ロイヤル・クレッセントに泊まる
前回ご紹介した、イギリス・バースに三日月状に建ち並ぶ「ロイヤル・クレッセント」は合計30軒のテラスハウスです。今回はこのロイヤル・クレッセント内にあるホテルをご紹介致します。

「ザ・ロイヤル・クレッセント・ホテル」
ロイヤル・クレッセントのちょうど中央にある「No.16」のドア。なんとここがホテルになっているのです。




このカーペット・ステアランナーは、色柄のアクセントはもちろん、空間に重厚感とクラシカルなイギリスらしさを加えてくれる、演出効果抜群のアイテムです。

ジョージアン・マスター・スイート
私の専門は建築です。イギリスのホテルを選ぶ際は、外観はもちろん、インテリアも事前にウェブサイト等で調べ、自分好みの部屋を吟味してから予約をします。このロイヤル・クレッセント・ホテルで私が選んだ部屋は「Georgian Master Suite」、以前から泊まりたかった憧れの部屋です。


淡いサーモンピンク色の壁紙は甘すぎず、エレガントな印象を与えてくれます。
裏庭に面した窓から見える、潤いのある緑と光も大きな魅力です。
インテリア空間を見る、触れる、探る。
私のイギリス建築の愉しみ方のひとつは、「インテリア空間を見て触れて探ること」です。旅行時にはいつも、ペンキのサンプル帳とメジャーを必須アイテムとして携帯しています。使われている色を照らし合わせたり、各部のサイズを測っておくことで、自分自身の愉しみでもありますが、知識を蓄えています。このようにペンキの色の品番や床石のサイズ、造作家具のサイズ等を測定します。もし仮に私にご依頼されるお客様が、「バースのロイヤル・クレッセント・ホテルのジョージアン・マスター・スイートと同じインテリア空間に仕上げて欲しい!」とリクエストされれば、忠実に再現できるほど念入りです。


The Royal Crescent HotelPhoto & Text by Koichi Obi
住所: 16 Royal Crescent, Bath, BA1 2LS
URL:https://www.royalcrescent.co.uk
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小尾 光一
工学院大学工学部建築学科卒業後、輸入住宅会社、リフォーム会社勤務を経て、「地面から生えたような」と形容されるイギリスの家に魅了されて渡英を繰り返し、デザイン・知識の習得とともにイギリス建材の開拓を重ね、2000年にコッツワールドを設立。イギリスであれば何処のエリアの建物も、そしてインテリアも実現するイギリス住宅専門の建築家として活動中。日英協会、イギリスを知る会所属。
著書「英国住宅に魅せられて」
ホームページ:
www.cotsworld.com
ブログ:
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