こんにちは!川合亮平です。
趣味は、Googleで、 “〜円 £” と検索して、出てくる相場を見て一喜一憂することです。
さて!
いわゆるMythという事があります。
“神話”って意味ですけど、普通口語で使うときの意味は
“一般的に信じられてはいるけど真実ではない事”という意味。
例えば、
◯「ロンドンは雨ばっか」
→年間の降水量を比べると、東京の方がだいぶ多いんですよね、実は。
◯「イギリスの食事はまずい!もう一杯!」
→20年前は実際そうだったらしいですが、近年、イギリスにある程度の長さ滞在した人ならこれは実感としてMythであることが分かるはず。実際食べてみないとわからない」
◯「イギリス旅行は高い!行きたくてもお金がないから行けない!」
→果たして、それは本当だろうか・・・・・!?
まあ実際、高くしようとすればいくらでも高くできると思いますけど、
コストを最小限に抑えた選択肢もあるんですよ。
例えば、国際豪華客船の出港直前に裏ポーカー勝負で勝って、船のチケットを手に入れて、
首尾よく潜り込む、とかね。
いや、まあ、それは置いといて、今回は飛行機で、という条件で、
日程やその他の条件を入力すると、各社の航空券の運賃が一気に検索出来る
超便利なサイトskyscannerで調べてみましょう。
(僕も渡英の際はこのサイトを使ってますよ)
例として、
今年(2017年)の6月1日東京発〜6月8日ロンドン発(9日東京着)で調べてみます。
すると、
全て込みの往復運賃が最安値で、65,000円からありました。
はい、航空券:65000円。チーン!
次にお金がかかる分野は、ホテルですよね。
これも、高くしようと思ったら天井知らずですけど、
コストを抑える選択肢はあるんだな。
例えば、ホステルはいかがでしょうか?
ホテル検索サイトのBooking.comですこぶる評価が高いロンドンのホステル、
セーフステイ ホランド パーク(Safestay Holland Park)はいかがでしょう?
先ほど調べた航空券の日程に合わせて、
今年の6月1日チェックイン、6月8日チェックアウトで調べてみると、
セーフステイ ホランド パークの7泊分の宿泊費は、25,514円 でした。
はい、宿泊費(7泊):25,514 円。チーン!
航空券と宿泊費併せまして、約9万円です!
未知の部分が多過ぎてちょっと不安だな〜、
という方のために(ということでも実はないんですけど)。
単に個人的に以前から興味があったので、この年末年始、
僕が実際にホステル宿泊体験してきました。
感想レポートします!
その評価には納得しました。
何と言うか、怪しい雰囲気は皆無でした。
あと、各ベッドの横にはそれぞれ電気コンセントもあってそれはとっても助かった。
ベッドの上でする場合、スペースの関係上、天井に頭がついて立てませんので、
腹筋をする時のような姿勢で着替える必要があります。
腹筋が鍛えられて良かったです(若干やせ我慢)。
— 英国以外のヨーロッパの国々からの学生
— ロンドン以外の英国の地域に留学しているアジアの学生
— イギリス人・ヨーロッパ人家族(子どもと両親)
— 僕のように一人で宿泊している若者〜中年の男性、女性
などなど、本当に様々です。
夕方〜夜は、上の写真のカフェで、宿泊者それぞれがスーパーなんかで買ってきた食材を持ち込んで食事したり、パソコンしたり、スマホ眺めたりしてます。
その感じがなんとなくアットホームで良かったですよ。
静かで落ち着いた雰囲気です。
重ね着の貴公子と呼ばれるくらい、寒さにめっぽう弱い男なので、
ドミトリー寒かったらどうしよ〜、布団が薄かったらどうしよ〜、
という懸念があったんですね。
でも実際、ホステル屋内に一歩入ると、どこもかなり快適な温度になってて、
布団も清潔で暖かさも十分で、結局寝袋は使わずじまい。
