こんにちは、川合亮平です。
唐突ですが、あなたの「今年の夏、楽しかったことベスト3」はなんでしょうか?
誰に聞かれるでもなく僕のベスト3を発表しますと、
◯ ポーランドの親戚の家にBBQに招かれて、次々焼きあがってくるソーセージを片っぱしから口に運んだこと。
そのソーセージの肉汁が小籠包なみにすごかったこと。
小籠包ってあんまり食べたことないんですけどね(←どないやねん)。
◯ スコットランド・エディンバラでランチとしてフィッシュ&チップスを食べ、
同日の夕食にスコットランド・ダンディーに移動して、再びフィッシュ&チップスを“自分の意思で”選んで食べたこと。
自身初のフィッシュ&チップス ダブルヘッダーを敢行。
◯ スコットランド・グラスゴーの野外音楽イベント:Summer Nights at the Bandstandに行ったこと。
Summer Nights at the Bandstandは今年で6回目の開催となるグラスゴーの夏を彩る野外音楽イベント。
2週間に渡って開催されます。
場所は、グラスゴーのケルビングローブ・パーク内の野外音楽堂。
ちなみに隣接するケルビングローブ美術館・博物館はイギリスの中の数ある美術館・博物館の中でも評価の高い場所なんですよ。
その日のメインアクトTeenage Fanclubも名前を聞いたことがある程度だったので、僕は特別期待感も持たず開演を待っていました。
いや、パフォーマンスに対しての期待は特になかったんですが、
「雨よ、降らないでおくれ」という期待は確かにありました。
天気予報的には雨だったし、開演が近くにつれて、確実に雨の気配が漂ってきていましたので。
“土砂降り”のことを英語の表現で、”raining like cats and dogs”と言ったりしますが、会場で無料で配られたポンチョ(雨具)を着た僕の頭頂に降り注ぐ雨は、猫や犬の肉球で連打されているのかという程の激しさで、雨音のせいで音楽がかき消されるほど・・・。 (猫や犬の肉球で頭を叩かれたことは実際にはありませんが)
しかし!
マンチェスター出身のスリーピース・ロックバンド:Nile Marrがそのミュージックを鳴らした瞬間、僕は雷に打たれたような衝撃を受けたのです。
個人的好みド真ん中のミュージックではないか。
止む気配なく僕の頭を叩き続ける雨、足元に置いたバックパックの中にどんどん染み込んで行く雨、確実にぐしょぐしょになっていくズボン・靴・靴下、気温が下がる中、薄着で身を寄せ合う僕の視界の若いカップル、そんな要素がすべて掛け値無しの祝福すべき出来事のように感じられるほど、Nile Marrが繰り出すミュージックに血湧き肉躍りました。
ライブ・ミュージックの威力を痛感し、新しいミュージックとの出会いに心から感謝した一夜となりました。
同時に、ここ10年ほど、自分の心が打算なしに純粋に求める場所に足を運ぶことを怠っていたな、と気づかされました。
ぼんやりしてたら時間はどんどん過ぎて行ってしまう。
もっと街に出ないと、もっと体感しないと、もっと純粋な好奇心に従わないと。
自分の心踊ることをしないとダメですね、
そんな風に今は思っています。
それにしても、ライブ会場で“ドリンクチケット”を手売りしていたアルバイトの学生風の女の子や男の子たち。
多分高校生くらいでしょうか、雨に濡れながら勤労してたんですが、如何せん、雨やわ寒いやわでドリンクチケットを彼らから買い求める人は僕が見る限り、ほとんどいませんでした。
彼らの給与が歩合制でなかったことを願うばかりです。
まあでも、それも青春か。
そうなのかい、グラスゴー?
とても快適なステイでしたよ。お勧めできるホテルです。
朝食のバラエティはミニマムだけど必要な食材はしっかりおさえられていて、
僕的にはとても満足度が高いホテルでした。
ロックミュージックの必要要素である“エッジ”が随所に感じられる街でした。
そんなロックな雰囲気は街のいたるところで新鮮な驚きを感じさせてくれる壁画の数々にも起因しているのかもしれません。
では、次回もブリティッシュでロックなストーリーでお会いしましょう。
Keep on rockin’、川合亮平でした。
グラスゴーの最新情報は以下の公式観光サイトでチェック!
People Make Glasgow Website: https://peoplemakeglasgow.com/
Twitter: @peoplemakeGLA
Facebook: @peoplemakeglasgow
ペニーに首ったけ 〜グラスゴーのできたてビール〜
フィッシュ&チップス&ドーナツ
唐突ですが、あなたの「今年の夏、楽しかったことベスト3」はなんでしょうか?
