ご覧になられましたか?
僕は見逃した〜!
まだ生まれてないから見逃した〜!
ホテルでの缶詰中、4人は、‘Images of A Woman’というテーマで、それぞれの絵を描いたそうです。
4人が同じテーマで絵を描いたのは、その時が最初で最後だと言われています。
この貴重な4枚の絵画は、2012年にオークションに出品され、$155,250(約1800万円)で落札されたとのことです。
ジョンは訪日時、
“From Liverpool to Tokyo, what a way to go”(リヴァプールから東京。はるばるやって来たよ) という言葉を残しました。
この言葉を、日本に住むビートルズファンに当てはめると、
“From Japan to Liverpool, what a way to go”(日本からリヴァプール。はるばる行ってみよう) ですね!
Mathew Street(マシュー・ストリート)。
リヴァプールでビートルズにもっともゆかりが深い場所といっても良いでしょう。
彼らゆかりのスポットが今もひしめいています。
マシュー・ストリートにある、ビートルズ発祥の地、といっても過言ではないライブハウス、Cavern Club。
彼らがスカウトされた場所でもあります。
スターダムを駆け上がる時期と時を同じくして、彼らはここで300回近く演奏しました。
現在のキャヴァン・クラブは当時の場所から数十メートル離れた場所に再建築されました。
基本的に建築物をそのまま移しただけなので、雰囲気は当時のままです。
老若男女均等な客層だったのが、意外でした。
ウェルカムな雰囲気で、観光客も気兼ねなく楽しめます。
ビートルズの4人が実際に足繁く通ったパブです。
ビートルズゆかりのパブであると同時に、普通の伝統的なパブでもあるので、
パブ独特の雰囲気ももちろん楽しめます。
ビートルズのナンバーを聞きながら、気持ちよくパイントの杯を進めて行くと、
そのうち、空にダイヤモンドと一緒に浮かんでるルーシーも見えてくるかもしれませんね。
■ リヴァプールに行った方が良い理由4:
僕が思わず感極まった場所、博物館のThe Beatles Story。
詳しい情報は、以下の記事に書きましたので、チェックしてみてください。
★『聖地のオーラ!本場のビートルズ博物館で感動体験』
犬のように働いた後、僕が丸太のように眠った場所、The Hard Days Night Hotel。その魅力は余すところなく以下の記事に書きましたので、チェックしてみてください。
★『世界で唯一の「ビートルズ・ホテル」に潜入してきた!』
★『クイズ:このロゴは何を意味する?ヤァ!ヤァ!ヤァ!』
2時間程のツアーです。マジカル・ミステリー・ツアー
ファンなら、いちいち「わ〜!」、その都度「へ〜!」、
の連続になること請け合いのこのツアー。
上記写真の場所以外も訪れる場所はたくさんありますので、盛りだくさんです。
僕にとってザ・ビートルズというのは、近くて遠い存在というか、
曲は好きだし、直接的・間接的な影響はもちろん受けているんだろうけど、
なんとなく、存在の実感が湧かなかったんです。
あまりにも大きくて、レジェンド化されてて、リアルな感じがしなかった。
でも、今回リヴァプールでビートルズゆかりの場所を訪れて、
その場所に佇む事で、
「あ、彼らも人間だったんだね」
と妙に腑に落ちて、なんだか勇気が湧いてきました。
ビートルズがもっと好きになった。
では、次回もアナザー観光地でお会いしましょう。
川合亮平でした!
イギリス独特の口語表現、スラングを紹介しているコーナー、
第5回目。
今回も、イギリスでごく普通に日常的に使う表現を紹介します。
その1: Chap (チャップ)
意味:あいつ(あの人)
● ごくごくカジュアルに、第3者の男性を指すときに使います。下町っ!って感じの単語でぼくは大好き。同じ意味で、Fellow(発音は“フェラッ”)も使います。Fellowの方が若干丁寧な印象。
例:(パブにて)
A: I need ketchup for my chips.(ポテトフライにかけたいねんけど、ケチャップどこやろ)
B: Ask that chap near the kitchen.(厨房のとこにおるあの人に聞いたら?)
A: OK, I’ll go over and ask.(聞いてくるわ)
その2: Bugger (バガ)
意味:こんちくしょう
● 何か自分の意に反したマイナスの出来事があった時に、一人呟く言葉。または、一人大声を出す言葉。
例:(パブにて)
A: Here’s ketchup for chips.(ケッチャップで〜す。)
B: Thanks. I’ll use it, too. ……, Bugger! I put too much!(ありがとう。私も使わせて。しまった!かけすぎた!)
A: Do you want to swap yours to mine? I don’t mind too much ketchup.(僕のと交換する?ケチャップべたべたでも全然ええし)
その3: Telly(テリー)
意味:TV
●テレビのことをこのように言います
例:(パブにて)
A: Bugger!(ミスった〜!)