真冬でもTシャツ一枚で部屋とシャワー室を余裕で往復出来る温度でした。
トイレ・シャワールームは共用で、20名につき1つくらいの割合です。
僕の宿泊していた期間は、混んでる時とガラガラの時とがあって、
混んでる時でもストレスなくシャワールーム使えましたよ。
ガラガラの時なんて、自分専用というくらいの感じで使えます。
でも、水圧はちょっと心もとなかったかな。
「いたいいたいいたい、滝か!」と思わずツッコんでしまうくらいガンガン来てほしい方なので。
ちなみに、
タオルはホテルのように毎日替えがあるわけではなく、持参で自分で乾かさないといけないので、
吸水力もあり、すぐ乾くマイクロファイバーのタオルがおすすめ。
プラスチックみたいな素材の割にどんどん水を吸収して、その感じについに慣れませんでしたけど、
使い勝手は良かったです。
シャワーの後、自分のベッドの横にひっかけとけば、すぐに乾きますしね。
気軽感が良かったです。
これ、良かったですよ。
ホステルがあるHolandって結構裕福なエリアなんですよ。
「普通だとこの値段でこのエリアに泊まれない」という感じらしいです。
徒歩15分圏内に、チェーンのカフェや、スーパー、高級食料品店など、なんでも揃ってます。
至極便利で、すごく生活しやすい。このエリアとても気に入りました。
ホステルから、かの有名なノッティングヒルまで徒歩15分だし、
僕のように足で稼ぐをモットーとしている方は、
ハロッズやバッキンガム宮殿といった観光の中心エリアまで、徒歩1時間で行けちゃいます。
もちろん近くにチューブの駅もあるけど、徒歩だと“ロハ(=只=無料)”だしね!
ちなみに、ニューイヤーのカウントダウン花火をロンドンアイ付近で取材した時、
大晦日はチューブが夜通し走っててしかもロハなんだけど、
あまりの混雑のしように、徒歩でホステルまで帰りました。
年が明けた深夜のロンドンを1時間半かけて闊歩するのはなかなか愉快な散歩でした。
“ホステルからロンドンアイまで徒歩1時間半”と、友人に話した所、
「距離感がすこぶるイメージ沸きにくい」と言われましたけど。
“でも、予算10万円だと、あと1万円しか残ってないよ!”
なんですけど、ロンドンが世界に誇る博物館・美術館はほとんど入場無料(任意の寄付制)なんですよね。
だから、ことさらお金を使わなくても、ロンドンは十分に堪能出来るんです。
僕が大好きな、
・ロンドン自然史博物館
・ナショナル・ギャラリー
・ナショナル・ポートレートギャラリー
・大英博物館
・サイエンス・ミュージアム
なんかももちろん全部ロハですし。
こちらのTimeout Londonのサイト(英語)に無料の博物館・美術館が網羅されてますから、ご参照あれ。
なにせ、ロンドン自然史博物館だけでも、見所が多過ぎて、
ざっと計算しても、152回くらい生まれ変わりながら毎日通ったとしても、
毎回新しい発見がある程の情報規模ですから。
他にも、散歩はもちろんロハですよね。
ロンドンに数多くある緑豊かな公園や観光のメッカであるバッキンガム宮殿の周辺、
あと、僕のお気に入りのテムズ川沿い(サウスバンク)なんかが最高のエリア。
散歩はロンドンが身近に感じられるおすすめの観光アクションです。
さて、航空券、宿泊、観光ときて、
残るお金のかけどころは食事だと思います。
ロンドンには本当に素晴らしいレストランが多いので、
少し資金に余裕のある方は、航空券や宿泊代で浮いた分を食にまわして、
そっちの方を堪能する、というやり方もあると思います。
さもなくば、節約プランとしては、
TESCOやSainsbury’sといった、いわゆる街のスーパーで、
サンドイッチやサラダ、ドリンクを買えば、1食£5(700円程度)以内で十分食べられます。
さて、さて、
いかがでしたでしょうか?
