こんにちは、ぼく川合亮平です。
英国でとある本屋さんに行ってきたことを報告させてください。
ぼくは『四次元本屋さん』と呼んでいます。
正式名称はSCARTHIN BOOKS。
取材目的で英国の街ダービーにある世界遺産の場所を訪れた際、
地元に住む英国人の友人から教えてもらった場所です。
「あぁ、あそこに行くなら、近くに超おすすめのカフェがあるよ。
本屋さんの中にカフェが入ってるんだけどね」と。
それが、SCARTHIN BOOKS。
カフェ好き、本屋さん好きの僕としては嫌が応にも期待感が高まります。
では、行ってみましょうか。
あれ、場所間違えたのかなぁ?
でも名前は確かに合っているはずなんだけど。フロアを全部網羅したけど、本(と、巨大な飼い猫)以外カフェらしきものは全くなかったし。
そもそも、スペース的にカフェの入る余地なんてなさそうなんだけど・・・。
そんな時、ふと目をやった先に・・・・
ゆったり座るスペースあるかしら?とにかく入ってみましょう。だってここにきた目的はカフェでのんびりすることですからね。
四次元スペースにカフェを設置しているとはいえ、地元民の憩いの場所になっているようで、席は全部埋まってます。
ちょっと定員さんに聞いてみます。
「いっぱいですかね?」
「いや、向こうのテラスはまだ席があると思うよ」
いかがでしたでしょうか。
全くの偶然で出会うことができた本屋さんだったんですが、
僕の英国メモリーの中にキラリと光る思い出の場所となりました。
次回は、この本屋さんが位置するCromfordというエリアに僕がやってきた“本来の”目的について書いてみますね。
川合亮平でした。
英国でとある本屋さんに行ってきたことを報告させてください。
ぼくは『四次元本屋さん』と呼んでいます。
正式名称はSCARTHIN BOOKS。
取材目的で英国の街ダービーにある世界遺産の場所を訪れた際、
地元に住む英国人の友人から教えてもらった場所です。
「あぁ、あそこに行くなら、近くに超おすすめのカフェがあるよ。
本屋さんの中にカフェが入ってるんだけどね」と。
それが、SCARTHIN BOOKS。
カフェ好き、本屋さん好きの僕としては嫌が応にも期待感が高まります。
では、行ってみましょうか。
ダービーの街の中心部からバスで30分ほどのCromford(クロムフォード)というエリアの小さな村の中にある本屋さん。
あったあった。見た目はこじんまりしてますね。地元民に愛される本屋さん、という風情。
著者イベントなんかも随時行われているようで、やる気のある本屋さんのようです。
エントランスの看板。
なになに・・・、約10万冊所有、、、約12部屋、、、約4階建・・・。
“約”という表現が気になるな。
それにしてもこのヴォリュームの建物に12部屋もあるの?ホンマ?
なになに・・・、約10万冊所有、、、約12部屋、、、約4階建・・・。
“約”という表現が気になるな。
それにしてもこのヴォリュームの建物に12部屋もあるの?ホンマ?
中はとにかく本だらけ。
狭い階段を上がれど上がれど本だらけ。
最上階まで上って、あぁ、良い景色だこと・・・って、ちょっと待って。
カフェは?
1階に戻って、もう一回上がったんだけど、目に入るのはとにかく本だけで、カフェらしきものは全く見当たらない。カフェは?
あれ、場所間違えたのかなぁ?
でも名前は確かに合っているはずなんだけど。フロアを全部網羅したけど、本(と、巨大な飼い猫)以外カフェらしきものは全くなかったし。
そもそも、スペース的にカフェの入る余地なんてなさそうなんだけど・・・。
そんな時、ふと目をやった先に・・・・
本棚の隙間に地味に見える『CAFÉ』の文字。
どういうこと? 近づいてみると、本棚が少し前に浮き出たようなポジションになってます・・・。
まさかの・・・、
隠し扉か!
いや、でも、この建物自体が決して大きくないし、隠し扉の向こうにカフェがあったとしても、さぞかし小さいんでしょうね。ゆったり座るスペースあるかしら?とにかく入ってみましょう。だってここにきた目的はカフェでのんびりすることですからね。
あれ、意外に奥行きあるみたい・・。
・・・・結構なスペースが広がってる!
どういう構造になってるの、この建物?四次元スペースにカフェを設置しているとはいえ、地元民の憩いの場所になっているようで、席は全部埋まってます。
ちょっと定員さんに聞いてみます。
「いっぱいですかね?」
「いや、向こうのテラスはまだ席があると思うよ」
え?テラス?
この建物の構造にもはや僕の想像力はついていけてません。
テラス・スペースあるのはいいけど、ここも満員みたいだなぁ・・・。
と、何気なく上斜め後ろに目をやると、 テラス・スペースあるのはいいけど、ここも満員みたいだなぁ・・・。
ここにも四次元空間広がってるよ!
僕だけの四次元空間発見なり。
ソイラテを注文、そしてさっきこちらで購入した1ポンド(百三十円程度)のセカンド・ハンド・ペーパーバックがお供。
英国ダービーの田舎にある不思議なカフェにて、夏の午後の贅沢なひと時は過ぎていくのでした・・・。
英国ダービーの田舎にある不思議なカフェにて、夏の午後の贅沢なひと時は過ぎていくのでした・・・。
全くの偶然で出会うことができた本屋さんだったんですが、
僕の英国メモリーの中にキラリと光る思い出の場所となりました。
次回は、この本屋さんが位置するCromfordというエリアに僕がやってきた“本来の”目的について書いてみますね。
川合亮平でした。
お知らせ
新刊が発売になりました。
1時間以内で読めると思います。
僕が英語学習について今語れることは、できるだけ包み隠しなく苦悩とかも含めて、
この中に全部つめこんだつもり。
とはいえ難しいことは全然書いてません(書けないし)。
ご興味ある方は是非チェックしてみてください!
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川合 亮平
(かわいりょうへい)
通訳者・東京在住
関西の人気テレビ番組で紹介され、累計1万部突破の『なんでやねんを英語で言えますか?』(KADOKAWA)をはじめ、著書・翻訳書・関連書は10冊以上を数える。
通訳者としては直近で東京五輪関連のビジネス会議、アスリート通訳に携わる。その他、歌手のエド・シーラン、映画『ファンタビ』シリーズのエディ・レッドメイン、BBCドラマ『シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、ヒットドラマ『ダウントン・アビー』の主要キャストなど、ミュージシャン、俳優への通訳・インタビューも多数手がけている。