B: What!?(突然なに?)
A: I just remember that I forgot to set the recording for “Sherlock” on Telly. It’s on now.(テレビで今やってる『シャーロック』の録画し忘れたわ。)
ターキッシュエアラインズさんで行ってきましたリヴァプール。
夏期スケジュール(3/27~10/29)で成田・関西1日1便運航中!
リヴァプールといえば、やっぱりザ・ビートルズですよね!
ご存知の方も多いと思いますが、今年はビートルズ来日50周年の記念イヤーです。
ジョン、ポール、リンゴ、ジョージの4人を乗せた日本航空の飛行機が羽田空港に到着。
The Beatlesの初来日公演全5回が、日本武道館にて開催されました。
今でこそロックバンドの1つの到達点的存在の日本武道館ですが、
当時は「武道館でロックだなんてけしからん!」という風潮もあったようです。
ビートルズが武道館でコンサートを行った初めての欧米ロックバンドだって知ってました?
50周年の記念イヤーだからこそ、ファンなら、彼らの故郷のリヴァプールへ巡礼に行こうぜ!
いや、特別ファンじゃなくても、ロックンロール・ファンならリヴァプールへ飛ぼうぜ!
という提案を込めて、リヴァプールのビートルズ・スポットをお届けします。
リヴァプールの海岸沿いに最近お目見えした、Fab4の最新の銅像。カッコイイ!
まずは、ビートルズ来日トリビアをご紹介!
■ 50年前のビートルズ来日トリビア
6月29日の深夜に東京に到着した彼らが、7月3日に東京を発つまで、3泊したのは東京ヒルトンホテル。 Presidential Suiteに宿泊したそうです。計5回のライブ以外の外出はできず、ホテルに缶詰だった4人。
超厳重な警備体制が敷かれていたそうですよ。
記念すべき第1回目のライブは、6月30日に行われ、1万人の観客を動員。
そして翌日の1日は、2公演が行われました。
その2公演を編集した模様が、7月1日に日本テレビで午後9時から全国放送されたそうです。 あなたはこの放送、ご覧になられましたか?
僕は見逃した〜!
まだ生まれてないから見逃した〜!
ホテルでの缶詰中、4人は、‘Images of A Woman’というテーマで、それぞれの絵を描いたそうです。
4人が同じテーマで絵を描いたのは、その時が最初で最後だと言われています。
この貴重な4枚の絵画は、2012年にオークションに出品され、$155,250(約1800万円)で落札されたとのことです。
ジョンは訪日時、
“From Liverpool to Tokyo, what a way to go”(リヴァプールから東京。はるばるやって来たよ) という言葉を残しました。
この言葉を、日本に住むビートルズファンに当てはめると、
“From Japan to Liverpool, what a way to go”(日本からリヴァプール。はるばる行ってみよう) ですね!
Let’s go to Liverpool to meet The Beatles!
■ リヴァプールに行った方が良い理由1:Mathew Street(マシュー・ストリート)
ファンなら借金してでもリヴァプールに行った方が良い5つの理由の1つ目は、Mathew Street(マシュー・ストリート)。
彼らゆかりのスポットが今もひしめいています。
マシュー・ストリートにある、ビートルズ・ショップ。店内はビートルズグッズが溢れんばかりにひしめいています。
マシュー・ストリートの近くの通りにある、銅像。彼らの名曲『Eleanor Rigby(エリナー・リグビー)』にインスパイアされて作成されたエリナー・リグビー像。ぼくこの曲大好きなんだな〜
■ リヴァプールに行った方が良い理由2:Cavern Club(キャヴァン・クラブ)
キャヴァン・クラブのエントランス
マシュー・ストリートにある、ビートルズ発祥の地、といっても過言ではないライブハウス、Cavern Club。
彼らがスカウトされた場所でもあります。
スターダムを駆け上がる時期と時を同じくして、彼らはここで300回近く演奏しました。
地下に降りて行きます
現在のキャヴァン・クラブは当時の場所から数十メートル離れた場所に再建築されました。
基本的に建築物をそのまま移しただけなので、雰囲気は当時のままです。
ビートルズのトリビュートバンドの生演奏を楽しめます
老若男女均等な客層だったのが、意外でした。
ウェルカムな雰囲気で、観光客も気兼ねなく楽しめます。
キャヴァン・クラブの斜向いにあるキャヴァン・パブのジョン・レノン像。
■ リヴァプールに行った方が良い理由3: パブ THE GRAPES(ザ・グレイプス)
こちらもマシュー・ストリートにあります。 THE GRAPESの外観
ビートルズの4人が実際に足繁く通ったパブです。
“この写真はこの場所で撮られた!”というもの
パブの中はもちろん、ビートルズ一色
ビートルズゆかりのパブであると同時に、普通の伝統的なパブでもあるので、
