その広大なスノードニア国立公園の一部をなすタリリン湖は、氷河期に形成された細長い帯状の湖。なだらかな山並みに囲まれた風景は、19世紀のロマン派詩人ジョン・ヘンリー・クリフが謳ったように静謐な癒しそのものです。
登山やウォーキング、サイクリング、釣りなどのアクティビティにはもちろん、ウェールズならではの雄大な風景に身をゆだねるだけでも、自然からのエネルギーを心ゆくまで充填できる事でしょう。
そこで今回は、美しいタリリン湖のほとりに建つ素敵な「ティニコーネル・ホテル」をご案内したいと思います。
現在では母屋だけでなくファームハウスだった小屋も可愛らしいカントリー調の客室となっており、それぞれ湖や丘陵を見晴らす造りが魅力。特に専用バルコニー付きの離れに滞在した場合は、澄んだ湖がまるで自分のもののように広がります。いわばプライベート・ビーチならぬプライベート・レイク!
1800年代の建物とはいえ改築・改装をたびたび経ていますし、数年前に新オーナーによる経営になってからは更に大幅なリニューアルが施されました。現在では客室やレストラン、バーなどは都会のブティック・ホテルに劣らない、洗練された快適さが自慢。しかもペットの犬同伴OK!という懐の深さで、アウトドア派ファミリーにも好評です。
ブレックファーストは軽いコンチネンタルならばビュッフェでお好きなものを。暖かい卵料理やボリューム満点のイングリッシュ・ブレックファーストなどをご所望であれば、テーブルに着いてから注文しましょう。レストランだけでなくホテル全体のスタッフさん方の応対は、さすがウェールズと嬉しくなるような親愛さ。どんなリクエストや質問でも気兼ねなく相談して、いっそう快適なステイを楽しみましょう。
たとえば13世紀にウェールズ王リウェリンが渓谷の上に築いたものの、彼の没後にイングランドから侵攻してきたエドワード1世に略奪された要塞カステル・イ・ベレの城跡は、歴史浪漫を感じたい人に最適です。
アクティブ派にはトリウェリン川の急流を下るホワイトウォーター・ラフティングがお勧め。ウェットスーツなど一式とともにスタッフが先導してくれるので、初心者でも安全です。
希少なお酒が好きならば、数々の賞に輝くアルティザンなジン醸造所「ダヴィ・ジン」を訪ねてみるのはいかが?芳醇なハーブが香るジンを持ち帰って、旅の思い出とともにグラスを傾けるのもオツなもの。
スノードニア国立公園ならではの魅力に溢れる「ティニコーネル・ホテル」で、心癒される時間を過ごしてくださいね!
取材協力:取材協力:英国政府観光庁(VisitBritain)およびウェールズ観光庁(VisitWales)
関連URL:
VisitBritain(日本語)
https://www.visitbritain.com/jp/ja
VisitWales
https://www.visitwales.com
ティニコーネル・ホテル
https://tynycornel.co.uk
ナショナル・ホワイトウォーター・ラフティング・センター
https://www.nationalwhitewatercentre.co.uk
ダヴィ・ジン蒸留所
https://www.dyfidistillery.com
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