こんにちは。イギリス在住大学生のあかねです。
わたしはみなさんご存知の通り、現役大学生として学業に勤しむかたわら、フリーランス(まだまだひよっこなのですが)フォトグラファー、ライターとしてお仕事をさせていただいています。
基本的にイギリスにいるため、日本ベースのクライアントからいただいた案件を日本国外で行う、いわゆる「ノマドワーカー」です。
ノマドとは英語で「nomad」、元々はフランス語で「遊牧民」や「放浪者」を意味する言葉で、「定住地を持たず移動しながら暮らす人」を指します。
(わたしは長らくNO窓=究極に自由なスタイルなのか!と勝手に解釈していました笑)
近年ではこの本来の意味から派生して、「時間と場所にとらわれずに働く人、もしくはそういった働き方」という意味で知られています。
しかし海外ではすでに一種のカルチャーとして確立されており、ノマドたちのコミュニティや魅力的なコワーキングスペースが多く存在します。
今回は、イギリスのコワーキング環境はどれほど整っているのか?気になるノマドというワードにフォーカスしてレポートしていこうと思います。
さあイギリスの画期的なコワーキングスペースに潜入していきますよ〜!
Ziferblatは世界に7ヶ所展開している、コワーキングコミュニティスペース。
つい先日わたしの住んでいるエリアにもオープンされたばかりで、人気が高まってきているホットスポットです!
こちらの場所は、“Pay-as-you-stay Café”(訳:過ごした分だけ支払うカフェ)だと小耳に挟んだのですが、なんだか小洒落た説明ですね。
ドリンクやスイーツはないの?などなど疑問が湧き上がってきますが…
早速行ってみましょう!
エントランスに入ると可愛らしい看板を発見。なんだか親しみの持てる雰囲気で好感度が急上昇。子ども心くすぐられる案内に身を任せ、階段を登っていきます。
“Hiya, are you alright? Have you ever been here before?”
(訳:どうも、こんにちは。こちらには今まで来たことはありますか?)
とっても丁寧に柔らかい物腰でホストをしてくれるのは、こちらのオーナー。
“This is your relaxing home, café with great offers, working space, and everything you need.”
(訳:ここはリラックスできるホーム、カフェ、ワーキングスペース、そしてあなたが必要なすべてを備えています。)
なるほど、居心地のいい雰囲気に包まれた空間で作業するのに最適な場所なのは間違いない。
周りを見渡すと、ひとりで仕事に没頭したり、友達とたわいない話をしながら気ままに過ごしたり、じっくりと本を読んだり、それぞれ自由に楽しんでいるようです。
そして驚きなのが、そのコスパの良さ。分単位で支払うのですが、(1分あたり8ペンス、2時間目以降はさらに安くなります)、1時間の滞在で4.8ポンド、2時間で7.8ポンド。
最大料金は4時間分で、営業時間の11時から20時まで何時間でも過ごすことができます。
そして“Pay-as-you-stay Café” と呼ばれる通り、お金が発生するのは滞在した時間にだけ。バリスタによってサーブされるコーヒーや紅茶などのドリンクや、おやつを無料で、いくらでも好きなだけ楽しむことができるのです!説明を聞きながら思わずニヤリ。
このスペースの使い方と支払いのシステムなど一通りの説明を受けた後、名前と来店した時間をiPad に記録。
そして最後に退出するときに目印として手元に持っておくよう、あるアイテムを選ぶように言われます。
それは時計。様々な形の個性あるコレクションの中から気に入った物をチョイス。
もう動かなくなった時計を、素敵な時間を過ごせるようなゲストの道しるべとして使うことにしたんだそう。また面白いのが、それぞれの時計には名前がついているんです。
コンセプトにもピッタリマッチしているこういった細かい演出がとっても素敵で、名前やころんとしたフォルムにもすっかり愛着が湧いてきます。
まずは中央にある、ひらけたリビングルームのようなスペース。
アートワークやアンティークのランプがセンス良く飾ってあるのも、居心地の良い空間にしているヒント。一番広いこのスペースには、二人掛けのソファやテーブル席が並べられてあります。
そして2つ目は、集中して作業したい人にオススメな部屋。
パソコン作業をするのにちょうど良い高さの長テーブルが置かれており、何人かと一緒にテーブルを囲めるようになっています。
また、ドアを閉じて会議室として利用することもできそうです。
柔らかなカーペットとクッションのようなソファのスペースでは、靴を脱いでごろりと落ち着けそう。うっかり作業中にお昼寝しないように注意ですよ。
部屋の脇には子ども用のおもちゃや絵本が用意されてあるので、親子でくつろぎに来てもいいですね。
居心地のいいお気に入りの場所を決めたら、レセプション横のカフェスペースに寄ってみましょう。ホストが心を込めて用意してくれるドリンクの種類は、コーヒーや豊富なセレクションのティー、あま〜いホットチョコレートまで。
ドリンクスタンドには、これまた目移りしてしまうほどのおやつやスナックが常備されています。イギリス人が大好きなティーのお供のビスケット、チョコレートクッキー、プレッツェル、シリアルやジャムと飽きない品揃え。満足するまでどれも食べ放題とは、なんて魅力的なんでしょう!