パブ独特の雰囲気ももちろん楽しめます。
ビートルズのナンバーを聞きながら、気持ちよくパイントの杯を進めて行くと、
そのうち、空にダイヤモンドと一緒に浮かんでるルーシーも見えてくるかもしれませんね。
■ リヴァプールに行った方が良い理由4:
博物館The Beatles Storyと、ホテルThe Hard Days Night Hotel
The Beatles Storyの館内 お宝グッズ満載です
僕が思わず感極まった場所、博物館のThe Beatles Story。
詳しい情報は、以下の記事に書きましたので、チェックしてみてください。
★『聖地のオーラ!本場のビートルズ博物館で感動体験』
ホテルの部屋タグももちろん、しゃれてます
犬のように働いた後、僕が丸太のように眠った場所、The Hard Days Night Hotel。その魅力は余すところなく以下の記事に書きましたので、チェックしてみてください。
★『世界で唯一の「ビートルズ・ホテル」に潜入してきた!』
★『クイズ:このロゴは何を意味する?ヤァ!ヤァ!ヤァ!』
■ リヴァプールに行った方が良い理由5: マジカル・ミステリー・ツアー
“巡礼”の名にふさわしいツアー。バスでビートルズゆかりの場所を巡ります。
2時間程のツアーです。マジカル・ミステリー・ツアー
リンゴが育った家、ファンの書き込みがスゴイ!
ジョンが育った家
ストロベリー・フィールズ!
ペニー・レイン!
ファンなら、いちいち「わ〜!」、その都度「へ〜!」、
の連続になること請け合いのこのツアー。
上記写真の場所以外も訪れる場所はたくさんありますので、盛りだくさんです。
リヴァプールは、あの日の4人に会える街です。
僕にとってザ・ビートルズというのは、近くて遠い存在というか、
曲は好きだし、直接的・間接的な影響はもちろん受けているんだろうけど、
なんとなく、存在の実感が湧かなかったんです。
あまりにも大きくて、レジェンド化されてて、リアルな感じがしなかった。
でも、今回リヴァプールでビートルズゆかりの場所を訪れて、
その場所に佇む事で、
「あ、彼らも人間だったんだね」
と妙に腑に落ちて、なんだか勇気が湧いてきました。
ビートルズがもっと好きになった。
では、次回もアナザー観光地でお会いしましょう。
川合亮平でした!
♦ 使える英会話!
よく使う3つのイギリス・スラング Part5イギリス独特の口語表現、スラングを紹介しているコーナー、
第5回目。
今回も、イギリスでごく普通に日常的に使う表現を紹介します。
その1: Chap (チャップ)
意味:あいつ(あの人)
● ごくごくカジュアルに、第3者の男性を指すときに使います。下町っ!って感じの単語でぼくは大好き。同じ意味で、Fellow(発音は“フェラッ”)も使います。Fellowの方が若干丁寧な印象。
例:(パブにて)
A: I need ketchup for my chips.(ポテトフライにかけたいねんけど、ケチャップどこやろ)
B: Ask that chap near the kitchen.(厨房のとこにおるあの人に聞いたら?)
A: OK, I’ll go over and ask.(聞いてくるわ)
その2: Bugger (バガ)
意味:こんちくしょう
● 何か自分の意に反したマイナスの出来事があった時に、一人呟く言葉。または、一人大声を出す言葉。
例:(パブにて)
A: Here’s ketchup for chips.(ケッチャップで〜す。)
B: Thanks. I’ll use it, too. ……, Bugger! I put too much!(ありがとう。私も使わせて。しまった!かけすぎた!)
A: Do you want to swap yours to mine? I don’t mind too much ketchup.(僕のと交換する?ケチャップべたべたでも全然ええし)
その3: Telly(テリー)
意味:TV
●テレビのことをこのように言います
例:(パブにて)
A: Bugger!(ミスった〜!)
B: What!?(突然なに?)
A: I just remember that I forgot to set the recording for “Sherlock” on Telly. It’s on now.(テレビで今やってる『シャーロック』の録画し忘れたわ。)
川合 亮平
(かわいりょうへい)
通訳者・東京在住
関西の人気テレビ番組で紹介され、累計1万部突破の『なんでやねんを英語で言えますか?』(KADOKAWA)をはじめ、著書・翻訳書・関連書は10冊以上を数える。
通訳者としては直近で東京五輪関連のビジネス会議、アスリート通訳に携わる。その他、歌手のエド・シーラン、映画『ファンタビ』シリーズのエディ・レッドメイン、BBCドラマ『シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、ヒットドラマ『ダウントン・アビー』の主要キャストなど、ミュージシャン、俳優への通訳・インタビューも多数手がけている。