湯水のごとく湧き出る豊富な資金がなくても、
工夫次第でロンドンを満喫できることが可能だと感じて頂けたのなら嬉しいです。
では、次回もアナザー観光地でお会いしましょう。
川合亮平でした!
僕のマイブームである“ペーパーバックを読む事”に乗じて、
最近読んで良かった本のレビューを随時掲載していきます!
“英文を読む事”は最強の英語力アップ方法ですよ。
翻訳書の邦題は『夜中に犬に起こった奇妙な事件』。
英国の作家Mark Haddonの作品。
キャッチーなのかそうでないのか判然としない、でも印象にすごく残るタイトルですよね。
2015年の第69回トニー賞(舞台のアカデミー賞といわれている賞)で、作品賞を受賞した事をきっかけに僕は知りました。
トニー賞だけではなく、元である、この原作本(2003年刊)も数多くの賞を受賞しており、Amazon UKでもとにかくすこぶる評価が良いです。
とにかくタイトルが素敵なので、物語の予備知識はなしに年末にロンドンの書店の“ヤングアダルト”のコーナーで手に取って購入し、その後数日間かけて一気に読了に至りました。
(ヤングアダルトのコーナーにありましたけど、どっちかというと大人向けの内容だと思うな)
舞台は、現代の英国(Swindon⇄London)。主人公は15歳の少年。
彼はある晩、近所の犬が殺されているのを発見するんですが、それをきっかけに物語は進んでいきます。
ミステリー的な要素もありますし、家族・対人関係をテーマにした人間の内面を描く物語でもあります。
そして、おそらく、この本の1番の特徴は、主人公のクリストファーがアスペルガー症候群である、ということ。 彼の1人称で物語は進んでいくんですが、彼のモノの味方とか考え方、そして対処方法がユニークでその部分にぼくは強くひかれました。
1流のエンターテイメント作品として心から楽しんだだけでなく、
1人の父親として、子どもへの接し方(そして広い意味で人への接し方)を考えさせられた作品でした。
読書の喜びが感じられる1冊ですよ。
あ、そうそう演劇は今、ロンドン(と英国)の舞台で上演中なんですよね。
観に行きたいけど、ロンドン公演最終日が今年の6月か・・・。
チャンスを引き続き虎視眈々と狙っていきます。
趣味は、Googleで、 “〜円 £” と検索して、出てくる相場を見て一喜一憂することです。
さて!
いわゆるMythという事があります。
“神話”って意味ですけど、普通口語で使うときの意味は
“一般的に信じられてはいるけど真実ではない事”という意味。
例えば、
◯「ロンドンは雨ばっか」
→年間の降水量を比べると、東京の方がだいぶ多いんですよね、実は。
◯「イギリスの食事はまずい!もう一杯!」
→20年前は実際そうだったらしいですが、近年、イギリスにある程度の長さ滞在した人ならこれは実感としてMythであることが分かるはず。実際食べてみないとわからない」
◯「イギリス旅行は高い!行きたくてもお金がないから行けない!」
→果たして、それは本当だろうか・・・・・!?
10万円貯めたら、1週間ロンドンで過ごそうよ
さて、まず航空券(旅費)ですよね、高いイメージのあるのって。まあ実際、高くしようとすればいくらでも高くできると思いますけど、
コストを最小限に抑えた選択肢もあるんですよ。
例えば、国際豪華客船の出港直前に裏ポーカー勝負で勝って、船のチケットを手に入れて、
首尾よく潜り込む、とかね。
いや、まあ、それは置いといて、今回は飛行機で、という条件で、
日程やその他の条件を入力すると、各社の航空券の運賃が一気に検索出来る
超便利なサイトskyscannerで調べてみましょう。
(僕も渡英の際はこのサイトを使ってますよ)
例として、
今年(2017年)の6月1日東京発〜6月8日ロンドン発(9日東京着)で調べてみます。
すると、
全て込みの往復運賃が最安値で、65,000円からありました。
はい、航空券:65000円。チーン!