さて席について、至福のティータイム。
大学で勉強するにはどこも椅子取り合戦だし、街のスタバは人が集中してごった返して騒がしいし、こんなに落ち着いて作業できるなんてどこを探してもない!まさに家でくつろぐように落ちついて作業ができそう。
ここのところのイギリスは外に出たくなくなるような天気ばかりだけど、ここにはスキップして戻ってきたいくらい!
驚きのコスパの良さと癒しのサービス、素敵なコンセプトを持つZiferblat。
みんなに教えたいけど、自分だけの隠れ家的な場所にしておきたい、そんなノマド生活の秘密の拠点になりそう。
さあ一息入れてお仕事がんばろうっと!
“Ah excuse me, could I have a hot chocolate please?”
(訳:あ、すみません〜おかわりでホットチョコレートください!)
写真を通してまるでイギリスに旅行しているかのような感覚をお届けしています。こちらのチェックもぜひ。
(ストーリーからはイギリス大学生の日常が垣間見れるかも?)
それでは、次回もお楽しみに!Have a lovely weekend
わたしはみなさんご存知の通り、現役大学生として学業に勤しむかたわら、フリーランス(まだまだひよっこなのですが)フォトグラファー、ライターとしてお仕事をさせていただいています。
基本的にイギリスにいるため、日本ベースのクライアントからいただいた案件を日本国外で行う、いわゆる「ノマドワーカー」です。
ノマドとは英語で「nomad」、元々はフランス語で「遊牧民」や「放浪者」を意味する言葉で、「定住地を持たず移動しながら暮らす人」を指します。
(わたしは長らくNO窓=究極に自由なスタイルなのか!と勝手に解釈していました笑)
近年ではこの本来の意味から派生して、「時間と場所にとらわれずに働く人、もしくはそういった働き方」という意味で知られています。
いつでも、どこでも。新しいライフスタイル
「パソコン一台で、好きな場所で自由に働くスタイル」が、ここ数年日本でも浸透してきていますよね。大手企業がリモートワーク制度を導入したことで、オフィス以外で働くという考え方が少しずつ受け入れられるようになってきました。しかし海外ではすでに一種のカルチャーとして確立されており、ノマドたちのコミュニティや魅力的なコワーキングスペースが多く存在します。
今回は、イギリスのコワーキング環境はどれほど整っているのか?気になるノマドというワードにフォーカスしてレポートしていこうと思います。
さあイギリスの画期的なコワーキングスペースに潜入していきますよ〜!
ゆったり過ごせる、隠れ家的コワーキングスペース
つい先日わたしの住んでいるエリアにもオープンされたばかりで、人気が高まってきているホットスポットです!
こちらの場所は、“Pay-as-you-stay Café”(訳:過ごした分だけ支払うカフェ)だと小耳に挟んだのですが、なんだか小洒落た説明ですね。
ドリンクやスイーツはないの?などなど疑問が湧き上がってきますが…
おっうさぎ発見。
ここにも見ぃつけた!