誰に聞かれるでもなく僕のベスト3を発表しますと、
◯ ポーランドの親戚の家にBBQに招かれて、次々焼きあがってくるソーセージを片っぱしから口に運んだこと。
そのソーセージの肉汁が小籠包なみにすごかったこと。
小籠包ってあんまり食べたことないんですけどね(←どないやねん)。
◯ スコットランド・エディンバラでランチとしてフィッシュ&チップスを食べ、
同日の夕食にスコットランド・ダンディーに移動して、再びフィッシュ&チップスを“自分の意思で”選んで食べたこと。
自身初のフィッシュ&チップス ダブルヘッダーを敢行。
◯ スコットランド・グラスゴーの野外音楽イベント:Summer Nights at the Bandstandに行ったこと。
Summer Nights at the Bandstand
2週間に渡って開催されます。
場所は、グラスゴーのケルビングローブ・パーク内の野外音楽堂。
ちなみに隣接するケルビングローブ美術館・博物館はイギリスの中の数ある美術館・博物館の中でも評価の高い場所なんですよ。
会場に着いてタイムテーブルを確認すると、オープニングアクトとして“Nile Marr”という名が記されていました。
「Nile Marrか・・・、知らんなぁ」。その日のメインアクトTeenage Fanclubも名前を聞いたことがある程度だったので、僕は特別期待感も持たず開演を待っていました。
いや、パフォーマンスに対しての期待は特になかったんですが、
「雨よ、降らないでおくれ」という期待は確かにありました。
天気予報的には雨だったし、開演が近くにつれて、確実に雨の気配が漂ってきていましたので。
グラスゴー出身のバンド:Teenage Fanclub目当てのお客さんが多いとみえて、オープニング時の客席はまばら。
そして、開始直前からとうとう降り出した雨・・・。気温もどんどん下がっていきます。
スコットランドは真夏の季節でも夜は日中に比べて極端に気温が下がる日が少なくなく、しかも雨が降ったりすると、しっかりした耐寒着が必要になることを僕は2年前のエディンバラ・ミリタリータトゥー(という有名な野外イベント)で学んでいたので、真冬用のジャケットを着て行ってました。 オープニングアクトのNile Marr登場!そして、雨はより一層激しさを増す!
Nile Marrが登場した頃には、土砂降りに。“土砂降り”のことを英語の表現で、”raining like cats and dogs”と言ったりしますが、会場で無料で配られたポンチョ(雨具)を着た僕の頭頂に降り注ぐ雨は、猫や犬の肉球で連打されているのかという程の激しさで、雨音のせいで音楽がかき消されるほど・・・。 (猫や犬の肉球で頭を叩かれたことは実際にはありませんが)
しかし!
マンチェスター出身のスリーピース・ロックバンド:Nile Marrがそのミュージックを鳴らした瞬間、僕は雷に打たれたような衝撃を受けたのです。
個人的好みド真ん中のミュージックではないか。
止む気配なく僕の頭を叩き続ける雨、足元に置いたバックパックの中にどんどん染み込んで行く雨、確実にぐしょぐしょになっていくズボン・靴・靴下、気温が下がる中、薄着で身を寄せ合う僕の視界の若いカップル、そんな要素がすべて掛け値無しの祝福すべき出来事のように感じられるほど、Nile Marrが繰り出すミュージックに血湧き肉躍りました。
同時に、ここ10年ほど、自分の心が打算なしに純粋に求める場所に足を運ぶことを怠っていたな、と気づかされました。
ぼんやりしてたら時間はどんどん過ぎて行ってしまう。
もっと街に出ないと、もっと体感しないと、もっと純粋な好奇心に従わないと。
自分の心踊ることをしないとダメですね、
そんな風に今は思っています。
それにしても、ライブ会場で“ドリンクチケット”を手売りしていたアルバイトの学生風の女の子や男の子たち。
多分高校生くらいでしょうか、雨に濡れながら勤労してたんですが、如何せん、雨やわ寒いやわでドリンクチケットを彼らから買い求める人は僕が見る限り、ほとんどいませんでした。
彼らの給与が歩合制でなかったことを願うばかりです。
まあでも、それも青春か。
そうなのかい、グラスゴー?
ホテルもロックだぜ
今回グラスゴーでお世話になったホテルは、イビス スタイルズ グラスゴー センター ウエスト、音楽テーマを前面に押し出したロックでお洒落なホテルです。
2018年オープンの新しいホテルなので設備も最新、そして清潔。とても快適なステイでしたよ。お勧めできるホテルです。
ある日の朝食
三ツ星でリーズナブルなわりに、新しいから設備が整ってるし、街の真ん中にあるし、朝食のバラエティはミニマムだけど必要な食材はしっかりおさえられていて、
僕的にはとても満足度が高いホテルでした。
街もロックだぜ
グラスゴーの街はどこか尖ってる、ロックミュージックの必要要素である“エッジ”が随所に感じられる街でした。
そんなロックな雰囲気は街のいたるところで新鮮な驚きを感じさせてくれる壁画の数々にも起因しているのかもしれません。
Keep on rockin’、川合亮平でした。
グラスゴーの最新情報は以下の公式観光サイトでチェック!
People Make Glasgow Website: https://peoplemakeglasgow.com/
Twitter: @peoplemakeGLA
Facebook: @peoplemakeglasgow
お知らせ関連リンク
今回記事にしたグラスゴーのおすすめレストランをはじめ、
ロンドンの最新トレンド、イギリスのおすすめ穴場観光地、
英国ファッションなどをテーマとした
“ここでしか聞けない”トークライブを10月19日(土)に開催します。
場所は、東京青山のBritish Madeさん特設会場。
イギリス好きは、見逃し厳禁のイベントです!
お申し込みと詳細は以下のリンクより:
https://everevo.com/event/51597
ペニーに首ったけ 〜グラスゴーのできたてビール〜
フィッシュ&チップス&ドーナツ
川合 亮平
(かわいりょうへい)
通訳者・東京在住
関西の人気テレビ番組で紹介され、累計1万部突破の『なんでやねんを英語で言えますか?』(KADOKAWA)をはじめ、著書・翻訳書・関連書は10冊以上を数える。
通訳者としては直近で東京五輪関連のビジネス会議、アスリート通訳に携わる。その他、歌手のエド・シーラン、映画『ファンタビ』シリーズのエディ・レッドメイン、BBCドラマ『シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、ヒットドラマ『ダウントン・アビー』の主要キャストなど、ミュージシャン、俳優への通訳・インタビューも多数手がけている。