次にお金がかかる分野は、ホテルですよね。
これも、高くしようと思ったら天井知らずですけど、
コストを抑える選択肢はあるんだな。
例えば、ホステルはいかがでしょうか?
ホテル検索サイトのBooking.comですこぶる評価が高いロンドンのホステル、
セーフステイ ホランド パーク(Safestay Holland Park)はいかがでしょう?
先ほど調べた航空券の日程に合わせて、
今年の6月1日チェックイン、6月8日チェックアウトで調べてみると、
セーフステイ ホランド パークの7泊分の宿泊費は、25,514円 でした。
はい、宿泊費(7泊):25,514 円。チーン!
航空券と宿泊費併せまして、約9万円です!
Safestay Holand Parkに実際に泊まってみました
Parkの玄関
いや〜、いくら安いといっても、ホステルには泊まった事ないし、未知の部分が多過ぎてちょっと不安だな〜、
という方のために(ということでも実はないんですけど)。
単に個人的に以前から興味があったので、この年末年始、
僕が実際にホステル宿泊体験してきました。
感想レポートします!
クリーンです。
エントランス
まず総評として、Safestay Holand ParkはBookin.comなどのホテル評価サイトで非常に良い評価を得ている場所ですが、その評価には納得しました。
とってもクリーンなんですよ。全体的に。雰囲気としては普通のホテルと全く一緒。これは安心出来る材料ですよね。
例えば、手のひらサイズの蜘蛛なんかがウヨウヨしてては、いくら安くても安心して寝られないというものです。
キレイに整理されているのは、女性がマネージャーということも関係してるのかもしれません。 コモン・ルーム。全館無料WiFiがあります。
コンセントもいたる所にあるので、僕はこの部屋でよく仕事をしていました。
コンセントもいたる所にあるので、僕はこの部屋でよく仕事をしていました。
静かで清潔です。
僕が宿泊した部屋
1人部屋もあるようですが、お値段が安いのはやっぱりベッドの数が多い部屋。
基本的には男女共有ルームで、その点が気になる方もいらっしゃる方も居るかもしれませんが、1人部屋もあるようですが、お値段が安いのはやっぱりベッドの数が多い部屋。
何と言うか、怪しい雰囲気は皆無でした。
宿泊した部屋がある建物。実は由緒ある中世の大邸宅を改装したものなんです。ドミトリーでも英国らしい歴史を感じられるのは、ちょっとお得だと思います。
ベッドの周りにはカーテンも付います。あと、各ベッドの横にはそれぞれ電気コンセントもあってそれはとっても助かった。
館内のデザインもカラフルでおしゃれです。
着替えはシャワールームでするか、このベッドの上でするか。ベッドの上でする場合、スペースの関係上、天井に頭がついて立てませんので、
腹筋をする時のような姿勢で着替える必要があります。
腹筋が鍛えられて良かったです(若干やせ我慢)。
利用者は老若男女様々
ホステル内のカフェ
どんな人が宿泊しているのか観察してみると、— 英国以外のヨーロッパの国々からの学生
— ロンドン以外の英国の地域に留学しているアジアの学生
— イギリス人・ヨーロッパ人家族(子どもと両親)
— 僕のように一人で宿泊している若者〜中年の男性、女性
などなど、本当に様々です。
夕方〜夜は、上の写真のカフェで、宿泊者それぞれがスーパーなんかで買ってきた食材を持ち込んで食事したり、パソコンしたり、スマホ眺めたりしてます。
その感じがなんとなくアットホームで良かったですよ。
静かで落ち着いた雰囲気です。
屋内が暖かい!