白うさぎを追いかけて2階へ上がると、そこにはこじんまりとしたレセプションがありました。(訳:どうも、こんにちは。こちらには今まで来たことはありますか?)
とっても丁寧に柔らかい物腰でホストをしてくれるのは、こちらのオーナー。
“This is your relaxing home, café with great offers, working space, and everything you need.”
(訳:ここはリラックスできるホーム、カフェ、ワーキングスペース、そしてあなたが必要なすべてを備えています。)
なるほど、居心地のいい雰囲気に包まれた空間で作業するのに最適な場所なのは間違いない。
究極の自由時間と無限のドリンクとおやつ。
ここのユニークなポイントは使い方と料金について。ゲストはその場所の使用料やカフェ代ではなく、「その空間で過ごした時間」にだけ支払います。最大料金は4時間分で、営業時間の11時から20時まで何時間でも過ごすことができます。
そして“Pay-as-you-stay Café” と呼ばれる通り、お金が発生するのは滞在した時間にだけ。バリスタによってサーブされるコーヒーや紅茶などのドリンクや、おやつを無料で、いくらでも好きなだけ楽しむことができるのです!説明を聞きながら思わずニヤリ。
このスペースの使い方と支払いのシステムなど一通りの説明を受けた後、名前と来店した時間をiPad に記録。
そして最後に退出するときに目印として手元に持っておくよう、あるアイテムを選ぶように言われます。
それは時計。様々な形の個性あるコレクションの中から気に入った物をチョイス。
もう動かなくなった時計を、素敵な時間を過ごせるようなゲストの道しるべとして使うことにしたんだそう。また面白いのが、それぞれの時計には名前がついているんです。
作業して、ちょっと休憩。それぞれのニーズに溶け込む空間
この場所は大まかに3つの部屋から成っているのですが、個々のプライベートスペースが守られつつも、ゆったりとした流れが途切れないようなシームレスな空間作りになっています。まずは中央にある、ひらけたリビングルームのようなスペース。
そして2つ目は、集中して作業したい人にオススメな部屋。
また、ドアを閉じて会議室として利用することもできそうです。
シンプルなランプが机にちょこんと。なにかいいアイディアがピンと浮かびそう。
またリビングルームに戻って反対側に進むと、もう一つの部屋があります。 部屋の脇には子ども用のおもちゃや絵本が用意されてあるので、親子でくつろぎに来てもいいですね。
何度でもおかわりしたくなるカフェ
大学で勉強するにはどこも椅子取り合戦だし、街のスタバは人が集中してごった返して騒がしいし、こんなに落ち着いて作業できるなんてどこを探してもない!まさに家でくつろぐように落ちついて作業ができそう。
ここのところのイギリスは外に出たくなくなるような天気ばかりだけど、ここにはスキップして戻ってきたいくらい!
みんなに教えたいけど、自分だけの隠れ家的な場所にしておきたい、そんなノマド生活の秘密の拠点になりそう。
“Ah excuse me, could I have a hot chocolate please?”
(訳:あ、すみません〜おかわりでホットチョコレートください!)
Ziferblat Coventry〜フォトグラフィー作品はこちらのInstagramから〜
営業時間: 毎日11時〜20時
住所: 188 Spon St, Coventry CV1 3BB
ziferblat.co.uk
写真を通してまるでイギリスに旅行しているかのような感覚をお届けしています。こちらのチェックもぜひ。
(ストーリーからはイギリス大学生の日常が垣間見れるかも?)
それでは、次回もお楽しみに!Have a lovely weekend
伴あかね
現役大学生、フォトグラファー。
日本の高校を卒業後、 19歳の時に単身渡英。カメラを片手に英国と日本を行き来し、ノマドフリーランスのフォトグラファーとして活動している。普段は英国大学で写真を専攻しながら、“ヨーロッパの空気を纏う瞬間”をテーマに日常のワンシーンを切り撮る日々。日本食、イギリス英語、ハリーポッターが大好き。
www.akaneban-creative.com