僕は年末年始に泊まりました。重ね着の貴公子と呼ばれるくらい、寒さにめっぽう弱い男なので、
ドミトリー寒かったらどうしよ〜、布団が薄かったらどうしよ〜、
という懸念があったんですね。
でも実際、ホステル屋内に一歩入ると、どこもかなり快適な温度になってて、
布団も清潔で暖かさも十分で、結局寝袋は使わずじまい。
真冬でもTシャツ一枚で部屋とシャワー室を余裕で往復出来る温度でした。
清潔なシャワー・トイレ室
僕の宿泊していた期間は、混んでる時とガラガラの時とがあって、
混んでる時でもストレスなくシャワールーム使えましたよ。
ガラガラの時なんて、自分専用というくらいの感じで使えます。
でも、水圧はちょっと心もとなかったかな。
「いたいいたいいたい、滝か!」と思わずツッコんでしまうくらいガンガン来てほしい方なので。
ちなみに、
タオルはホテルのように毎日替えがあるわけではなく、持参で自分で乾かさないといけないので、
吸水力もあり、すぐ乾くマイクロファイバーのタオルがおすすめ。
プラスチックみたいな素材の割にどんどん水を吸収して、その感じについに慣れませんでしたけど、
使い勝手は良かったです。
シャワーの後、自分のベッドの横にひっかけとけば、すぐに乾きますしね。
スタッフがフレンドリー
スタッフは皆楽しく働いてる感じで、フレンドリーで良かったですよ。気軽感が良かったです。
敷地内にある共有の物置。宿泊者のみが知る暗唱番号を入力すれば開けられます。
スーツケース他、手荷物以外の荷物は全部ここに入れておきます。宿泊者なら誰でも入れる場所だけど、安全だと思いますよ。でももちろん貴重品や大切な物は肌身離さず持っておいた方が良いでしょうね。
ちなみに、僕は中学生の時以来今回初めて、貴重品入れのウェストポーチを導入しました。これ、良かったですよ。
立地が良い!
僕自身これまであまり行ったことはなかったんですが、ホステルがあるHolandって結構裕福なエリアなんですよ。
ホステルは、ホランド・パークという公園の中にあります。
だからホステルの立地としては、「普通だとこの値段でこのエリアに泊まれない」という感じらしいです。
徒歩15分圏内に、チェーンのカフェや、スーパー、高級食料品店など、なんでも揃ってます。
至極便利で、すごく生活しやすい。このエリアとても気に入りました。
ホステルから、かの有名なノッティングヒルまで徒歩15分だし、
僕のように足で稼ぐをモットーとしている方は、
ハロッズやバッキンガム宮殿といった観光の中心エリアまで、徒歩1時間で行けちゃいます。
もちろん近くにチューブの駅もあるけど、徒歩だと“ロハ(=只=無料)”だしね!
ちなみに、ニューイヤーのカウントダウン花火をロンドンアイ付近で取材した時、
大晦日はチューブが夜通し走っててしかもロハなんだけど、
あまりの混雑のしように、徒歩でホステルまで帰りました。
年が明けた深夜のロンドンを1時間半かけて闊歩するのはなかなか愉快な散歩でした。
“ホステルからロンドンアイまで徒歩1時間半”と、友人に話した所、
「距離感がすこぶるイメージ沸きにくい」と言われましたけど。
食事や観光にかかる費用を抑える方法は?
さて、航空券と宿泊で9万円くらいまで抑えることができました。“でも、予算10万円だと、あと1万円しか残ってないよ!”
なんですけど、ロンドンが世界に誇る博物館・美術館はほとんど入場無料(任意の寄付制)なんですよね。
だから、ことさらお金を使わなくても、ロンドンは十分に堪能出来るんです。
僕が大好きな、
・ロンドン自然史博物館
・ナショナル・ギャラリー
・ナショナル・ポートレートギャラリー
・大英博物館
・サイエンス・ミュージアム
なんかももちろん全部ロハですし。
こちらのTimeout Londonのサイト(英語)に無料の博物館・美術館が網羅されてますから、ご参照あれ。
なにせ、ロンドン自然史博物館だけでも、見所が多過ぎて、
ざっと計算しても、152回くらい生まれ変わりながら毎日通ったとしても、
毎回新しい発見がある程の情報規模ですから。
他にも、散歩はもちろんロハですよね。
ロンドンに数多くある緑豊かな公園や観光のメッカであるバッキンガム宮殿の周辺、
あと、僕のお気に入りのテムズ川沿い(サウスバンク)なんかが最高のエリア。
散歩はロンドンが身近に感じられるおすすめの観光アクションです。
さて、航空券、宿泊、観光ときて、
残るお金のかけどころは食事だと思います。
ロンドンには本当に素晴らしいレストランが多いので、
少し資金に余裕のある方は、航空券や宿泊代で浮いた分を食にまわして、
そっちの方を堪能する、というやり方もあると思います。
さもなくば、節約プランとしては、
TESCOやSainsbury’sといった、いわゆる街のスーパーで、
サンドイッチやサラダ、ドリンクを買えば、1食£5(700円程度)以内で十分食べられます。
さて、さて、
いかがでしたでしょうか?
湯水のごとく湧き出る豊富な資金がなくても、
工夫次第でロンドンを満喫できることが可能だと感じて頂けたのなら嬉しいです。
では、次回もアナザー観光地でお会いしましょう。
川合亮平でした!
♦ 使える英会話!
『マイブーム・イズ・ペーパーバックVol.2』僕のマイブームである“ペーパーバックを読む事”に乗じて、
最近読んで良かった本のレビューを随時掲載していきます!
“英文を読む事”は最強の英語力アップ方法ですよ。
翻訳書の邦題は『夜中に犬に起こった奇妙な事件』。
英国の作家Mark Haddonの作品。
キャッチーなのかそうでないのか判然としない、でも印象にすごく残るタイトルですよね。
2015年の第69回トニー賞(舞台のアカデミー賞といわれている賞)で、作品賞を受賞した事をきっかけに僕は知りました。
トニー賞だけではなく、元である、この原作本(2003年刊)も数多くの賞を受賞しており、Amazon UKでもとにかくすこぶる評価が良いです。
とにかくタイトルが素敵なので、物語の予備知識はなしに年末にロンドンの書店の“ヤングアダルト”のコーナーで手に取って購入し、その後数日間かけて一気に読了に至りました。
(ヤングアダルトのコーナーにありましたけど、どっちかというと大人向けの内容だと思うな)
舞台は、現代の英国(Swindon⇄London)。主人公は15歳の少年。
彼はある晩、近所の犬が殺されているのを発見するんですが、それをきっかけに物語は進んでいきます。
ミステリー的な要素もありますし、家族・対人関係をテーマにした人間の内面を描く物語でもあります。
そして、おそらく、この本の1番の特徴は、主人公のクリストファーがアスペルガー症候群である、ということ。 彼の1人称で物語は進んでいくんですが、彼のモノの味方とか考え方、そして対処方法がユニークでその部分にぼくは強くひかれました。
1流のエンターテイメント作品として心から楽しんだだけでなく、
1人の父親として、子どもへの接し方(そして広い意味で人への接し方)を考えさせられた作品でした。
読書の喜びが感じられる1冊ですよ。
あ、そうそう演劇は今、ロンドン(と英国)の舞台で上演中なんですよね。
観に行きたいけど、ロンドン公演最終日が今年の6月か・・・。
チャンスを引き続き虎視眈々と狙っていきます。
川合 亮平
(かわいりょうへい)
通訳者・東京在住
関西の人気テレビ番組で紹介され、累計1万部突破の『なんでやねんを英語で言えますか?』(KADOKAWA)をはじめ、著書・翻訳書・関連書は10冊以上を数える。
通訳者としては直近で東京五輪関連のビジネス会議、アスリート通訳に携わる。その他、歌手のエド・シーラン、映画『ファンタビ』シリーズのエディ・レッドメイン、BBCドラマ『シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、ヒットドラマ『ダウントン・アビー』の主要キャストなど、ミュージシャン、俳優への通訳・インタビューも多数手がけている。